電気柵・獣害対策

コレクション: 電気柵・獣害対策

「エゾシカ電気柵のパイオニア」ファームエイジの獣害対策・放牧用電気柵です。40年以上の現場実績をもとに、イノシシ・シカ・クマ・サルを防ぐ本器・セット・資材を厳選。導入後も経験豊富なスタッフがサポートします。

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電気柵・獣害対策の選び方の<br />ポイント

電気柵・獣害対策の選び方の
ポイント

ファームエイジのウェブサイトで推奨されている、電気柵を導入・選定する際の重要なポイントを5つのステップに分けて解説します。 1. 対象動物の特定と仕様の決定

電気柵選びで最も重要なのは「どの動物を防ぎたいか(または囲いたいか)」を明確にすることです。
対象動物に合わせた段数と高さ: 動物の大きさや習性(飛び越える、潜り抜けるなど)によって、必要なワイヤーの段数や設置の高さが異なります。
イノシシ: 鼻先で触れて確認し、潜り抜けようとするため、低い位置を中心に(例:2段張・地上20cm/40cm)。
シカ: 跳躍力があるため、高さを確保(例:3〜4段張)。
アライグマなどの小動物: 隙間から侵入するため、細かく段数を設定(例:4段張)。
複数獣種への対応: シカとアライグマの両方を防ぐ場合は、両方の基準を満たす仕様(例:6段張)にする必要があります。まずは足跡、糞、センサーカメラなどで対象を特定しましょう。

2. 柵の種類の選択

用途や設置期間、予算に合わせてシステム(柵の構造)を選びます。
簡易柵: 獣害対策で最もスタンダード。施工性が高く低コスト。冬場など使わない時期は撤去できるため、積雪地域や初心者におすすめです。
簡易恒久柵: 簡易柵の手軽さと恒久柵の耐久性を兼ね備えたハイブリッド型。FRP製の支柱を使用し、軽量でしなりやすく、動物が衝突しても折れにくいのが特徴です。
恒久柵: 牧場の外周など、長期間(20年以上)の固定を想定した非常に頑丈なタイプです。

3. 電源(パワーボックス)の選び方

設置場所の環境や、メンテナンスの頻度に応じて適切な電源を選びます。

乾電池タイプ:
家庭菜園などの小規模な対策や、収穫前の短期間だけ設置したい場合におすすめ。初期費用が安く済みます。

ソーラー+バッテリー式:
山の中など、頻繁に通ってメンテナンス(電池交換や充電)をするのが難しい遠隔地におすすめ。太陽光で自動充電されますが、日当たりの良い場所を選ぶ必要があります。

家庭用電源(AC100V):
近くにコンセントがある環境に最適。天候に左右されず最も安定して高い電気を供給できるため、家畜の放牧などで絶対に脱柵を防ぎたい場合に推奨されます(※漏電遮断器の設置が必須)。

4. ワイヤー(柵線)の選び方

ポリワイヤー(丸線タイプ): 最もスタンダード。柔らかくて扱いやすく、ペンチで切断できるため、家庭菜園から放牧まで幅広く使われます。
ポリワイヤー(リボンタイプ): 視認性が高く、動物に柵の存在を認識させる(馴致する)のに有効ですが、風の影響を受けやすい点に注意が必要です。
フェンシングワイヤー(特殊メッキ線): 非常に強度と電導性が高く、恒久柵に使用されますが、設置には太い木柱などのしっかりとした支柱と施工の手間が必要です。

5. 設置環境と距離の把握

1段あたりの設置距離の確認: パワーボックス(本器)を選ぶ際は、柵を設置する周囲の「総延長距離(1段あたりの距離)」を把握し、それに対応した出力を持つ機種を選びます。
地形の確認: 平らではない起伏のある土地に設置する場合、柵の下に隙間ができやすくなります。動物はそこからくぐり抜けようとするため、くぼみを塞ぐなど設置方法に工夫が必要です。
適正な電圧の維持: 設置後も、動物にショックを与えるための「4,000V以上(雨天などを考慮し通常時5,000V以上推奨)」の電圧が保たれているか、専用テスターで定期的に確認することが重要です。

まとめ
まずは「対象動物」と「設置する距離」を正確に把握し、その次に「設置する場所(電源の有無や日当たり)」と「期間」を考慮して、最適な電源を選びましょう。