積雪の記事一覧

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【雪 電気柵】積雪地でも電気柵は使える? 注意すべきポイントと豪雪地帯での導入事例をご紹介

日本における豪雪地帯は、日本全体の面積の51%程度といわれており、ほぼ半分の地域が積雪を伴う環境にあります。(引用:(参考資料)豪雪地帯の現状 - 国土交通省)そんな中、稀に以下のようなお問合せを受けます。「雪が降っても電気柵は使える?」「真冬でも電気柵を使いたいけど、どう設置すれば良い?」この記事では、電気柵の仕組みに関する基礎的な知識から、積雪地での設置・管理方法や導入事例についてご紹介いたします。1.電気柵の仕組みまずは、電気柵の仕組みからご紹介します。電気柵は、野生動物対策として幅広く利用されており、中山間地の田畑や牧場の周囲でよく見かけます。電気柵の仕組みとして、 動物が電気柵ワイヤーに触れることで、電気が動物の体を通って地面に流れ、アースから本器へ流れる電気柵の回路が成立します。これにより強いショックに驚いた動物は、その後心理的に柵に近寄りにくくなります。参考記事・【間違えない・失敗しないため】電気柵の設置方法とワンポイントアドバイス(動画あり)2.積雪地で電気柵を使用するとどうなる? 前項をふまえ、積雪地で電気柵を設置すると、どのようなことが起きるか、主なポイントをご説明します。1-1.アースの効果が薄れれてしまう 特に、豪雪地域のように何十センチも降り積もると、地面の上に雪の層ができます。また、冬に氷点下まで気温が下がる寒冷地では、積雪が少なくても土壌凍結(土の中にある水分が凍ること)を起こします。このような現象が起こると、電気柵におけるアースの効果が薄れてしまいます。そのため、ワイヤーに適切な電気が流れていても、動物に与えるショックが小さくなり、侵入や脱柵を許してしまう可能性があります。参考記事・【電気柵 アース】アースは必要?仕組みやよくあるお問合せをご紹介参考商品 基本アースセット ご購入はこちら アース棒(90cm) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら1-2.柵の破損につながる 電気柵の支柱は、動物が衝突した際の衝撃を柵全体で緩和するため、しなりやすい構造であることが重要です。しかし、積雪が多い地域では、雪解け時に一気に負荷がかかることで支柱が折れたり、ワイヤーが切れたりする恐れがあります。そのため、多雪・豪雪地域では、電気柵の支柱やワイヤーを回収することが基本となります。1-3.ソーラーパネルの効率が下がる 電気柵の電源にバッテリーとソーラーパネルを併用して使われている方は多いと思います。パネル面に雪が積もると太陽光を受けることができず、発電効率が下がってしまいます。長期間放置するとバッテリーがなくなってしまう恐れがあります。2.積雪地における電気柵設置事例 前述した通り、積雪地で電気柵を使用することは容易ではありません。使用する場合は、積雪量や環境に応じた設置・管理方法が必要になります。ただ、それでも「野生動物被害を防ぐためにどうしても電気柵を設置したい」「金網やフェンスでは高額になる・・・費用を抑えたい」といった切実なお声もいただきます。そのような場合、「恒久電気柵(こうきゅうでんきさく)」があります。2-1.恒久電気柵(こうきゅうでんきさく)とは? 耐久性に優れており、フェンシングワイヤー(高張力鋼線)を使用した恒久柵は20年以上設置されている事例もあります。また、インサルウッド(絶縁性の高い木)のバトンを使用することで農村らしい、景観的にも優れたフェンスに仕上がります。積雪の多い地域では倒伏することで、破損を防ぎ、春先に柵上げをするだけで簡単に管理ができます。参考記事・恒久柵(こうきゅうさく)2-2.事例|鹿対策電気柵 北海道内での設置事例です。地域一帯が山に囲まれており、シカによる農作物被害が急増している状況でした。さらに、積雪も2m近く降る豪雪地帯で、農家さんが個別に電気柵を設置すると膨大な費用がかかるため、地域一帯を囲うように恒久電気柵を設置しています。ここでは、インサルウッドではなくグラスファイバー製の「グラファイ ポール」を採用しています。グラファイ ポールはインサルウッドよりも細く・軽量で安価なため、よりコストを下げるだけでなく、なるべく地域の農家さん同士で維持管理していくための手間を軽減しています。冬季間は柵全体を倒伏して、春先になると再び柵を立ち上げることで、豪雪による破損を防いでいます。参考商品 グラファイポール10型2000mm10本束(直径10mm 長さ2000mm)※クリップ別売 ご購入はこちら クリップ10型 50個入(グラファイポール10型用 通常タイプ )※ポール別売 ご購入はこちら その他製品は >>>こちら・参考記事簡易恒久柵(かんいこうきゅうさく)2-3.事例|牛用電気柵(放牧) 弊社実験農場(デモファーム)での事例です。毎年牛や羊などの家畜を導入しながら、新しい電気柵の設置試験や社内・社外研修の場として活用しています。 約10haの敷地に恒久柵を設置しています。毎年春にスタッフが柵上げ(倒伏した柵を起こすこと)を行い、雪が降る前に倒伏しています。20年近く使用していますが、補修するところは毎年ごく一部で、主にその年に入った新人スタッフが研修として、補修・管理しています。参考商品 インサルウッド#1090(絶縁性木柱) ご購入はこちら [インサルウッド固定部品]パーマネント用ワイヤータイ100個入 ご購入はこちら その他製品は >>>こちら2-4.その他事例|バイパスワイヤーを使った事例 北海道内の事例です。鹿対策として導入いただきました。さきほどの恒久柵と違う点として、まず、支柱は一度設置したら回収しなくて済むよう単管に。電気柵ワイヤーは「バイパスワイヤー」を使用しました。バイパスワイヤーは鉄線のワイヤーを編んだ電気柵ワイヤーです。恒久柵で使用するフェンシングワイヤーほど固くなく、柔軟性があるため施工がしやすいワイヤーです。恒久柵のように、積雪による破損を防ぐために倒伏を行えるよう設計しました。雪が降る前に、緊張を弛めてワイヤーを地面に倒します。雪が解けたら、緊張をかけてワイヤーを再度ピンと張ります。このようにワイヤーを「回収」するのではなく「倒伏」 することで、積雪による破損を防ぐことができます。ポリワイヤーを使う一般的な「簡易電気柵」よりもコスト面がかかってしまいますが、豪雪地帯ではこのような電気柵の張り方も可能です。参考商品...

【雪 電気柵】積雪地でも電気柵は使える? 注意すべきポイントと豪雪地帯での導入事例をご紹介

日本における豪雪地帯は、日本全体の面積の51%程度といわれており、ほぼ半分の地域が積雪を伴う環境にあります。(引用:(参考資料)豪雪地帯の現状 - 国土交通省)そんな中、稀に以下のようなお問合せを受けます。「雪が降っても電気柵は使える?」「真冬でも電気柵を使いたいけど、どう設置すれば良い?」この記事では、電気柵の仕組みに関する基礎的な知識から、積雪地での設置・管理方法や導入事例についてご紹介いたします。1.電気柵の仕組みまずは、電気柵の仕組みからご紹介します。電気柵は、野生動物対策として幅広く利用されており、中山間地の田畑や牧場の周囲でよく見かけます。電気柵の仕組みとして、 動物が電気柵ワイヤーに触れることで、電気が動物の体を通って地面に流れ、アースから本器へ流れる電気柵の回路が成立します。これにより強いショックに驚いた動物は、その後心理的に柵に近寄りにくくなります。参考記事・【間違えない・失敗しないため】電気柵の設置方法とワンポイントアドバイス(動画あり)2.積雪地で電気柵を使用するとどうなる? 前項をふまえ、積雪地で電気柵を設置すると、どのようなことが起きるか、主なポイントをご説明します。1-1.アースの効果が薄れれてしまう 特に、豪雪地域のように何十センチも降り積もると、地面の上に雪の層ができます。また、冬に氷点下まで気温が下がる寒冷地では、積雪が少なくても土壌凍結(土の中にある水分が凍ること)を起こします。このような現象が起こると、電気柵におけるアースの効果が薄れてしまいます。そのため、ワイヤーに適切な電気が流れていても、動物に与えるショックが小さくなり、侵入や脱柵を許してしまう可能性があります。参考記事・【電気柵 アース】アースは必要?仕組みやよくあるお問合せをご紹介参考商品 基本アースセット ご購入はこちら アース棒(90cm) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら1-2.柵の破損につながる 電気柵の支柱は、動物が衝突した際の衝撃を柵全体で緩和するため、しなりやすい構造であることが重要です。しかし、積雪が多い地域では、雪解け時に一気に負荷がかかることで支柱が折れたり、ワイヤーが切れたりする恐れがあります。そのため、多雪・豪雪地域では、電気柵の支柱やワイヤーを回収することが基本となります。1-3.ソーラーパネルの効率が下がる 電気柵の電源にバッテリーとソーラーパネルを併用して使われている方は多いと思います。パネル面に雪が積もると太陽光を受けることができず、発電効率が下がってしまいます。長期間放置するとバッテリーがなくなってしまう恐れがあります。2.積雪地における電気柵設置事例 前述した通り、積雪地で電気柵を使用することは容易ではありません。使用する場合は、積雪量や環境に応じた設置・管理方法が必要になります。ただ、それでも「野生動物被害を防ぐためにどうしても電気柵を設置したい」「金網やフェンスでは高額になる・・・費用を抑えたい」といった切実なお声もいただきます。そのような場合、「恒久電気柵(こうきゅうでんきさく)」があります。2-1.恒久電気柵(こうきゅうでんきさく)とは? 耐久性に優れており、フェンシングワイヤー(高張力鋼線)を使用した恒久柵は20年以上設置されている事例もあります。また、インサルウッド(絶縁性の高い木)のバトンを使用することで農村らしい、景観的にも優れたフェンスに仕上がります。積雪の多い地域では倒伏することで、破損を防ぎ、春先に柵上げをするだけで簡単に管理ができます。参考記事・恒久柵(こうきゅうさく)2-2.事例|鹿対策電気柵 北海道内での設置事例です。地域一帯が山に囲まれており、シカによる農作物被害が急増している状況でした。さらに、積雪も2m近く降る豪雪地帯で、農家さんが個別に電気柵を設置すると膨大な費用がかかるため、地域一帯を囲うように恒久電気柵を設置しています。ここでは、インサルウッドではなくグラスファイバー製の「グラファイ ポール」を採用しています。グラファイ ポールはインサルウッドよりも細く・軽量で安価なため、よりコストを下げるだけでなく、なるべく地域の農家さん同士で維持管理していくための手間を軽減しています。冬季間は柵全体を倒伏して、春先になると再び柵を立ち上げることで、豪雪による破損を防いでいます。参考商品 グラファイポール10型2000mm10本束(直径10mm 長さ2000mm)※クリップ別売 ご購入はこちら クリップ10型 50個入(グラファイポール10型用 通常タイプ )※ポール別売 ご購入はこちら その他製品は >>>こちら・参考記事簡易恒久柵(かんいこうきゅうさく)2-3.事例|牛用電気柵(放牧) 弊社実験農場(デモファーム)での事例です。毎年牛や羊などの家畜を導入しながら、新しい電気柵の設置試験や社内・社外研修の場として活用しています。 約10haの敷地に恒久柵を設置しています。毎年春にスタッフが柵上げ(倒伏した柵を起こすこと)を行い、雪が降る前に倒伏しています。20年近く使用していますが、補修するところは毎年ごく一部で、主にその年に入った新人スタッフが研修として、補修・管理しています。参考商品 インサルウッド#1090(絶縁性木柱) ご購入はこちら [インサルウッド固定部品]パーマネント用ワイヤータイ100個入 ご購入はこちら その他製品は >>>こちら2-4.その他事例|バイパスワイヤーを使った事例 北海道内の事例です。鹿対策として導入いただきました。さきほどの恒久柵と違う点として、まず、支柱は一度設置したら回収しなくて済むよう単管に。電気柵ワイヤーは「バイパスワイヤー」を使用しました。バイパスワイヤーは鉄線のワイヤーを編んだ電気柵ワイヤーです。恒久柵で使用するフェンシングワイヤーほど固くなく、柔軟性があるため施工がしやすいワイヤーです。恒久柵のように、積雪による破損を防ぐために倒伏を行えるよう設計しました。雪が降る前に、緊張を弛めてワイヤーを地面に倒します。雪が解けたら、緊張をかけてワイヤーを再度ピンと張ります。このようにワイヤーを「回収」するのではなく「倒伏」 することで、積雪による破損を防ぐことができます。ポリワイヤーを使う一般的な「簡易電気柵」よりもコスト面がかかってしまいますが、豪雪地帯ではこのような電気柵の張り方も可能です。参考商品...

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【 猪 対策 】なぜ稲がイノシシに狙われる?対策方法と具体的な事例をご紹介(電気柵・金網フェンス)

田園風景とも呼ばれるように、田んぼに稲がある風景は日本人にとっては原風景の一つといえるものです。また、私たちの食生活にも欠かせない食べ物ですよね。ただ、近年、イノシシによる被害が増え続けていることをご存じでしょうか?本記事では、・イノシシによる農作物被害の現状・なぜイノシシが稲をねらうのか?・具体的な対策事例についてご紹介します。1.日本における稲(水稲)の現状 私たち日本人にとって、もっとも馴染み深い食べ物といっても過言ではないでしょう。その歴史は古く、弥生時代から稲作が始まったとされています。稲を育てる場所を田(田んぼ、水田)と呼びます。 減反や生産者の減少、食生活の変化などの影響から、稲の作付面積は毎年減少傾向にあります。令和6年の予想収穫量では、前年に比べて1万7000ha減少の151万4000ha(全国)とされています。(出典:農林水産省|農林水産統計|令和6年10月11日公表|)2.イノシシの野生動物被害状況 令和4年度の農水省の統計によると、イノシシの農業被害額はおよそ36億円に上っています。これは全国の農作物被害額(約156億円)のおよそ2割を占めています。(出典:【概要版】野生鳥獣による農作物被害に係る全国の状況(令和4年度)|農林水産省鳥獣被害対策コーナー|)3.なぜ?イノシシが稲を狙う理由は? イノシシの農業被害のうち、作物別にみると、稲の割合が最も高く、18億円に上ります。(出典:野生鳥獣による農作物被害状況(令和4年度)|農林水産省鳥獣被害対策コーナー|)イノシシ被害が多い要因について、主なポイントは以下の通りです。3-1.栄養価が高く高エネルギー  稲は高カロリーで栄養価の高い食物であり、イノシシにとって魅力的な餌となります。特に収穫前の実った稲は、イノシシにとって魅力的なエネルギー源となります。3-2.作付面積が広い 日本の農業において、稲作は主要な作物であり、広範囲に水田が分布しています。前述した通り、毎年およそ1万ha近く減少していますが、日本の耕地においてはまだ半分以上が水田とされてることから、イノシシにとってはアクセスしやすい環境といえるでしょう。(出典:農林水産省|農林水産統計|令和6年10月29日公表)3-3.稲の生育期間とイノシシの活動期間 稲は田植えから収穫までの期間が長いため、対策を実施する期間も長くなってしまいます。特に、秋はイノシシが繁殖期を迎え、より活動が活発になります。地域によっては稲の収穫時期と重なることもあり、被害が増える可能性もあるでしょう。4.効果的なイノシシの侵入防止対策 電気柵・フィールドフェンスここでは、主な対策法として、一般的な電気柵とフィールドフェンス(金網)をご紹介します。4-1.電気柵野生動物対策として幅広く利用され、中山間地の田畑や牧場の周囲でよく見かけることができます。(参考ページ:電気柵について(仕組み、種類、よくある質問))動物が電気柵ワイヤーに触れることで、電気が動物の体を通って地面に流れ、アースから本器へ流れる電気柵の回路が成立します。これにより強いショックに驚いた動物は、その後心理的に柵に近寄りにくくなります。・選ぶ際のポイントメリットは、設置が簡単で、自力で施工できることです。延長や、設置場所の変更も回収が楽なので、初めて野生動物対策に取り組まれる方にもオススメです。一方、電気柵は雑草管理など、定期的なメンテナンスが必要になりますが、設置の仕方や使う資材の選び方次第で、負担を軽減することができます。例えば、下草の管理の手間を減らしつつ、電気柵の効果を発揮できる通電防草シートの併用がオススメです。参考商品 通電防草シート幅60cm×25m巻(ペグセット※電気柵本器やワイヤーなどは別売)【発注番号2529】 ご購入はこちら 通電防草シート 幅100cm×50m巻(ペグセット※電気柵本器やワイヤーなどは別売)【発注番号2531】 ご購入はこちら その他製品は >>>こちら・費用(コスト)距離や設置環境にもよりますが、金網フェンスよりもが安価にすむことが多いです。初めて設置される場合は、必要な資材が一式そろった「かんたん電気柵セット」がオススメです。参考商品 イノシシ100セット(オンライン限定セット・周囲100m・約6a分) ご購入はこちら イノシシ400ソーラーセット(オンライン限定セット・周囲400m・約1ha分) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら・設置事例イノシシ対策の場合は、2段張以上を基本としてます。また、春にはイノシシの仔(ウリ坊)が出るので1段目の電気柵ワイヤーは低めに設定することをオススメします。稲がなくなってからもイノシシに油断するわけにはいきません。地域によっては、冬季も電気柵を設置しておかないと田んぼの畔を崩されるなどの被害が発生しているようです。被害を放置してしまうと、春先に畔を修復するところから作業を始めなければいけなくなり、余計な時間と費用が掛かってしまいます。そのため、上記写真の積雪地域の田んぼでは、雪が降るギリギリまで電気柵を設置されています。4-2.フィールドフェンス(金網)野生動物の侵入防止や家畜の放牧に特化した金網(かなあみ)です。・特徴一般的なメッシュ柵等と異なる点として、大きく以下の点が挙げられます。(1)「動物がぶつかっても壊れにくい」特殊なフェンス フィールドフェンスは、動物がぶつかっても壊れにくい伸縮性のある素材を使用しており、衝撃を吸収して破損を防ぎます。また、フェンスを緊張させることで全体の強度が増します。(2)亜鉛メッキの2倍長持ちする「高耐食特殊メッキ」 ピュアスチールを使用しているため、強度にムラがなく高品質です。また、亜鉛95%とアルミニウム5%の高耐久メッキを施し、耐食性が通常の亜鉛メッキの2倍になっています。(3)結束部の特殊加工「エックスグリップ」 一般的なメッシュ柵は溶接されているものが多く、錆などの劣化や衝撃で破損すると、動物が侵入しやすい空間が一気に広がってしまいます。フィールドフェンスは「エックスグリップ」という特殊な結束方法を採用しており、破損しにくい特殊加工をしています。・選ぶ際のポイント一度設置すれば、長期間にわたって効果を発揮できるのが最大のメリットです。・費用(コスト)設置するには工事を伴うことが多いため、電気柵と比較すると、初期投資は高額になりがちです。・事例イノシシ対策フェンスの場合、地面の掘り返し防止ができる「イージーベンダーフェンス」がオススメです。今回は、イージーベンダーフェンスではありませんが、積雪地でのイノシシ対策フェンス設置事例をご紹介します。足場単管を使った事例です。積雪が多いので、雪解け時にフェンスが破損しないよう、上部に単管を設置して、番線で固定しています。下部にも単管を設置することで、掘り返し対策としての効果も発揮しています。参考商品 【イノシシ・イヌ用】イージーベンダーフェンスライト 地上高120cm(+折り曲げ部30cm)×20m巻 ご購入はこちら 【イノシシ用】イージーベンダーフェンス 地上高120cm(+折り曲げ部30cm)×25m巻 ご購入はこちら ※今回設置いただいたフェンスは上記のイージーベンダーフェンスではありません5.まとめ イノシシによる稲作被害は深刻で、収穫後まで適切な対策を講じることで、長期的な被害を減らすことが可能です。電気柵やフィールドフェンスなど、現地の環境に応じた方法を選ぶことが重要です。柵の設置や設計に関してはアドバイスもできますので、お気軽にお問合せください。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる

【 猪 対策 】なぜ稲がイノシシに狙われる?対策方法と具体的な事例をご紹介(電気柵・金網フェンス)

田園風景とも呼ばれるように、田んぼに稲がある風景は日本人にとっては原風景の一つといえるものです。また、私たちの食生活にも欠かせない食べ物ですよね。ただ、近年、イノシシによる被害が増え続けていることをご存じでしょうか?本記事では、・イノシシによる農作物被害の現状・なぜイノシシが稲をねらうのか?・具体的な対策事例についてご紹介します。1.日本における稲(水稲)の現状 私たち日本人にとって、もっとも馴染み深い食べ物といっても過言ではないでしょう。その歴史は古く、弥生時代から稲作が始まったとされています。稲を育てる場所を田(田んぼ、水田)と呼びます。 減反や生産者の減少、食生活の変化などの影響から、稲の作付面積は毎年減少傾向にあります。令和6年の予想収穫量では、前年に比べて1万7000ha減少の151万4000ha(全国)とされています。(出典:農林水産省|農林水産統計|令和6年10月11日公表|)2.イノシシの野生動物被害状況 令和4年度の農水省の統計によると、イノシシの農業被害額はおよそ36億円に上っています。これは全国の農作物被害額(約156億円)のおよそ2割を占めています。(出典:【概要版】野生鳥獣による農作物被害に係る全国の状況(令和4年度)|農林水産省鳥獣被害対策コーナー|)3.なぜ?イノシシが稲を狙う理由は? イノシシの農業被害のうち、作物別にみると、稲の割合が最も高く、18億円に上ります。(出典:野生鳥獣による農作物被害状況(令和4年度)|農林水産省鳥獣被害対策コーナー|)イノシシ被害が多い要因について、主なポイントは以下の通りです。3-1.栄養価が高く高エネルギー  稲は高カロリーで栄養価の高い食物であり、イノシシにとって魅力的な餌となります。特に収穫前の実った稲は、イノシシにとって魅力的なエネルギー源となります。3-2.作付面積が広い 日本の農業において、稲作は主要な作物であり、広範囲に水田が分布しています。前述した通り、毎年およそ1万ha近く減少していますが、日本の耕地においてはまだ半分以上が水田とされてることから、イノシシにとってはアクセスしやすい環境といえるでしょう。(出典:農林水産省|農林水産統計|令和6年10月29日公表)3-3.稲の生育期間とイノシシの活動期間 稲は田植えから収穫までの期間が長いため、対策を実施する期間も長くなってしまいます。特に、秋はイノシシが繁殖期を迎え、より活動が活発になります。地域によっては稲の収穫時期と重なることもあり、被害が増える可能性もあるでしょう。4.効果的なイノシシの侵入防止対策 電気柵・フィールドフェンスここでは、主な対策法として、一般的な電気柵とフィールドフェンス(金網)をご紹介します。4-1.電気柵野生動物対策として幅広く利用され、中山間地の田畑や牧場の周囲でよく見かけることができます。(参考ページ:電気柵について(仕組み、種類、よくある質問))動物が電気柵ワイヤーに触れることで、電気が動物の体を通って地面に流れ、アースから本器へ流れる電気柵の回路が成立します。これにより強いショックに驚いた動物は、その後心理的に柵に近寄りにくくなります。・選ぶ際のポイントメリットは、設置が簡単で、自力で施工できることです。延長や、設置場所の変更も回収が楽なので、初めて野生動物対策に取り組まれる方にもオススメです。一方、電気柵は雑草管理など、定期的なメンテナンスが必要になりますが、設置の仕方や使う資材の選び方次第で、負担を軽減することができます。例えば、下草の管理の手間を減らしつつ、電気柵の効果を発揮できる通電防草シートの併用がオススメです。参考商品 通電防草シート幅60cm×25m巻(ペグセット※電気柵本器やワイヤーなどは別売)【発注番号2529】 ご購入はこちら 通電防草シート 幅100cm×50m巻(ペグセット※電気柵本器やワイヤーなどは別売)【発注番号2531】 ご購入はこちら その他製品は >>>こちら・費用(コスト)距離や設置環境にもよりますが、金網フェンスよりもが安価にすむことが多いです。初めて設置される場合は、必要な資材が一式そろった「かんたん電気柵セット」がオススメです。参考商品 イノシシ100セット(オンライン限定セット・周囲100m・約6a分) ご購入はこちら イノシシ400ソーラーセット(オンライン限定セット・周囲400m・約1ha分) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら・設置事例イノシシ対策の場合は、2段張以上を基本としてます。また、春にはイノシシの仔(ウリ坊)が出るので1段目の電気柵ワイヤーは低めに設定することをオススメします。稲がなくなってからもイノシシに油断するわけにはいきません。地域によっては、冬季も電気柵を設置しておかないと田んぼの畔を崩されるなどの被害が発生しているようです。被害を放置してしまうと、春先に畔を修復するところから作業を始めなければいけなくなり、余計な時間と費用が掛かってしまいます。そのため、上記写真の積雪地域の田んぼでは、雪が降るギリギリまで電気柵を設置されています。4-2.フィールドフェンス(金網)野生動物の侵入防止や家畜の放牧に特化した金網(かなあみ)です。・特徴一般的なメッシュ柵等と異なる点として、大きく以下の点が挙げられます。(1)「動物がぶつかっても壊れにくい」特殊なフェンス フィールドフェンスは、動物がぶつかっても壊れにくい伸縮性のある素材を使用しており、衝撃を吸収して破損を防ぎます。また、フェンスを緊張させることで全体の強度が増します。(2)亜鉛メッキの2倍長持ちする「高耐食特殊メッキ」 ピュアスチールを使用しているため、強度にムラがなく高品質です。また、亜鉛95%とアルミニウム5%の高耐久メッキを施し、耐食性が通常の亜鉛メッキの2倍になっています。(3)結束部の特殊加工「エックスグリップ」 一般的なメッシュ柵は溶接されているものが多く、錆などの劣化や衝撃で破損すると、動物が侵入しやすい空間が一気に広がってしまいます。フィールドフェンスは「エックスグリップ」という特殊な結束方法を採用しており、破損しにくい特殊加工をしています。・選ぶ際のポイント一度設置すれば、長期間にわたって効果を発揮できるのが最大のメリットです。・費用(コスト)設置するには工事を伴うことが多いため、電気柵と比較すると、初期投資は高額になりがちです。・事例イノシシ対策フェンスの場合、地面の掘り返し防止ができる「イージーベンダーフェンス」がオススメです。今回は、イージーベンダーフェンスではありませんが、積雪地でのイノシシ対策フェンス設置事例をご紹介します。足場単管を使った事例です。積雪が多いので、雪解け時にフェンスが破損しないよう、上部に単管を設置して、番線で固定しています。下部にも単管を設置することで、掘り返し対策としての効果も発揮しています。参考商品 【イノシシ・イヌ用】イージーベンダーフェンスライト 地上高120cm(+折り曲げ部30cm)×20m巻 ご購入はこちら 【イノシシ用】イージーベンダーフェンス 地上高120cm(+折り曲げ部30cm)×25m巻 ご購入はこちら ※今回設置いただいたフェンスは上記のイージーベンダーフェンスではありません5.まとめ イノシシによる稲作被害は深刻で、収穫後まで適切な対策を講じることで、長期的な被害を減らすことが可能です。電気柵やフィールドフェンスなど、現地の環境に応じた方法を選ぶことが重要です。柵の設置や設計に関してはアドバイスもできますので、お気軽にお問合せください。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる