施工の記事一覧
【 電気柵 効果 】電気柵は効果がない?失敗しないためのポイントをご紹介
今や電気柵は、中山間地の野生動物対策だけでなく、都市圏の家庭菜園にも使われるまでに普及してきました。インターネットショップやホームセンターなどでも販売されており、誰でも手軽に購入・設置ができるようになりました。その一方で、仕組みなどの基礎的な情報が把握しきれないまま、半ば自作のようになってしまい、うまくいかないというお問合せを受けることがあります。ここでは、・電気柵の仕組・効果的に設置するためのポイント・設置から収穫までを追いかけた事例 についてもご紹介します。1.電気柵とは1-1.電気柵とは 電気柵(でんきさく)とは、動物に慣れることのない痛み(電気ショック)を経験させて、動物の心理的バリヤー(警戒心)により柵に近寄り難くさせる柵のことです。1-2.なぜ?電気柵は効果があるのか 動物が電気柵ワイヤーに触れることで、電気が動物の体を通って地面に流れ、アースから本器へ流れる電気柵の回路が成立します。これにより強いショックに驚いた動物は、その後心理的に柵に近寄りにくくなります。「+」の電気柵ワイヤーと「-」の地面の両方に触れて初めてショックが発生するので、スズメなどが止まってもショックは受けません。地面に立つ動物が電気柵ワイヤーに接触したときに電気柵の回路が成立し、動物はショックを受けます。(電気柵の回路を成立させる「スイッチ」の役割になります)地面から生えた植物などが触れた場合も回路が成立しますので、電気は流れ、漏電してしまいます。2.効果のない電気柵とは?改善すべきポイントも解説2-1.対象動物にあった柵になっていない 対象動物とは、柵を使用する動物種を意味します。例えば、畑を荒らすイノシシ対策をしたいとなると、対象動物はイノシシになります。パドックで牛を放牧させたいとなると、対象動物はウシになります。それぞれ対象動物ごとに、柵の仕様が異なります。対象動物ごとに適正な仕様で設置しないと、柵の効果は発揮できません。例えば、シカ対策の簡易電気柵であれば、2mのポールを使って、ワイヤーを3段張で設置します。アライグマ対策の簡易電気柵であれば、90cmのポールを使って、ワイヤーを4段張で設置します。このように、使う商品も設置の方法も対象動物によって、大きく異なります。(家畜の放牧の場合は、月齢によっても異なる場合があります)対象動物が複数の場合、それぞれに対応した柵の仕様を検討する必要があります。例えば、シカ、アライグマ兼用の簡易電気柵の場合は6段張を標準としています。2-2.適切に電気が流れていないいくつかの原因が考えられます。アースが不足している、設置場所が乾燥している、ワイヤーと支柱の接触、雑草との接触、ワイヤーの巻きつけが甘い、本器の故障などが考えられます。以下の記事を参考に、問題点を確認し、見つかった場合は即座に解消しましょう。【電気柵 動かない トラブル】原因は機械?それとも柵?(よくある間違った設置事例)参考商品 デジタルボルトメーター(デジタル表示) ご購入はこちら ファームテスター(8段階表示) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら2-3.設置方法に問題がある例えば、斜面から電気柵までの距離が近いと、乗り越えられたり、電気ショックに驚いた動物の逃げ場が失われて柵を壊されたりしてしまう恐れがあります。平地でない場合には、電気柵の下に隙間ができたり、高さが不十分な部分が生じることがあります。特に柵の下に隙間があると、動物は柵の下を掘ったり、くぐったりして、侵入しようとするので注意が必要です。2-4.本器やアースに問題がある本器をワイヤー、アースから取り外し、電気柵用のテスターで本器単体の電圧を計測できます。以下のイメージを参考にしてください。測定の結果によって、どこに問題があるのかを判断するための材料になります。 たとえば、各本器のマニュアルに記載している最大電圧に近い数字(AN90Sの場合は7500V)が出ていれば、本器は正常ということになります。 そうなると、柵のどこか漏電や、アース不足などの問題が起きている可能性が考えられます。 パワーボックスS150センサー(基本アースセット付属) ご購入はこちら ソーラーガード50(オンライン限定モデル) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら2-5.動物に「慣れ」が生じてしまっている 電気柵への「慣れ」が生じた動物を電気柵で防除するのは、非常に難しいです。より出力の強い本器に変更する、段数を追加するなどの手段もありますが、一度侵入できるとわかってしまうと、無理やりにでも侵入する個体もいます。こうした状況にならないよう、日頃から電気柵を適切に管理することが重要になります。3.電気柵の導入事例(センサーカメラとの併用) 2020年に、当別町内でアライグマ対策の電気柵を設置~収穫に至るまでを追いかけた事例をご紹介します。どのような点が成功し、失敗したのか、センサーカメラの撮影結果なども交えてご紹介します。・(はじめに)昨年家庭菜園に大きな被害が発生 自家消費用で2019年300本植えたトウモロコシは半分の150本しか収穫ができず、ブドウも15kg以上穫れていたが2019年はほぼ0だったそうです。・(収穫結果)トウモロコシはほぼ全量(300本)収穫できたそうです。9月に電池交換を忘れてしまったため、ブドウに少し被害が出てしまいましたが、それでも早期収穫で10kgほどとれたそうです。・(センサーカメラの結果)遠隔で画像を確認できる「ファームキャプチャー」を活用。時間帯別でみると、20時から早朝3時までの人気のない時間帯が8割を占めていました。10月以降は、ブドウの熟した匂いを察知してか、ほぼ毎日のようにアライグマが撮影されていました。また、電気柵を回収した後に、収穫から漏れたトウモロコシを狙ってか、頻繁に出没しているのもカメラを撮影したことでわかりました。・(お客様の感想) 電池交換をし忘れていたため、一部被害を受けてしまったが、電気柵は投資額以上の効果があった!センサーカメラの結果にはとても驚いた。自分は知らなかったが、こんなに動物が頻繁に来ていたのかと驚いた。4.まとめ いかがでしょうか。電気柵の効果を発揮できるかどうかは「適切な設置と維持管理」に掛かっています。「電気柵を設置しているのに効かない…」と感じたときは、原因をひとつずつ丁寧にチェックし、改善することで効果を発揮することができます。とはいえ、定期的な管理というのは手間、と感じる方も多いかと思います。設置方法や資材選定を工夫ことで、管理の手間を軽減するノウハウもありますので、お気軽にご相談ください。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【 電気柵 効果 】電気柵は効果がない?失敗しないためのポイントをご紹介
今や電気柵は、中山間地の野生動物対策だけでなく、都市圏の家庭菜園にも使われるまでに普及してきました。インターネットショップやホームセンターなどでも販売されており、誰でも手軽に購入・設置ができるようになりました。その一方で、仕組みなどの基礎的な情報が把握しきれないまま、半ば自作のようになってしまい、うまくいかないというお問合せを受けることがあります。ここでは、・電気柵の仕組・効果的に設置するためのポイント・設置から収穫までを追いかけた事例 についてもご紹介します。1.電気柵とは1-1.電気柵とは 電気柵(でんきさく)とは、動物に慣れることのない痛み(電気ショック)を経験させて、動物の心理的バリヤー(警戒心)により柵に近寄り難くさせる柵のことです。1-2.なぜ?電気柵は効果があるのか 動物が電気柵ワイヤーに触れることで、電気が動物の体を通って地面に流れ、アースから本器へ流れる電気柵の回路が成立します。これにより強いショックに驚いた動物は、その後心理的に柵に近寄りにくくなります。「+」の電気柵ワイヤーと「-」の地面の両方に触れて初めてショックが発生するので、スズメなどが止まってもショックは受けません。地面に立つ動物が電気柵ワイヤーに接触したときに電気柵の回路が成立し、動物はショックを受けます。(電気柵の回路を成立させる「スイッチ」の役割になります)地面から生えた植物などが触れた場合も回路が成立しますので、電気は流れ、漏電してしまいます。2.効果のない電気柵とは?改善すべきポイントも解説2-1.対象動物にあった柵になっていない 対象動物とは、柵を使用する動物種を意味します。例えば、畑を荒らすイノシシ対策をしたいとなると、対象動物はイノシシになります。パドックで牛を放牧させたいとなると、対象動物はウシになります。それぞれ対象動物ごとに、柵の仕様が異なります。対象動物ごとに適正な仕様で設置しないと、柵の効果は発揮できません。例えば、シカ対策の簡易電気柵であれば、2mのポールを使って、ワイヤーを3段張で設置します。アライグマ対策の簡易電気柵であれば、90cmのポールを使って、ワイヤーを4段張で設置します。このように、使う商品も設置の方法も対象動物によって、大きく異なります。(家畜の放牧の場合は、月齢によっても異なる場合があります)対象動物が複数の場合、それぞれに対応した柵の仕様を検討する必要があります。例えば、シカ、アライグマ兼用の簡易電気柵の場合は6段張を標準としています。2-2.適切に電気が流れていないいくつかの原因が考えられます。アースが不足している、設置場所が乾燥している、ワイヤーと支柱の接触、雑草との接触、ワイヤーの巻きつけが甘い、本器の故障などが考えられます。以下の記事を参考に、問題点を確認し、見つかった場合は即座に解消しましょう。【電気柵 動かない トラブル】原因は機械?それとも柵?(よくある間違った設置事例)参考商品 デジタルボルトメーター(デジタル表示) ご購入はこちら ファームテスター(8段階表示) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら2-3.設置方法に問題がある例えば、斜面から電気柵までの距離が近いと、乗り越えられたり、電気ショックに驚いた動物の逃げ場が失われて柵を壊されたりしてしまう恐れがあります。平地でない場合には、電気柵の下に隙間ができたり、高さが不十分な部分が生じることがあります。特に柵の下に隙間があると、動物は柵の下を掘ったり、くぐったりして、侵入しようとするので注意が必要です。2-4.本器やアースに問題がある本器をワイヤー、アースから取り外し、電気柵用のテスターで本器単体の電圧を計測できます。以下のイメージを参考にしてください。測定の結果によって、どこに問題があるのかを判断するための材料になります。 たとえば、各本器のマニュアルに記載している最大電圧に近い数字(AN90Sの場合は7500V)が出ていれば、本器は正常ということになります。 そうなると、柵のどこか漏電や、アース不足などの問題が起きている可能性が考えられます。 パワーボックスS150センサー(基本アースセット付属) ご購入はこちら ソーラーガード50(オンライン限定モデル) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら2-5.動物に「慣れ」が生じてしまっている 電気柵への「慣れ」が生じた動物を電気柵で防除するのは、非常に難しいです。より出力の強い本器に変更する、段数を追加するなどの手段もありますが、一度侵入できるとわかってしまうと、無理やりにでも侵入する個体もいます。こうした状況にならないよう、日頃から電気柵を適切に管理することが重要になります。3.電気柵の導入事例(センサーカメラとの併用) 2020年に、当別町内でアライグマ対策の電気柵を設置~収穫に至るまでを追いかけた事例をご紹介します。どのような点が成功し、失敗したのか、センサーカメラの撮影結果なども交えてご紹介します。・(はじめに)昨年家庭菜園に大きな被害が発生 自家消費用で2019年300本植えたトウモロコシは半分の150本しか収穫ができず、ブドウも15kg以上穫れていたが2019年はほぼ0だったそうです。・(収穫結果)トウモロコシはほぼ全量(300本)収穫できたそうです。9月に電池交換を忘れてしまったため、ブドウに少し被害が出てしまいましたが、それでも早期収穫で10kgほどとれたそうです。・(センサーカメラの結果)遠隔で画像を確認できる「ファームキャプチャー」を活用。時間帯別でみると、20時から早朝3時までの人気のない時間帯が8割を占めていました。10月以降は、ブドウの熟した匂いを察知してか、ほぼ毎日のようにアライグマが撮影されていました。また、電気柵を回収した後に、収穫から漏れたトウモロコシを狙ってか、頻繁に出没しているのもカメラを撮影したことでわかりました。・(お客様の感想) 電池交換をし忘れていたため、一部被害を受けてしまったが、電気柵は投資額以上の効果があった!センサーカメラの結果にはとても驚いた。自分は知らなかったが、こんなに動物が頻繁に来ていたのかと驚いた。4.まとめ いかがでしょうか。電気柵の効果を発揮できるかどうかは「適切な設置と維持管理」に掛かっています。「電気柵を設置しているのに効かない…」と感じたときは、原因をひとつずつ丁寧にチェックし、改善することで効果を発揮することができます。とはいえ、定期的な管理というのは手間、と感じる方も多いかと思います。設置方法や資材選定を工夫ことで、管理の手間を軽減するノウハウもありますので、お気軽にご相談ください。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【雪 電気柵】積雪地でも電気柵は使える? 注意すべきポイントと豪雪地帯での導入事例をご紹介
日本における豪雪地帯は、日本全体の面積の51%程度といわれており、ほぼ半分の地域が積雪を伴う環境にあります。(引用:(参考資料)豪雪地帯の現状 - 国土交通省)そんな中、稀に以下のようなお問合せを受けます。「雪が降っても電気柵は使える?」「真冬でも電気柵を使いたいけど、どう設置すれば良い?」この記事では、電気柵の仕組みに関する基礎的な知識から、積雪地での設置・管理方法や導入事例についてご紹介いたします。1.電気柵の仕組みまずは、電気柵の仕組みからご紹介します。電気柵は、野生動物対策として幅広く利用されており、中山間地の田畑や牧場の周囲でよく見かけます。電気柵の仕組みとして、 動物が電気柵ワイヤーに触れることで、電気が動物の体を通って地面に流れ、アースから本器へ流れる電気柵の回路が成立します。これにより強いショックに驚いた動物は、その後心理的に柵に近寄りにくくなります。参考記事・【間違えない・失敗しないため】電気柵の設置方法とワンポイントアドバイス(動画あり)2.積雪地で電気柵を使用するとどうなる? 前項をふまえ、積雪地で電気柵を設置すると、どのようなことが起きるか、主なポイントをご説明します。1-1.アースの効果が薄れれてしまう 特に、豪雪地域のように何十センチも降り積もると、地面の上に雪の層ができます。また、冬に氷点下まで気温が下がる寒冷地では、積雪が少なくても土壌凍結(土の中にある水分が凍ること)を起こします。このような現象が起こると、電気柵におけるアースの効果が薄れてしまいます。そのため、ワイヤーに適切な電気が流れていても、動物に与えるショックが小さくなり、侵入や脱柵を許してしまう可能性があります。参考記事・【電気柵 アース】アースは必要?仕組みやよくあるお問合せをご紹介参考商品 基本アースセット ご購入はこちら アース棒(90cm) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら1-2.柵の破損につながる 電気柵の支柱は、動物が衝突した際の衝撃を柵全体で緩和するため、しなりやすい構造であることが重要です。しかし、積雪が多い地域では、雪解け時に一気に負荷がかかることで支柱が折れたり、ワイヤーが切れたりする恐れがあります。そのため、多雪・豪雪地域では、電気柵の支柱やワイヤーを回収することが基本となります。1-3.ソーラーパネルの効率が下がる 電気柵の電源にバッテリーとソーラーパネルを併用して使われている方は多いと思います。パネル面に雪が積もると太陽光を受けることができず、発電効率が下がってしまいます。長期間放置するとバッテリーがなくなってしまう恐れがあります。2.積雪地における電気柵設置事例 前述した通り、積雪地で電気柵を使用することは容易ではありません。使用する場合は、積雪量や環境に応じた設置・管理方法が必要になります。ただ、それでも「野生動物被害を防ぐためにどうしても電気柵を設置したい」「金網やフェンスでは高額になる・・・費用を抑えたい」といった切実なお声もいただきます。そのような場合、「恒久電気柵(こうきゅうでんきさく)」があります。2-1.恒久電気柵(こうきゅうでんきさく)とは? 耐久性に優れており、フェンシングワイヤー(高張力鋼線)を使用した恒久柵は20年以上設置されている事例もあります。また、インサルウッド(絶縁性の高い木)のバトンを使用することで農村らしい、景観的にも優れたフェンスに仕上がります。積雪の多い地域では倒伏することで、破損を防ぎ、春先に柵上げをするだけで簡単に管理ができます。参考記事・恒久柵(こうきゅうさく)2-2.事例|鹿対策電気柵 北海道内での設置事例です。地域一帯が山に囲まれており、シカによる農作物被害が急増している状況でした。さらに、積雪も2m近く降る豪雪地帯で、農家さんが個別に電気柵を設置すると膨大な費用がかかるため、地域一帯を囲うように恒久電気柵を設置しています。ここでは、インサルウッドではなくグラスファイバー製の「グラファイ ポール」を採用しています。グラファイ ポールはインサルウッドよりも細く・軽量で安価なため、よりコストを下げるだけでなく、なるべく地域の農家さん同士で維持管理していくための手間を軽減しています。冬季間は柵全体を倒伏して、春先になると再び柵を立ち上げることで、豪雪による破損を防いでいます。参考商品 グラファイポール10型2000mm10本束(直径10mm 長さ2000mm)※クリップ別売 ご購入はこちら クリップ10型 50個入(グラファイポール10型用 通常タイプ )※ポール別売 ご購入はこちら その他製品は >>>こちら・参考記事簡易恒久柵(かんいこうきゅうさく)2-3.事例|牛用電気柵(放牧) 弊社実験農場(デモファーム)での事例です。毎年牛や羊などの家畜を導入しながら、新しい電気柵の設置試験や社内・社外研修の場として活用しています。 約10haの敷地に恒久柵を設置しています。毎年春にスタッフが柵上げ(倒伏した柵を起こすこと)を行い、雪が降る前に倒伏しています。20年近く使用していますが、補修するところは毎年ごく一部で、主にその年に入った新人スタッフが研修として、補修・管理しています。参考商品 インサルウッド#1090(絶縁性木柱) ご購入はこちら [インサルウッド固定部品]パーマネント用ワイヤータイ100個入 ご購入はこちら その他製品は >>>こちら2-4.その他事例|バイパスワイヤーを使った事例 北海道内の事例です。鹿対策として導入いただきました。さきほどの恒久柵と違う点として、まず、支柱は一度設置したら回収しなくて済むよう単管に。電気柵ワイヤーは「バイパスワイヤー」を使用しました。バイパスワイヤーは鉄線のワイヤーを編んだ電気柵ワイヤーです。恒久柵で使用するフェンシングワイヤーほど固くなく、柔軟性があるため施工がしやすいワイヤーです。恒久柵のように、積雪による破損を防ぐために倒伏を行えるよう設計しました。雪が降る前に、緊張を弛めてワイヤーを地面に倒します。雪が解けたら、緊張をかけてワイヤーを再度ピンと張ります。このようにワイヤーを「回収」するのではなく「倒伏」 することで、積雪による破損を防ぐことができます。ポリワイヤーを使う一般的な「簡易電気柵」よりもコスト面がかかってしまいますが、豪雪地帯ではこのような電気柵の張り方も可能です。参考商品...
【雪 電気柵】積雪地でも電気柵は使える? 注意すべきポイントと豪雪地帯での導入事例をご紹介
日本における豪雪地帯は、日本全体の面積の51%程度といわれており、ほぼ半分の地域が積雪を伴う環境にあります。(引用:(参考資料)豪雪地帯の現状 - 国土交通省)そんな中、稀に以下のようなお問合せを受けます。「雪が降っても電気柵は使える?」「真冬でも電気柵を使いたいけど、どう設置すれば良い?」この記事では、電気柵の仕組みに関する基礎的な知識から、積雪地での設置・管理方法や導入事例についてご紹介いたします。1.電気柵の仕組みまずは、電気柵の仕組みからご紹介します。電気柵は、野生動物対策として幅広く利用されており、中山間地の田畑や牧場の周囲でよく見かけます。電気柵の仕組みとして、 動物が電気柵ワイヤーに触れることで、電気が動物の体を通って地面に流れ、アースから本器へ流れる電気柵の回路が成立します。これにより強いショックに驚いた動物は、その後心理的に柵に近寄りにくくなります。参考記事・【間違えない・失敗しないため】電気柵の設置方法とワンポイントアドバイス(動画あり)2.積雪地で電気柵を使用するとどうなる? 前項をふまえ、積雪地で電気柵を設置すると、どのようなことが起きるか、主なポイントをご説明します。1-1.アースの効果が薄れれてしまう 特に、豪雪地域のように何十センチも降り積もると、地面の上に雪の層ができます。また、冬に氷点下まで気温が下がる寒冷地では、積雪が少なくても土壌凍結(土の中にある水分が凍ること)を起こします。このような現象が起こると、電気柵におけるアースの効果が薄れてしまいます。そのため、ワイヤーに適切な電気が流れていても、動物に与えるショックが小さくなり、侵入や脱柵を許してしまう可能性があります。参考記事・【電気柵 アース】アースは必要?仕組みやよくあるお問合せをご紹介参考商品 基本アースセット ご購入はこちら アース棒(90cm) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら1-2.柵の破損につながる 電気柵の支柱は、動物が衝突した際の衝撃を柵全体で緩和するため、しなりやすい構造であることが重要です。しかし、積雪が多い地域では、雪解け時に一気に負荷がかかることで支柱が折れたり、ワイヤーが切れたりする恐れがあります。そのため、多雪・豪雪地域では、電気柵の支柱やワイヤーを回収することが基本となります。1-3.ソーラーパネルの効率が下がる 電気柵の電源にバッテリーとソーラーパネルを併用して使われている方は多いと思います。パネル面に雪が積もると太陽光を受けることができず、発電効率が下がってしまいます。長期間放置するとバッテリーがなくなってしまう恐れがあります。2.積雪地における電気柵設置事例 前述した通り、積雪地で電気柵を使用することは容易ではありません。使用する場合は、積雪量や環境に応じた設置・管理方法が必要になります。ただ、それでも「野生動物被害を防ぐためにどうしても電気柵を設置したい」「金網やフェンスでは高額になる・・・費用を抑えたい」といった切実なお声もいただきます。そのような場合、「恒久電気柵(こうきゅうでんきさく)」があります。2-1.恒久電気柵(こうきゅうでんきさく)とは? 耐久性に優れており、フェンシングワイヤー(高張力鋼線)を使用した恒久柵は20年以上設置されている事例もあります。また、インサルウッド(絶縁性の高い木)のバトンを使用することで農村らしい、景観的にも優れたフェンスに仕上がります。積雪の多い地域では倒伏することで、破損を防ぎ、春先に柵上げをするだけで簡単に管理ができます。参考記事・恒久柵(こうきゅうさく)2-2.事例|鹿対策電気柵 北海道内での設置事例です。地域一帯が山に囲まれており、シカによる農作物被害が急増している状況でした。さらに、積雪も2m近く降る豪雪地帯で、農家さんが個別に電気柵を設置すると膨大な費用がかかるため、地域一帯を囲うように恒久電気柵を設置しています。ここでは、インサルウッドではなくグラスファイバー製の「グラファイ ポール」を採用しています。グラファイ ポールはインサルウッドよりも細く・軽量で安価なため、よりコストを下げるだけでなく、なるべく地域の農家さん同士で維持管理していくための手間を軽減しています。冬季間は柵全体を倒伏して、春先になると再び柵を立ち上げることで、豪雪による破損を防いでいます。参考商品 グラファイポール10型2000mm10本束(直径10mm 長さ2000mm)※クリップ別売 ご購入はこちら クリップ10型 50個入(グラファイポール10型用 通常タイプ )※ポール別売 ご購入はこちら その他製品は >>>こちら・参考記事簡易恒久柵(かんいこうきゅうさく)2-3.事例|牛用電気柵(放牧) 弊社実験農場(デモファーム)での事例です。毎年牛や羊などの家畜を導入しながら、新しい電気柵の設置試験や社内・社外研修の場として活用しています。 約10haの敷地に恒久柵を設置しています。毎年春にスタッフが柵上げ(倒伏した柵を起こすこと)を行い、雪が降る前に倒伏しています。20年近く使用していますが、補修するところは毎年ごく一部で、主にその年に入った新人スタッフが研修として、補修・管理しています。参考商品 インサルウッド#1090(絶縁性木柱) ご購入はこちら [インサルウッド固定部品]パーマネント用ワイヤータイ100個入 ご購入はこちら その他製品は >>>こちら2-4.その他事例|バイパスワイヤーを使った事例 北海道内の事例です。鹿対策として導入いただきました。さきほどの恒久柵と違う点として、まず、支柱は一度設置したら回収しなくて済むよう単管に。電気柵ワイヤーは「バイパスワイヤー」を使用しました。バイパスワイヤーは鉄線のワイヤーを編んだ電気柵ワイヤーです。恒久柵で使用するフェンシングワイヤーほど固くなく、柔軟性があるため施工がしやすいワイヤーです。恒久柵のように、積雪による破損を防ぐために倒伏を行えるよう設計しました。雪が降る前に、緊張を弛めてワイヤーを地面に倒します。雪が解けたら、緊張をかけてワイヤーを再度ピンと張ります。このようにワイヤーを「回収」するのではなく「倒伏」 することで、積雪による破損を防ぐことができます。ポリワイヤーを使う一般的な「簡易電気柵」よりもコスト面がかかってしまいますが、豪雪地帯ではこのような電気柵の張り方も可能です。参考商品...
【太陽光発電所 フェンス】積雪が多い北海道エリアでの侵入防止柵設置事例
最近は市街地でもみられるようになった太陽光発電所。その光景をみて、エコやクリーンな印象を持つ人は多いのではないでしょうか。一方、守らなければいけない様々なルールがあることはご存じでしょうか。その中でも、フェンスの重要性が増してきています。ここでは、太陽光発電所の基礎的な情報と、弊社侵入防止柵の設置事例を交えてご紹介します。1.太陽光発電所とは太陽の光を利用して、電気を生み出す発電施設です。ソーラーパネル(太陽光パネル)にあたった光エネルギーを電気に変換します。二酸化炭素を排出しない発電方法のため、再生可能エネルギーやクリーンエネルギーの代表的な例として、全国各地で導入されています。生み出された電力は、自家消費として利用する場合もあれば、電力会社に売電する場合もあります。2.なぜ?太陽光発電所にフェンスが必要な理由 2017年から改正FIT法が施行されました。改正の要因は、急拡大する太陽光発電への偏りや未稼働のままになっている設備、不明確な事業計画など、多くの課題が浮き彫りになりました。そのため、適切なメンテナンスと安全な運用を行うための新たなルールが追加されたのが、「改正FIT法」でした。(出典:FIT法改正で私たちの生活はどうなる? - 資源エネルギー庁)その中で「フェンスの設置義務」が盛り込まれることになりました。これにより、一定の規模位以上のソーラーパネルの周囲に、侵入防止用のフェンスを設置しなければ稼働できないことになりました。3.フェンスを設置するうえでのポイント フェンスといっても、なんでも良いというわけではありません。一定の基準が設けられており、ロープなどの簡易的なものではないこと、容易に入れない高さであること、簡単に取り除けない頑丈な材料を使用することなど、いくつかの条件があります。(出典:事業計画策定ガイドライン (太陽光発電) - 資源エネルギー庁)4.フィールドフェンス設置事例(北海道内/太陽光発電所)弊社としても各地で事例はありますが、今回は積雪が多い北海道内で、設計から施工まで一貫して手掛けた事例をご紹介します。フェンス部分はフィールドフェンスを採用しています。フィールドフェンスは、もともとは、野生動物の侵入防止や家畜の放牧のために開発された金網(かなあみ)です。一般的なメッシュ柵等と異なる点として、大きく以下の点が挙げられます。(1)「動物がぶつかっても壊れにくい」特殊なフェンス フィールドフェンスは、動物がぶつかっても壊れにくい伸縮性のある素材を使用しており、衝撃を吸収して破損を防ぎます。また、フェンスを緊張させることで全体の強度が増します。(2)亜鉛メッキの2倍長持ちする「高耐食特殊メッキ」 ピュアスチールを使用しているため、強度にムラがなく高品質です。また、亜鉛95%とアルミニウム5%の高耐久メッキを施し、耐食性が通常の亜鉛メッキの2倍になっています。(3)結束部の特殊加工「エックスグリップ」 一般的なメッシュ柵は溶接されているものが多く、錆などの劣化や衝撃で破損すると、動物が侵入しやすい空間が一気に広がってしまいます。フィールドフェンスは「エックスグリップ」という特殊な結束方法を採用しており、破損しにくい特殊加工をしています。今回の現場はおよそ50㎝程度の積雪があり、風が強いので場所によっては吹き溜まる可能性があるということでした。そのため、積雪の影響を考慮して高さ1.5mのフィールドフェンスを設置しました。参考商品 【ウシ用】フィールドフェンス 高さ155cm×30m巻 ご購入はこちら シカ用/横線14段】フィールドフェンス 高さ2m×100m巻 ご購入はこちら その他製品は >>>こちらフェンスを固定する支柱は防腐加工した木柱を利用しています。当初は鉄柱も検討していましたが、地盤が柔らかくぬかるみやすいことや、積雪や雪解けによる影響や破損が心配ということだったため、木柱を採用しました。鉄柱と比較して打ち込みの手間はかかりますが、直径が12cm以上のものなので、しっかりと緊張ができ、仕上がりも非常にきれいに施工できました。最後に、メンテナンスのために車両や人の出入りもできるよう、特注の鉄製の門扉も取り付けています。周囲約240mをおよそ1週間で設置完了しました。5.まとめ 太陽光発電所は、クリーンエネルギーとして注目を集めており、全国各地で導入が進んできました。しかし、その設置には様々なルールや安全対策が必要であることを、理解しておく必要があります。今回は、木柱を使った事例ですが、鉄柱を使用した設計・施工も可能です。現場の状況に合わせて、最適な設計をいたしますので、お気軽にお問合せください。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【太陽光発電所 フェンス】積雪が多い北海道エリアでの侵入防止柵設置事例
最近は市街地でもみられるようになった太陽光発電所。その光景をみて、エコやクリーンな印象を持つ人は多いのではないでしょうか。一方、守らなければいけない様々なルールがあることはご存じでしょうか。その中でも、フェンスの重要性が増してきています。ここでは、太陽光発電所の基礎的な情報と、弊社侵入防止柵の設置事例を交えてご紹介します。1.太陽光発電所とは太陽の光を利用して、電気を生み出す発電施設です。ソーラーパネル(太陽光パネル)にあたった光エネルギーを電気に変換します。二酸化炭素を排出しない発電方法のため、再生可能エネルギーやクリーンエネルギーの代表的な例として、全国各地で導入されています。生み出された電力は、自家消費として利用する場合もあれば、電力会社に売電する場合もあります。2.なぜ?太陽光発電所にフェンスが必要な理由 2017年から改正FIT法が施行されました。改正の要因は、急拡大する太陽光発電への偏りや未稼働のままになっている設備、不明確な事業計画など、多くの課題が浮き彫りになりました。そのため、適切なメンテナンスと安全な運用を行うための新たなルールが追加されたのが、「改正FIT法」でした。(出典:FIT法改正で私たちの生活はどうなる? - 資源エネルギー庁)その中で「フェンスの設置義務」が盛り込まれることになりました。これにより、一定の規模位以上のソーラーパネルの周囲に、侵入防止用のフェンスを設置しなければ稼働できないことになりました。3.フェンスを設置するうえでのポイント フェンスといっても、なんでも良いというわけではありません。一定の基準が設けられており、ロープなどの簡易的なものではないこと、容易に入れない高さであること、簡単に取り除けない頑丈な材料を使用することなど、いくつかの条件があります。(出典:事業計画策定ガイドライン (太陽光発電) - 資源エネルギー庁)4.フィールドフェンス設置事例(北海道内/太陽光発電所)弊社としても各地で事例はありますが、今回は積雪が多い北海道内で、設計から施工まで一貫して手掛けた事例をご紹介します。フェンス部分はフィールドフェンスを採用しています。フィールドフェンスは、もともとは、野生動物の侵入防止や家畜の放牧のために開発された金網(かなあみ)です。一般的なメッシュ柵等と異なる点として、大きく以下の点が挙げられます。(1)「動物がぶつかっても壊れにくい」特殊なフェンス フィールドフェンスは、動物がぶつかっても壊れにくい伸縮性のある素材を使用しており、衝撃を吸収して破損を防ぎます。また、フェンスを緊張させることで全体の強度が増します。(2)亜鉛メッキの2倍長持ちする「高耐食特殊メッキ」 ピュアスチールを使用しているため、強度にムラがなく高品質です。また、亜鉛95%とアルミニウム5%の高耐久メッキを施し、耐食性が通常の亜鉛メッキの2倍になっています。(3)結束部の特殊加工「エックスグリップ」 一般的なメッシュ柵は溶接されているものが多く、錆などの劣化や衝撃で破損すると、動物が侵入しやすい空間が一気に広がってしまいます。フィールドフェンスは「エックスグリップ」という特殊な結束方法を採用しており、破損しにくい特殊加工をしています。今回の現場はおよそ50㎝程度の積雪があり、風が強いので場所によっては吹き溜まる可能性があるということでした。そのため、積雪の影響を考慮して高さ1.5mのフィールドフェンスを設置しました。参考商品 【ウシ用】フィールドフェンス 高さ155cm×30m巻 ご購入はこちら シカ用/横線14段】フィールドフェンス 高さ2m×100m巻 ご購入はこちら その他製品は >>>こちらフェンスを固定する支柱は防腐加工した木柱を利用しています。当初は鉄柱も検討していましたが、地盤が柔らかくぬかるみやすいことや、積雪や雪解けによる影響や破損が心配ということだったため、木柱を採用しました。鉄柱と比較して打ち込みの手間はかかりますが、直径が12cm以上のものなので、しっかりと緊張ができ、仕上がりも非常にきれいに施工できました。最後に、メンテナンスのために車両や人の出入りもできるよう、特注の鉄製の門扉も取り付けています。周囲約240mをおよそ1週間で設置完了しました。5.まとめ 太陽光発電所は、クリーンエネルギーとして注目を集めており、全国各地で導入が進んできました。しかし、その設置には様々なルールや安全対策が必要であることを、理解しておく必要があります。今回は、木柱を使った事例ですが、鉄柱を使用した設計・施工も可能です。現場の状況に合わせて、最適な設計をいたしますので、お気軽にお問合せください。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【 電気柵 漏電 】電気柵の下草刈りが面倒...なくせない?管理の手間を軽減する方法や基礎的な...
電気柵において、草木による漏電対策(下草管理)は必須項目です。但し、設置距離が長い場所や山間地では草刈りの手間が大きいため、「もっと楽にできないか」とお問い合わせいただくことがあります。ここでは、・なぜ電気柵において下草管理が必要なのか?・管理を軽減できる手段は?・最新アイテム 通電防草シートのご紹介について、ご説明いたします。1.なぜ電気柵は下草管理が必要なのか? 設置当初はしっかりとした電気が流れていても、時間がたつと地面から伸びてきた草木にワイヤーがかかり、漏電が発生します。漏電すると柵全体の電圧が低下し、動物が触れた際のショックも小さくなります。厄介なのは、ショックが小さいことを覚え、単なる障害物と認識して、くぐり抜ける習慣がついてしまうことです。こうなると、下草管理を行って電圧を高く維持できたとしても、かんたんに侵入や脱柵を許してしまいます。2.下草管理の負担を軽減する手段 設置距離が長い場合や、山間地になると草刈りの手間は大変です。そのため、下草管理は、「電気柵の泣き所」とも言えます。ここでは主な手段についてご紹介します。2-1.除草剤を散布する 柵を設置する前に、設置ライン上に除草剤を散布します。そうすることで、下草の繁茂を抑制し、草刈りの頻度を軽減することができます。但し、除草剤の利用が制限される場所や環境もあるので、周囲の環境を確認しながら利用しましょう。2-2.防草シートを設置する 設置ライン上にシートを設置する手段です。除草剤とは違い、シートが敷かれている限り、下草の繫茂を抑制し続けることができるので、持続性があります。但し、事前の草刈り・整地などの手間がかかることや、除草剤と比べて初期投資がかかる可能性があります。参考商品 【数量限定】電気柵用 防草シート幅60cm×長さ100mセット(固定ピン付属※電気柵本器やワイヤーなどは別売 ご購入はこちら 【数量限定】電気柵用 防草シート幅100cm×長さ100mセット(固定ピン付属※電気柵本器やワイヤーなどは別売) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら2-3.パワーの強い本器を使用する 電気柵において、”電気を送り出すパワー” を示す単位として、「ジュール(J)」というものがあります。(上記イメージはジュールをポンプから押し出される水にたとえています)ジュールが高いということは、長距離で使えるだけでなく、雑草による漏電の影響を受けにくくなります。ジュールが高い本器は、金額的にも少し高額になってしまいます。ただし、何度も草刈り機で下草管理を行う手間や燃料費を考えると、初期投資を高めに設定することで、後々のメンテナンスや管理が楽になる場合があります。参考記事:【効果がない電気柵になっていませんか?】「効かない」「うまくいかない」と思ったときに知っておくべき指標「ジュール(J)」参考商品 パワーボックスX3S(基本アースセット付属) ご購入はこちら パワーボックスX2S(基本アースセット付属) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら3.時代とともに変化する需要 電気柵が普及するにつれ、様々なご意見・ご要望が増えてきました。例えば、田畑の周囲だけでなく、道路際や砂利地など、従来は想定されなかった”アースが取りづらい環境でも設置したい”という要望が増えてきました。また、地域によっては、今まで出没しなかったクマなどの大型動物が頻繁に出没するようになり、”より強力な電気柵を設置したい”など、様々なご要望が増えてきました。4.より電気柵の効果を確実に。通電防草シート こうした状況を鑑みて、新たに「通電防草シート」を開発しました。従来の防草シートと同じく、下草を抑制する性能はそのままに、生地の中に電気を通す性質を持った特殊な繊維「導電ヤーン」を編み込むことで、アースが取りづらい環境でも効果を高められるようになりました。イノシシや熊だけでなく、ハクビシンなどの小動物やサルでも有効になるよう、導電ヤーンは2~3cm間隔で配置されています。さらに令和6年より「鳥獣被害防止総合対策交付金」の補助金対象になったことで、費用の一部が補助されるようになりました。(新設電気柵の地際対策において)出典:鳥獣被害防止総合対策交付金について|令和6年度版※上記は2024年7月現在の情報です。年度によっては補助の条件が変更なる場合がありますので、ご注意ください。参考商品 通電防草シート幅60cm×25m巻(ペグセット※電気柵本器やワイヤーなどは別売)【発注番号2529】 ご購入はこちら 通電防草シート 幅100cm×50m巻(ペグセット※電気柵本器やワイヤーなどは別売)【発注番号2531】 ご購入はこちら その他製品は >>>こちら4-1.設置手順弊社デモファームで試験設置した際の情報をもとに、設置手順をご紹介します。(詳細は動画をご覧ください https://www.youtube.com/shorts/YXO_JQZ57l4)・必要資材ー通電防草シート幅1m×50mーL型アンカーピン 9×250mmーメジャーーハンマーーカッターー軍手(1)設置場所の整地 予め草刈りを行うなど、整地をしましょう。(2)設置のライン決め スタート地点をピンで仮止めして、ラインを決めます。(3)シートの繰り出し 通電防草シートを繰り出します。(4)ピンを打ち込み 1m毎のマーカーを目安にして1m毎に片側にピンを打ちます。 このとき、ピンを抜けにくくするために、斜めに打ちましょう。 シートをしっかり張って、反対側も1m毎にピンで固定します。 真ん中のラインは2m以内に固定します。(5)角の設置方法 大きくカーブするところは、シートを重ね合わせるように設置します。 上のシートの中央、下のシートの中央に切れ目を入れて、 重なった上の部分を下のシートの切れ目に入れ込みます。(6)電気柵支柱を打ち込む 支柱を打ち込む場所はカッターで小さく切り込みをいれます。(7)電圧をチェックする 最後に、導電ヤーンの上で電圧を測ります。設置状況によっても異なりますが、テスターのアースを地面に打ち込むよりも、導電ヤーンにアースを押さえつけて測定したほうが高い電圧が期待できます。 試験設置時は、パワーボックスS500センサー(当時本体だけで出力8700V)を使用し、 導電ヤーン上は約8000V、それ以外の地点では5000V程度の出力でした。電気柵の高い効果を発揮できています。4-2.よくあるご質問Q1:どれぐらい設置時間がかかる?A1:設置環境にもよりますが、特に初めての方は整地も含めると、100mあたり2~3時間程度みていただいたほうが良いでしょう。Q2:整地は必ずしなくてはいけないの?A2:表土を削るくらいがベストです。シートを敷く表面に凸凹があると、シート内部に空気層ができ、空気が入り込んでシートがめくれあがってしまいます。また、削ることはシートが低い位置に張られて、両端がピンだけでなく、土が徐々にかぶさっていき、めくりあがり防止につながります。Q3:大きくカーブする地点はシートを必ず重ねないといけないでしょうか?A3:必須ではありませんが、風によるめくりあがりを防ぐ為に、シートを重ねて止めることは有効な手段になります。導電ヤーン面にかぶせると、一部導電ヤーンが見えなくなりますが、裏面で導電性を確保しているので、問題ありません。5.まとめ 電気柵の管理を省力化したり、環境に応じた効率的な設置方法は、さまざまあります。「なるべく効率的な電気柵を使いたい」や「悩んでいるので一緒に考えてほしい」といった方はお気軽にご相談ください。専門スタッフが最適なプランをご提案させていただきます。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【 電気柵 漏電 】電気柵の下草刈りが面倒...なくせない?管理の手間を軽減する方法や基礎的な...
電気柵において、草木による漏電対策(下草管理)は必須項目です。但し、設置距離が長い場所や山間地では草刈りの手間が大きいため、「もっと楽にできないか」とお問い合わせいただくことがあります。ここでは、・なぜ電気柵において下草管理が必要なのか?・管理を軽減できる手段は?・最新アイテム 通電防草シートのご紹介について、ご説明いたします。1.なぜ電気柵は下草管理が必要なのか? 設置当初はしっかりとした電気が流れていても、時間がたつと地面から伸びてきた草木にワイヤーがかかり、漏電が発生します。漏電すると柵全体の電圧が低下し、動物が触れた際のショックも小さくなります。厄介なのは、ショックが小さいことを覚え、単なる障害物と認識して、くぐり抜ける習慣がついてしまうことです。こうなると、下草管理を行って電圧を高く維持できたとしても、かんたんに侵入や脱柵を許してしまいます。2.下草管理の負担を軽減する手段 設置距離が長い場合や、山間地になると草刈りの手間は大変です。そのため、下草管理は、「電気柵の泣き所」とも言えます。ここでは主な手段についてご紹介します。2-1.除草剤を散布する 柵を設置する前に、設置ライン上に除草剤を散布します。そうすることで、下草の繁茂を抑制し、草刈りの頻度を軽減することができます。但し、除草剤の利用が制限される場所や環境もあるので、周囲の環境を確認しながら利用しましょう。2-2.防草シートを設置する 設置ライン上にシートを設置する手段です。除草剤とは違い、シートが敷かれている限り、下草の繫茂を抑制し続けることができるので、持続性があります。但し、事前の草刈り・整地などの手間がかかることや、除草剤と比べて初期投資がかかる可能性があります。参考商品 【数量限定】電気柵用 防草シート幅60cm×長さ100mセット(固定ピン付属※電気柵本器やワイヤーなどは別売 ご購入はこちら 【数量限定】電気柵用 防草シート幅100cm×長さ100mセット(固定ピン付属※電気柵本器やワイヤーなどは別売) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら2-3.パワーの強い本器を使用する 電気柵において、”電気を送り出すパワー” を示す単位として、「ジュール(J)」というものがあります。(上記イメージはジュールをポンプから押し出される水にたとえています)ジュールが高いということは、長距離で使えるだけでなく、雑草による漏電の影響を受けにくくなります。ジュールが高い本器は、金額的にも少し高額になってしまいます。ただし、何度も草刈り機で下草管理を行う手間や燃料費を考えると、初期投資を高めに設定することで、後々のメンテナンスや管理が楽になる場合があります。参考記事:【効果がない電気柵になっていませんか?】「効かない」「うまくいかない」と思ったときに知っておくべき指標「ジュール(J)」参考商品 パワーボックスX3S(基本アースセット付属) ご購入はこちら パワーボックスX2S(基本アースセット付属) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら3.時代とともに変化する需要 電気柵が普及するにつれ、様々なご意見・ご要望が増えてきました。例えば、田畑の周囲だけでなく、道路際や砂利地など、従来は想定されなかった”アースが取りづらい環境でも設置したい”という要望が増えてきました。また、地域によっては、今まで出没しなかったクマなどの大型動物が頻繁に出没するようになり、”より強力な電気柵を設置したい”など、様々なご要望が増えてきました。4.より電気柵の効果を確実に。通電防草シート こうした状況を鑑みて、新たに「通電防草シート」を開発しました。従来の防草シートと同じく、下草を抑制する性能はそのままに、生地の中に電気を通す性質を持った特殊な繊維「導電ヤーン」を編み込むことで、アースが取りづらい環境でも効果を高められるようになりました。イノシシや熊だけでなく、ハクビシンなどの小動物やサルでも有効になるよう、導電ヤーンは2~3cm間隔で配置されています。さらに令和6年より「鳥獣被害防止総合対策交付金」の補助金対象になったことで、費用の一部が補助されるようになりました。(新設電気柵の地際対策において)出典:鳥獣被害防止総合対策交付金について|令和6年度版※上記は2024年7月現在の情報です。年度によっては補助の条件が変更なる場合がありますので、ご注意ください。参考商品 通電防草シート幅60cm×25m巻(ペグセット※電気柵本器やワイヤーなどは別売)【発注番号2529】 ご購入はこちら 通電防草シート 幅100cm×50m巻(ペグセット※電気柵本器やワイヤーなどは別売)【発注番号2531】 ご購入はこちら その他製品は >>>こちら4-1.設置手順弊社デモファームで試験設置した際の情報をもとに、設置手順をご紹介します。(詳細は動画をご覧ください https://www.youtube.com/shorts/YXO_JQZ57l4)・必要資材ー通電防草シート幅1m×50mーL型アンカーピン 9×250mmーメジャーーハンマーーカッターー軍手(1)設置場所の整地 予め草刈りを行うなど、整地をしましょう。(2)設置のライン決め スタート地点をピンで仮止めして、ラインを決めます。(3)シートの繰り出し 通電防草シートを繰り出します。(4)ピンを打ち込み 1m毎のマーカーを目安にして1m毎に片側にピンを打ちます。 このとき、ピンを抜けにくくするために、斜めに打ちましょう。 シートをしっかり張って、反対側も1m毎にピンで固定します。 真ん中のラインは2m以内に固定します。(5)角の設置方法 大きくカーブするところは、シートを重ね合わせるように設置します。 上のシートの中央、下のシートの中央に切れ目を入れて、 重なった上の部分を下のシートの切れ目に入れ込みます。(6)電気柵支柱を打ち込む 支柱を打ち込む場所はカッターで小さく切り込みをいれます。(7)電圧をチェックする 最後に、導電ヤーンの上で電圧を測ります。設置状況によっても異なりますが、テスターのアースを地面に打ち込むよりも、導電ヤーンにアースを押さえつけて測定したほうが高い電圧が期待できます。 試験設置時は、パワーボックスS500センサー(当時本体だけで出力8700V)を使用し、 導電ヤーン上は約8000V、それ以外の地点では5000V程度の出力でした。電気柵の高い効果を発揮できています。4-2.よくあるご質問Q1:どれぐらい設置時間がかかる?A1:設置環境にもよりますが、特に初めての方は整地も含めると、100mあたり2~3時間程度みていただいたほうが良いでしょう。Q2:整地は必ずしなくてはいけないの?A2:表土を削るくらいがベストです。シートを敷く表面に凸凹があると、シート内部に空気層ができ、空気が入り込んでシートがめくれあがってしまいます。また、削ることはシートが低い位置に張られて、両端がピンだけでなく、土が徐々にかぶさっていき、めくりあがり防止につながります。Q3:大きくカーブする地点はシートを必ず重ねないといけないでしょうか?A3:必須ではありませんが、風によるめくりあがりを防ぐ為に、シートを重ねて止めることは有効な手段になります。導電ヤーン面にかぶせると、一部導電ヤーンが見えなくなりますが、裏面で導電性を確保しているので、問題ありません。5.まとめ 電気柵の管理を省力化したり、環境に応じた効率的な設置方法は、さまざまあります。「なるべく効率的な電気柵を使いたい」や「悩んでいるので一緒に考えてほしい」といった方はお気軽にご相談ください。専門スタッフが最適なプランをご提案させていただきます。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【電気柵 アース】アースは必要?仕組みやよくあるお問合せをご紹介
アースは非常に重要な要素ですが、間違った設置をされたり、不十分なケースが多くみられます。この記事では、・なぜアースが必要?・アースが不十分?どうやって確認する?・正しい設置方法は?について、ご紹介いたします。1.電気柵におけるアースの役割アースは電気柵に不可欠な要素です。以下は、動物がワイヤーに触れて、ショックを受けるまでの一連の流れです。(図中でアースは(4)です)動物が電気柵ワイヤーに触れることで、電気が動物の体を通って地面に流れ、アースから本器へ流れる電気柵の回路が成立します。これにより強いショックに驚いた動物は、その後心理的に柵に近寄りにくくなります。地面に立つ動物が電気柵ワイヤーに接触したときに電気柵の回路が成立し、動物はショックを受けます。参考記事・電気柵とは?2.なぜアースが重要なの?前述した通り、アースが不足していたり、誤った設置をすると、電気柵の回路は成立しません。つまり、動物にショックを与えることができません。そのままにしてしまうと、簡単に野生動物の侵入を許したり、家畜に脱柵されてしまうため、さらなる損失が生じてしまう恐れがあります。電気柵本来の力を十分に発揮するために、アースはきちんと設置しましょう。3.アース不足は、さまざまなトラブルの原因にアースが不十分な場合は、柵の電圧が大きく低下する原因になります。深刻な場合は、手で触ってもほとんどショックを受けない場合があります。また、ラジオにノイズが入るなど、周辺機器に影響が生じることがあります。特に、商用電源(AC100V)を電源に利用されている方は、アース不足が続くと、ACアダプターを破損させる原因になる場合があるため、なるべく早く解消しましょう。4.アースに関する よくあるご質問ここからはよくお問い合わせいただく事項をご紹介します。4-1.打ち込むのが面倒。。。半分ぐらい打ち込めばOK? アースはすべて打ち込みましょう。アースを打ち込む理由は大きく2つあります。ひとつ目は、地中深くのほうが地面が濡れている可能性が高く、よりアースが取りやすくなります。特に、何キロと長距離で柵を設置される場合はアースをしっかり打ち込む重要性は増すでしょう。ふたつ目は、劣化防止のためです。サビが進んで劣化したアースは、本来の効力を失ってしまいます。弊社のアースは伝導性能の高い銅メッキが施されています。地面から出ていると空気に触れる部分が多くなり、サビが進行しやすくなってしまいます。劣化が進みすぎた場合は、できるだけ早めに新しいアースと交換しましょう。4-2.アース不足の時はどうしたら良い? 大きく以下が考えられます。(1)すべて打ち込まれていない場合は、打ち込みしなおす(2)サビや劣化が進んでいる場合は、新しいものと交換する(3)打ち込んでいる場所が砂地などの場合は、アースが取りづらいため、別の場所に打ち込む参考商品 基本アースセット ご購入はこちら アース棒(90cm) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら4-3.オススメの設置場所はある? できるだけ湿った場所が望ましいです。砂地や砂利地などの場所はアースの効果が発揮しづらいので、避けましょう。また、他の電気機器、およびそのアースより10m以上離れた場所を選びましょう。干渉しあい、電波障害を起こす恐れがあります。4-3.アースが不足しているか確認したい。どうすれば良い? ここではデジタルボルトメーターを使用したアース不足の確認方法をご紹介します。詳しくは以下の動画をご覧ください。通電した電気柵ワイヤーに、伝導性の高い金属棒を数本立てかけ、電気柵の電圧が2kv未満になるようにわざと漏電させます。漏電させる箇所は、電気柵本器から100mほど離れた場所で行います。アースが足りている場合、デジタルボルトメーターの値が0.3KV未満であれば、アースは正常に働いています。値が0.3KV以上ある場合は、アースが不足しています。解決手段としては、新しいアースに交換するか、それでも不足する場合はアースを追加する必要があります。4-4.地面がアスファルトや砂利地の場合、どのように電気柵を設置すれば良い?アースリターンシートという商品をご用意してます。テトロン生地に銅線が編み込まれた特殊なシートです。アスファルトやコンクリートのような条件の悪い地面でも、アースを取りやすくなります。もう一つの手段としては、「アースワイヤー リターンシステム」という設置方法があります。プラスとマイナスのワイヤーを、動物が同時に触れるよう設計します。本器の選定や設置などにはノウハウが必要なので、ご興味のある方はまずはご相談ください。(設置環境によっては、向かない場合がございます。予めご了承ください。)5.まとめ 正しく仕組みを理解したうえで設置することで、柵のパフォーマンスを最大限に発揮することができます。また、アースが取りづらい状況でも設置方法を工夫することで、電気柵を設置できる場合があります。専門スタッフがご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【電気柵 アース】アースは必要?仕組みやよくあるお問合せをご紹介
アースは非常に重要な要素ですが、間違った設置をされたり、不十分なケースが多くみられます。この記事では、・なぜアースが必要?・アースが不十分?どうやって確認する?・正しい設置方法は?について、ご紹介いたします。1.電気柵におけるアースの役割アースは電気柵に不可欠な要素です。以下は、動物がワイヤーに触れて、ショックを受けるまでの一連の流れです。(図中でアースは(4)です)動物が電気柵ワイヤーに触れることで、電気が動物の体を通って地面に流れ、アースから本器へ流れる電気柵の回路が成立します。これにより強いショックに驚いた動物は、その後心理的に柵に近寄りにくくなります。地面に立つ動物が電気柵ワイヤーに接触したときに電気柵の回路が成立し、動物はショックを受けます。参考記事・電気柵とは?2.なぜアースが重要なの?前述した通り、アースが不足していたり、誤った設置をすると、電気柵の回路は成立しません。つまり、動物にショックを与えることができません。そのままにしてしまうと、簡単に野生動物の侵入を許したり、家畜に脱柵されてしまうため、さらなる損失が生じてしまう恐れがあります。電気柵本来の力を十分に発揮するために、アースはきちんと設置しましょう。3.アース不足は、さまざまなトラブルの原因にアースが不十分な場合は、柵の電圧が大きく低下する原因になります。深刻な場合は、手で触ってもほとんどショックを受けない場合があります。また、ラジオにノイズが入るなど、周辺機器に影響が生じることがあります。特に、商用電源(AC100V)を電源に利用されている方は、アース不足が続くと、ACアダプターを破損させる原因になる場合があるため、なるべく早く解消しましょう。4.アースに関する よくあるご質問ここからはよくお問い合わせいただく事項をご紹介します。4-1.打ち込むのが面倒。。。半分ぐらい打ち込めばOK? アースはすべて打ち込みましょう。アースを打ち込む理由は大きく2つあります。ひとつ目は、地中深くのほうが地面が濡れている可能性が高く、よりアースが取りやすくなります。特に、何キロと長距離で柵を設置される場合はアースをしっかり打ち込む重要性は増すでしょう。ふたつ目は、劣化防止のためです。サビが進んで劣化したアースは、本来の効力を失ってしまいます。弊社のアースは伝導性能の高い銅メッキが施されています。地面から出ていると空気に触れる部分が多くなり、サビが進行しやすくなってしまいます。劣化が進みすぎた場合は、できるだけ早めに新しいアースと交換しましょう。4-2.アース不足の時はどうしたら良い? 大きく以下が考えられます。(1)すべて打ち込まれていない場合は、打ち込みしなおす(2)サビや劣化が進んでいる場合は、新しいものと交換する(3)打ち込んでいる場所が砂地などの場合は、アースが取りづらいため、別の場所に打ち込む参考商品 基本アースセット ご購入はこちら アース棒(90cm) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら4-3.オススメの設置場所はある? できるだけ湿った場所が望ましいです。砂地や砂利地などの場所はアースの効果が発揮しづらいので、避けましょう。また、他の電気機器、およびそのアースより10m以上離れた場所を選びましょう。干渉しあい、電波障害を起こす恐れがあります。4-3.アースが不足しているか確認したい。どうすれば良い? ここではデジタルボルトメーターを使用したアース不足の確認方法をご紹介します。詳しくは以下の動画をご覧ください。通電した電気柵ワイヤーに、伝導性の高い金属棒を数本立てかけ、電気柵の電圧が2kv未満になるようにわざと漏電させます。漏電させる箇所は、電気柵本器から100mほど離れた場所で行います。アースが足りている場合、デジタルボルトメーターの値が0.3KV未満であれば、アースは正常に働いています。値が0.3KV以上ある場合は、アースが不足しています。解決手段としては、新しいアースに交換するか、それでも不足する場合はアースを追加する必要があります。4-4.地面がアスファルトや砂利地の場合、どのように電気柵を設置すれば良い?アースリターンシートという商品をご用意してます。テトロン生地に銅線が編み込まれた特殊なシートです。アスファルトやコンクリートのような条件の悪い地面でも、アースを取りやすくなります。もう一つの手段としては、「アースワイヤー リターンシステム」という設置方法があります。プラスとマイナスのワイヤーを、動物が同時に触れるよう設計します。本器の選定や設置などにはノウハウが必要なので、ご興味のある方はまずはご相談ください。(設置環境によっては、向かない場合がございます。予めご了承ください。)5.まとめ 正しく仕組みを理解したうえで設置することで、柵のパフォーマンスを最大限に発揮することができます。また、アースが取りづらい状況でも設置方法を工夫することで、電気柵を設置できる場合があります。専門スタッフがご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【牧場のぬかるみ対策】牧道の施工方法・費用は?骨材は?基礎知識を知ろう
牧場では当たり前に見かる牧道(ぼくどう)ですが、どのような形が理想的なのか?資材費や骨材はどうすれば良いのか?海外ではどのように設置されているのか?意外とご存知の方は少ないのではないでしょうか? ここでは、・牧道の基礎知識・対策方法・設置事例についてご紹介します。最後まで読んでいただければ、きっと、牧道に対する見方が変わること間違いなし!の内容をお届けします。1.牧道(ぼくどう)とは?牛舎から放牧地を行き来するための「通路」を意味します。牛などの家畜はもちろん、人やトラクターなどの重機も往来します。そのため、ぬかるみが発生(泥濘化)しやすい箇所といえます。特に、酪農家さんにとっては、放牧地と搾乳施設を移動する際に歩く通路になりますので、軽視することはできません。2.なぜ?牧場でぬかるみが発生する原因とデメリット2-1.主な原因水はけが悪い土壌である=泥炭や粘土質な土壌では、水はけが悪いため、ぬかるみやすいです。 特に積雪が多い地域では、春先に一気に雪解け水が流れ、浸水してしまうケースもあります。家畜やトラクターの往来が多い場所=パドックや牛舎の出入り口など、人や動物の行き来が多いとどうしても地面が削られ、ぬかるみやすくなってしまいます。傾斜やでこぼこした土地には、雨や水がたまりやすい=中山間地では傾斜が多く、場所によっては水がたまりやすい箇所ができてしまいます。2-2.デメリット作業性の低下=歩きにくいので人も家畜も移動に時間がかかってしまいます。乳房炎などの疾病の原因=泥が付着したまま放置してしまうと、乳房炎や蹄病に掛かってしまうリスクがあります。 特に搾乳牛が乳房炎になってしまうと、経営に影響を与えてしまいます。上記に伴うコストや時間浪費=作業性が低下すればトラクターなどの燃料代が余計にかかり、牛が疾病にかかれば治療費がかさみます。 そればかりか、そこに費やす時間まで浪費されてしまいます。なぜ牧道の整備が必要なのか、なんとなくイメージがついてきたのではないでしょうか。単なる道ととらえず、牧道を整備・改善することで、結果的に、牧場全体への利益をもたらすことが期待できます。3.どんな牧道が理想?放牧先進国のニュージーランド(以下 NZ) の牧道を参考にしてみましょう。3-1.牧道幅は5~7mは確保するトラクターなどの作業機のサイズによってはさらに幅を広げる必要があります。ご自身の今後の牧場計画と照らし合わせながら設計しましょう。3-2.牛が怪我しにくい、火山灰などが理想砕石のように尖ったものだと、牛の足や蹄を気づ付けてしまう恐れがあります。3-3.排水性が悪い土壌の場合、土間材などを使う排水性の悪い土壌の場合、牧道マット、トロフマットなどの土間材などを使って基礎をしっかりすることで、陥没や泥濘化を防ぐことができます。 牧道マット(ペグセット) ご購入はこちら トロフマット(土間材) ご購入はこちら 3-4.表面はかまぼこ状とし、勾配は3~4%が理想例えば、幅5mの牧道の場合、高低差10cmにします。勾配が急になると、牛が傾斜を避け、牧道の両側に集中してしまう恐れがあります。4.牧道を作る場所にも注目!牧道はどこにでも作れば良いというわけではありません。例えば、水はけが良い場所を選ぶことで、泥濘化対策のコストを抑えることができます。また、搾乳施設までの距離が遠かったり、カーブが多いと誘導に時間がかかるだけでなく、家畜の体力消耗や事故などのリスクにつながります。できるだけ最短距離を選びましょう。5.牧道マットの施工方法牧道マットは、牧道の泥濘化対策を簡単・低コストに自力で設置できる全く新しい概念の土間材です。この動画では主に施工方法をご紹介いたします。※撮影場所 弊社デモンストレーションファーム(北海道当別町 2020年5月) ・設置期間:およそ2日間 ・設置距離:約50m ・施工道具、機械:パワーショベル、転圧ローラー、金づち、軍手、ヘルメット ・使用商品:牧道マット、各種骨材(この動画では火山レキを使用)、ヒモ、レーキ、スコップ 5-1.整地するはじめに、設置する場所をパワーショベルやトラクターで整地します必要に応じて泥濘化し易い地表面を削る場合があります。削る場合は、牧道マットの下層に砂利などを敷き地盤を固めます。5-2.牧道マットをペグで固定し、広げる砂のような細骨材を入れる場合は、先に土木透水シート(別売)を敷きます。マス目は均一になるように設置しましょう。マット同士を連結する場合、ヒモや結束バンドなどを使うと便利です。5-3.骨材を充填する敷き詰めた牧道マットに火山レキなどの骨材を充填します。5-4.転圧ローラーを使って骨材を転圧するレーキでならした後、転圧ローラーで骨材に転圧をかけていきます。しっかりと転圧されたら完成です。5-5.完成(before→after)6.よくある質問Q1.どのような骨材がありますか?「火山レキ」がオススメです理由としては、排水性も高く、とがっていないので、牛の足を傷つける心配がほとんどありません。また、転圧をかけたときに締まりやすい点もポイントです。他にも、海砂や石炭灰なども使われます。北海道の海岸部では、カキ殻などが使われるケースもあるそうです。悩んでいる方は、アドバイスできますので、お気軽にお問合せください。Q2.新規で牧道を設置する場合、どのような場所がオススメですか?排水性が良い場所を選ぶのはもちろんですが、例えば乳牛の場合、搾乳施設から近い場所が望ましいです。距離が遠かったり、カーブが多いと誘導に時間がかかるだけでなく、家畜の体力消耗や事故などのリスクにもつながります。できるだけ最短距離を選びましょう。7.施工事例 北海道放牧酪農家様およそ6年前に牧道マットを導入いただいたお客様の事例をご紹介します。かつては、雨が降ると水溜まりだらけになっていた牧道でしたが、その後どのようになったのか、スタッフが現地を訪れました。年々泥濘減っていき、6年も経つと雨の日でもほとんどぬかるまなったとのこと!8.まとめいかがだったでしょうか。牧場によっても牧道の形や設計方法は異なってきますので、気になる方はまずご連絡ください。 豊富な知識と幅広い設置事例をもとに、最適なプランをご提案いたします。(お見積は無料です)ご要望に応じて、オンライン上でのお打合せや、現地を訪れてのご相談も可能ですので、まずはお問合せください。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【牧場のぬかるみ対策】牧道の施工方法・費用は?骨材は?基礎知識を知ろう
牧場では当たり前に見かる牧道(ぼくどう)ですが、どのような形が理想的なのか?資材費や骨材はどうすれば良いのか?海外ではどのように設置されているのか?意外とご存知の方は少ないのではないでしょうか? ここでは、・牧道の基礎知識・対策方法・設置事例についてご紹介します。最後まで読んでいただければ、きっと、牧道に対する見方が変わること間違いなし!の内容をお届けします。1.牧道(ぼくどう)とは?牛舎から放牧地を行き来するための「通路」を意味します。牛などの家畜はもちろん、人やトラクターなどの重機も往来します。そのため、ぬかるみが発生(泥濘化)しやすい箇所といえます。特に、酪農家さんにとっては、放牧地と搾乳施設を移動する際に歩く通路になりますので、軽視することはできません。2.なぜ?牧場でぬかるみが発生する原因とデメリット2-1.主な原因水はけが悪い土壌である=泥炭や粘土質な土壌では、水はけが悪いため、ぬかるみやすいです。 特に積雪が多い地域では、春先に一気に雪解け水が流れ、浸水してしまうケースもあります。家畜やトラクターの往来が多い場所=パドックや牛舎の出入り口など、人や動物の行き来が多いとどうしても地面が削られ、ぬかるみやすくなってしまいます。傾斜やでこぼこした土地には、雨や水がたまりやすい=中山間地では傾斜が多く、場所によっては水がたまりやすい箇所ができてしまいます。2-2.デメリット作業性の低下=歩きにくいので人も家畜も移動に時間がかかってしまいます。乳房炎などの疾病の原因=泥が付着したまま放置してしまうと、乳房炎や蹄病に掛かってしまうリスクがあります。 特に搾乳牛が乳房炎になってしまうと、経営に影響を与えてしまいます。上記に伴うコストや時間浪費=作業性が低下すればトラクターなどの燃料代が余計にかかり、牛が疾病にかかれば治療費がかさみます。 そればかりか、そこに費やす時間まで浪費されてしまいます。なぜ牧道の整備が必要なのか、なんとなくイメージがついてきたのではないでしょうか。単なる道ととらえず、牧道を整備・改善することで、結果的に、牧場全体への利益をもたらすことが期待できます。3.どんな牧道が理想?放牧先進国のニュージーランド(以下 NZ) の牧道を参考にしてみましょう。3-1.牧道幅は5~7mは確保するトラクターなどの作業機のサイズによってはさらに幅を広げる必要があります。ご自身の今後の牧場計画と照らし合わせながら設計しましょう。3-2.牛が怪我しにくい、火山灰などが理想砕石のように尖ったものだと、牛の足や蹄を気づ付けてしまう恐れがあります。3-3.排水性が悪い土壌の場合、土間材などを使う排水性の悪い土壌の場合、牧道マット、トロフマットなどの土間材などを使って基礎をしっかりすることで、陥没や泥濘化を防ぐことができます。 牧道マット(ペグセット) ご購入はこちら トロフマット(土間材) ご購入はこちら 3-4.表面はかまぼこ状とし、勾配は3~4%が理想例えば、幅5mの牧道の場合、高低差10cmにします。勾配が急になると、牛が傾斜を避け、牧道の両側に集中してしまう恐れがあります。4.牧道を作る場所にも注目!牧道はどこにでも作れば良いというわけではありません。例えば、水はけが良い場所を選ぶことで、泥濘化対策のコストを抑えることができます。また、搾乳施設までの距離が遠かったり、カーブが多いと誘導に時間がかかるだけでなく、家畜の体力消耗や事故などのリスクにつながります。できるだけ最短距離を選びましょう。5.牧道マットの施工方法牧道マットは、牧道の泥濘化対策を簡単・低コストに自力で設置できる全く新しい概念の土間材です。この動画では主に施工方法をご紹介いたします。※撮影場所 弊社デモンストレーションファーム(北海道当別町 2020年5月) ・設置期間:およそ2日間 ・設置距離:約50m ・施工道具、機械:パワーショベル、転圧ローラー、金づち、軍手、ヘルメット ・使用商品:牧道マット、各種骨材(この動画では火山レキを使用)、ヒモ、レーキ、スコップ 5-1.整地するはじめに、設置する場所をパワーショベルやトラクターで整地します必要に応じて泥濘化し易い地表面を削る場合があります。削る場合は、牧道マットの下層に砂利などを敷き地盤を固めます。5-2.牧道マットをペグで固定し、広げる砂のような細骨材を入れる場合は、先に土木透水シート(別売)を敷きます。マス目は均一になるように設置しましょう。マット同士を連結する場合、ヒモや結束バンドなどを使うと便利です。5-3.骨材を充填する敷き詰めた牧道マットに火山レキなどの骨材を充填します。5-4.転圧ローラーを使って骨材を転圧するレーキでならした後、転圧ローラーで骨材に転圧をかけていきます。しっかりと転圧されたら完成です。5-5.完成(before→after)6.よくある質問Q1.どのような骨材がありますか?「火山レキ」がオススメです理由としては、排水性も高く、とがっていないので、牛の足を傷つける心配がほとんどありません。また、転圧をかけたときに締まりやすい点もポイントです。他にも、海砂や石炭灰なども使われます。北海道の海岸部では、カキ殻などが使われるケースもあるそうです。悩んでいる方は、アドバイスできますので、お気軽にお問合せください。Q2.新規で牧道を設置する場合、どのような場所がオススメですか?排水性が良い場所を選ぶのはもちろんですが、例えば乳牛の場合、搾乳施設から近い場所が望ましいです。距離が遠かったり、カーブが多いと誘導に時間がかかるだけでなく、家畜の体力消耗や事故などのリスクにもつながります。できるだけ最短距離を選びましょう。7.施工事例 北海道放牧酪農家様およそ6年前に牧道マットを導入いただいたお客様の事例をご紹介します。かつては、雨が降ると水溜まりだらけになっていた牧道でしたが、その後どのようになったのか、スタッフが現地を訪れました。年々泥濘減っていき、6年も経つと雨の日でもほとんどぬかるまなったとのこと!8.まとめいかがだったでしょうか。牧場によっても牧道の形や設計方法は異なってきますので、気になる方はまずご連絡ください。 豊富な知識と幅広い設置事例をもとに、最適なプランをご提案いたします。(お見積は無料です)ご要望に応じて、オンライン上でのお打合せや、現地を訪れてのご相談も可能ですので、まずはお問合せください。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる