酪農の記事一覧

2022_NZプロジェクトオンラインセミナーVOL.05

ニュージーランド北海道酪農協力プロジェクト 放牧WEBセミナー VOL5のご案内

※定員に達したため募集を終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。(2022/05/12)ニュージーランド政府、フォンテラジャパン株式会社、ファームエイジ株式会社が主体となるNZ北海道酪農協力プロジェクトにて、放牧酪農に関するWEBセミナーを開催致します。今回のセミナーでは、ニュージーランドで環境・地域貢献活動にて活躍されている酪農家に参加していただき、環境を意識した今後のNZ酪農について、草地管理によるコストの考え方、環境に対する考え方、地域との取組、そしてNZコンサルタントと北海道の放牧酪農家によるディスカッションを行います。是非下記返信用フォームにて申し込みを宜しくお願い致します。プログラムについて(日程、定員、ほか)オンラインツール ZOOMを使用したオンラインセミナーになります。◆日時 : 2022年5月16日(月)11時00分~12時30分◆定員 : 50名   ※定員になり次第、締め切らせていただきます。◆参加対象者 新規就農希望者 畜産農家 JA関係者 自治体職員 他 ◆参加費: 無料◆主催:ニュージーランド北海道酪農協力プロジェクト    ニュージーランド大使館 フォンテラジャパン ファームエイジ 協力 北海道 ホクレン◆パネリスト:キースベタリッジ(ニュージーランド)       ジェームス スチュアート(ニュージーランド酪農家)       高原 弘雄(高原牧場)       吉川 友二(ありがとう牧場) 司会進行 通訳 高田 健次(ファームエイジ)◆プログラム:・ニュージーランド北海道酪農プロジェクトの取組説明       ・NZ酪農の草地管理、環境対策について       ・NZコンサルタントと北海道放牧酪農家の紹介とディスカッション       (キース/スチュアート/吉川/高原)       ・まとめ  ※参加に際して、オンライン環境にあるPC又はタブレットをご用意いただく必要があります。お申込いただいた方には、URLアドレスをメールにてお送りいたします。お申込について下記、返信用フォームに必要事項をご記載いただきこのメールへご返信ください。ぜひ、この機会にご参加くださいませ。申込先 ファームエイジ株式会社 担当者 水野 髙田メールアドレス mizuno@farmage.co.jpFAX 0133-22-3013申込締め切り 5月11日(水)先着50名━━━━━━━━━━━━━ 返信用フォーム ━━━━━━━━━━━━━◆ご記入の上、メール(宛先:mizuno@farmage.co.jp)にご返信ください。●貴社名:●お名前:●お役職:●ご住所:●電話番号:●メール:━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ニュージーランド北海道酪農協力プロジェクト 放牧WEBセミナー VOL5のご案内

※定員に達したため募集を終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。(2022/05/12)ニュージーランド政府、フォンテラジャパン株式会社、ファームエイジ株式会社が主体となるNZ北海道酪農協力プロジェクトにて、放牧酪農に関するWEBセミナーを開催致します。今回のセミナーでは、ニュージーランドで環境・地域貢献活動にて活躍されている酪農家に参加していただき、環境を意識した今後のNZ酪農について、草地管理によるコストの考え方、環境に対する考え方、地域との取組、そしてNZコンサルタントと北海道の放牧酪農家によるディスカッションを行います。是非下記返信用フォームにて申し込みを宜しくお願い致します。プログラムについて(日程、定員、ほか)オンラインツール ZOOMを使用したオンラインセミナーになります。◆日時 : 2022年5月16日(月)11時00分~12時30分◆定員 : 50名   ※定員になり次第、締め切らせていただきます。◆参加対象者 新規就農希望者 畜産農家 JA関係者 自治体職員 他 ◆参加費: 無料◆主催:ニュージーランド北海道酪農協力プロジェクト    ニュージーランド大使館 フォンテラジャパン ファームエイジ 協力 北海道 ホクレン◆パネリスト:キースベタリッジ(ニュージーランド)       ジェームス スチュアート(ニュージーランド酪農家)       高原 弘雄(高原牧場)       吉川 友二(ありがとう牧場) 司会進行 通訳 高田 健次(ファームエイジ)◆プログラム:・ニュージーランド北海道酪農プロジェクトの取組説明       ・NZ酪農の草地管理、環境対策について       ・NZコンサルタントと北海道放牧酪農家の紹介とディスカッション       (キース/スチュアート/吉川/高原)       ・まとめ  ※参加に際して、オンライン環境にあるPC又はタブレットをご用意いただく必要があります。お申込いただいた方には、URLアドレスをメールにてお送りいたします。お申込について下記、返信用フォームに必要事項をご記載いただきこのメールへご返信ください。ぜひ、この機会にご参加くださいませ。申込先 ファームエイジ株式会社 担当者 水野 髙田メールアドレス mizuno@farmage.co.jpFAX 0133-22-3013申込締め切り 5月11日(水)先着50名━━━━━━━━━━━━━ 返信用フォーム ━━━━━━━━━━━━━◆ご記入の上、メール(宛先:mizuno@farmage.co.jp)にご返信ください。●貴社名:●お名前:●お役職:●ご住所:●電話番号:●メール:━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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【放牧農家必見】牧草おすすめ3選!(種類、選び方から管理方法まで解説)

放牧農家において、牧草は家畜に与える餌として、とても重要です。言い換えてみれば、この選択肢を間違ってしまうと、放牧のメリットを最大限に発揮できません。この記事では牧草の種類や選び方、管理方法など、基礎的な知識を中心にご説明します。1.牧草とは1-1.牧草(ぼくそう)とは家畜に与えるための餌(飼料)として育てられた、草のことです。牧草を育てるための場所(あるいは育っている場所)を牧草地(ぼくそうち)と呼びます。1-2.牧草と牧草サイレージの違い牧草は一般的に「青草」とも呼ばれ、牧草地に育っている草全体を意味します。一方、牧草サイレージは、その牧草を刈り取った後、ロール状にラップされて、乳酸発酵させた飼料を意味します。つまり、どちらも家畜に与える餌ですが、その成り立ちに違いがあります。1-3.「放牧草?」「採草?」 目的によって異なる牧草の呼び方家畜の飼養形態によって、牧草の呼び方は、いくつかに分類されます。例えば、舎飼いの農家さんの場合、牧草は、ほとんどがロール状にされて、牧草サイレージになります。牛などの家畜を基本的に畜舎(家畜が生活する小屋、施設)で飼っていますので、家畜に与えるときは、サイレージを畜舎に運んで、ほぐしながら給与します。このように、牧草を採取する(サイレージにする)ことを目的とした牧草地のため、「採草地(さいそうち)」と呼ばれます。一方、放牧している農家さんの場合、夏は家畜を牧草地に出して、草を与えます。北海道ではよくみられる牧歌的な風景ですよね。このように、放牧を目的とした牧草地を「放牧地(ほうぼくち)」と呼ばれます。さらに、農家さんは牧草の生育状態や、家畜の頭数、経営状況などに合わせて、採草地と放牧地を兼用にさせた「兼用地」を設けたりするなど、できるだけ効率的に牧草を使えるよう、日々工夫されています。2.放牧でよく使われる牧草3種ここでは、北海道で主にみられる牧草を3種類ご紹介します。2-1.ペレニアルライグラス【イネ科】 ・イネ科の多年草 ・原産国:ヨーロッパ ・特徴:高さ20~40cm程度。 ・メリット:放牧用に広く使われる。葉に光沢があり、太陽光に当たるとしばしば光って見えることがある。再生力が強く、秋口でも生育が良いため、放牧などの短草利用に最適な牧草。>タンパク養分が高く他のミネラルも豊富である。 ・デメリット:土壌凍結に弱い 2-2.オーチャードグラス【イネ科】 ・イネ科の多年草 ・原産国:ユーラシア ・特徴:高さ50~120cm程度。 ・メリット:再生力が強く、秋口でも生育が良い。放牧などの短草利用に向いている。養分やミネラルも豊富。追播にも向いている。 ・デメリット:土壌凍結に弱い 2-3.クローバー【マメ科】 ・マメ科 ・原産国:ヨーロッパ ・特徴:他のマメ科同様に根粒菌を持っていること。空中窒素を固定して植物の利用できるアンモニアに変えるという重要な機能を持っている。 ・メリットとデメリット:主に赤クローバーと白クローバーが広くみられる。いずれも品種が多く、越冬性など品種間の差が大きいため、播種する草地の土壌や環境、他の草種との相性などを踏まえた上での品種を選ぶことが必要。 3.なぜ牧草をきちんと選ぶ必要があるの?3-1.生育できる気温や環境がある日本は南北に長い列島のため、気温や雨量など生育環境によって、牧草を選ぶ必要があります。例えば、暖かい地域で生育する牧草を、北海道のような寒冷地で育てようと思っても、寒さに耐えれず、うまく根付きません。3-2.種類が偏ると家畜に影響を与える例えば、クローバーなどのマメ科をとりすぎると、異常発酵により腸内でガスがたまり、消化に影響を与えてしまいます。ひどい場合は、鼓腸症(こちょうしょう)になってしまい、家畜が死亡するリスクもあるので、与えすぎには注意が必要です。4.意外と忘れがち?放牧地をフル活用するための「野生動物対策」4-1.農業被害の約8割が牧草!牧草の被害というと、あまり実感がわかない方が多いのではないでしょうか。実は、北海道におけるエゾシカの農業被害の中で最も高い割合を占めているのが、牧草の被害です。数年前に、北海道東部のある地域において、エゾシカの牧草被害の推定調査を当社も連携・協力のもと調査が行いました。その結果・・・10aあたり牧草ロール1個の損失が推定されました。例えば、5haの牧草地・ロール1個当たりの販売価格8000円とした場合、被害ロール1個/10a×50倍=50個 = 50個×8000円 = 推定被害額 400,000円と試算できます。周囲1200mの牧草地に対し、簡易電気柵のコストがおよそ30万程度(概算2021年現在)と考えると、わずか一年で元が取れてしまう計算になります。4-2.”柵に対する意識”が牧場経営に差をつけるこのことから、放牧地を囲う「外周柵」は脱柵防止だけでなく、野生動物対策も兼用できる仕様が望ましいでしょう。目先の経費を抑えるよりも、放牧で生産性を高めるための「投資」と考えることで、将来的には、牧場経営に大きな差を生む可能性が考えられます。参考商品 【乾電池タイプ】鹿用電気柵100mセット(4段張・出入り口1か所) ご購入はこちら 【ソーラータイプ】鹿用電気柵400mセット(4段張・出入り口1か所) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら5.放牧先進国 ニュージーランドの牧草管理技術5-1.ライジングプレートメーターを使ったファームウォークライジングプレートメーター(以下RPM)を使って放牧地を歩きながら、牧草の乾物収量の推定値を算出します。NZでは週に一回、すべての放牧地をこのツールを使って収量調査を行い、以下のようなグラフを作成した上で、放牧と草地管理を行います。グラフに基づいて、放牧を実施するか、サイレージにするかなど、意思決定を行います。参考商品 ライジングプレート デジタル(乾物収量測定器) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら5-2.トッピングで質の高い牧草を生産牧草を短く管理するために、トッピングといって、早目に掃除刈りを行います。前述したRPMを活用したグラフ作成などを参考にして、放牧が間に合わないところは草を刈って管理します。こうすることで、伸びすぎるのを防ぎ、草の品質を高く保つことができます。5-3.放牧地へのサイレージ給与春先などまだ草が少ない状態に、サイレージフィーダーという機械を使用して牧草地にサイレージを散布します。こうすることで、足りない分の草を補うことができます。日本でも取り組んでいらっしゃる農家さんもおり、ゆっくり撒いて落とすことと、できるだけ牛がいる近くに草を撒くことでサイレージを食べきってもらうよう工夫しているとのことです。参考商品 サイレージフィーダー...

【放牧農家必見】牧草おすすめ3選!(種類、選び方から管理方法まで解説)

放牧農家において、牧草は家畜に与える餌として、とても重要です。言い換えてみれば、この選択肢を間違ってしまうと、放牧のメリットを最大限に発揮できません。この記事では牧草の種類や選び方、管理方法など、基礎的な知識を中心にご説明します。1.牧草とは1-1.牧草(ぼくそう)とは家畜に与えるための餌(飼料)として育てられた、草のことです。牧草を育てるための場所(あるいは育っている場所)を牧草地(ぼくそうち)と呼びます。1-2.牧草と牧草サイレージの違い牧草は一般的に「青草」とも呼ばれ、牧草地に育っている草全体を意味します。一方、牧草サイレージは、その牧草を刈り取った後、ロール状にラップされて、乳酸発酵させた飼料を意味します。つまり、どちらも家畜に与える餌ですが、その成り立ちに違いがあります。1-3.「放牧草?」「採草?」 目的によって異なる牧草の呼び方家畜の飼養形態によって、牧草の呼び方は、いくつかに分類されます。例えば、舎飼いの農家さんの場合、牧草は、ほとんどがロール状にされて、牧草サイレージになります。牛などの家畜を基本的に畜舎(家畜が生活する小屋、施設)で飼っていますので、家畜に与えるときは、サイレージを畜舎に運んで、ほぐしながら給与します。このように、牧草を採取する(サイレージにする)ことを目的とした牧草地のため、「採草地(さいそうち)」と呼ばれます。一方、放牧している農家さんの場合、夏は家畜を牧草地に出して、草を与えます。北海道ではよくみられる牧歌的な風景ですよね。このように、放牧を目的とした牧草地を「放牧地(ほうぼくち)」と呼ばれます。さらに、農家さんは牧草の生育状態や、家畜の頭数、経営状況などに合わせて、採草地と放牧地を兼用にさせた「兼用地」を設けたりするなど、できるだけ効率的に牧草を使えるよう、日々工夫されています。2.放牧でよく使われる牧草3種ここでは、北海道で主にみられる牧草を3種類ご紹介します。2-1.ペレニアルライグラス【イネ科】 ・イネ科の多年草 ・原産国:ヨーロッパ ・特徴:高さ20~40cm程度。 ・メリット:放牧用に広く使われる。葉に光沢があり、太陽光に当たるとしばしば光って見えることがある。再生力が強く、秋口でも生育が良いため、放牧などの短草利用に最適な牧草。>タンパク養分が高く他のミネラルも豊富である。 ・デメリット:土壌凍結に弱い 2-2.オーチャードグラス【イネ科】 ・イネ科の多年草 ・原産国:ユーラシア ・特徴:高さ50~120cm程度。 ・メリット:再生力が強く、秋口でも生育が良い。放牧などの短草利用に向いている。養分やミネラルも豊富。追播にも向いている。 ・デメリット:土壌凍結に弱い 2-3.クローバー【マメ科】 ・マメ科 ・原産国:ヨーロッパ ・特徴:他のマメ科同様に根粒菌を持っていること。空中窒素を固定して植物の利用できるアンモニアに変えるという重要な機能を持っている。 ・メリットとデメリット:主に赤クローバーと白クローバーが広くみられる。いずれも品種が多く、越冬性など品種間の差が大きいため、播種する草地の土壌や環境、他の草種との相性などを踏まえた上での品種を選ぶことが必要。 3.なぜ牧草をきちんと選ぶ必要があるの?3-1.生育できる気温や環境がある日本は南北に長い列島のため、気温や雨量など生育環境によって、牧草を選ぶ必要があります。例えば、暖かい地域で生育する牧草を、北海道のような寒冷地で育てようと思っても、寒さに耐えれず、うまく根付きません。3-2.種類が偏ると家畜に影響を与える例えば、クローバーなどのマメ科をとりすぎると、異常発酵により腸内でガスがたまり、消化に影響を与えてしまいます。ひどい場合は、鼓腸症(こちょうしょう)になってしまい、家畜が死亡するリスクもあるので、与えすぎには注意が必要です。4.意外と忘れがち?放牧地をフル活用するための「野生動物対策」4-1.農業被害の約8割が牧草!牧草の被害というと、あまり実感がわかない方が多いのではないでしょうか。実は、北海道におけるエゾシカの農業被害の中で最も高い割合を占めているのが、牧草の被害です。数年前に、北海道東部のある地域において、エゾシカの牧草被害の推定調査を当社も連携・協力のもと調査が行いました。その結果・・・10aあたり牧草ロール1個の損失が推定されました。例えば、5haの牧草地・ロール1個当たりの販売価格8000円とした場合、被害ロール1個/10a×50倍=50個 = 50個×8000円 = 推定被害額 400,000円と試算できます。周囲1200mの牧草地に対し、簡易電気柵のコストがおよそ30万程度(概算2021年現在)と考えると、わずか一年で元が取れてしまう計算になります。4-2.”柵に対する意識”が牧場経営に差をつけるこのことから、放牧地を囲う「外周柵」は脱柵防止だけでなく、野生動物対策も兼用できる仕様が望ましいでしょう。目先の経費を抑えるよりも、放牧で生産性を高めるための「投資」と考えることで、将来的には、牧場経営に大きな差を生む可能性が考えられます。参考商品 【乾電池タイプ】鹿用電気柵100mセット(4段張・出入り口1か所) ご購入はこちら 【ソーラータイプ】鹿用電気柵400mセット(4段張・出入り口1か所) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら5.放牧先進国 ニュージーランドの牧草管理技術5-1.ライジングプレートメーターを使ったファームウォークライジングプレートメーター(以下RPM)を使って放牧地を歩きながら、牧草の乾物収量の推定値を算出します。NZでは週に一回、すべての放牧地をこのツールを使って収量調査を行い、以下のようなグラフを作成した上で、放牧と草地管理を行います。グラフに基づいて、放牧を実施するか、サイレージにするかなど、意思決定を行います。参考商品 ライジングプレート デジタル(乾物収量測定器) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら5-2.トッピングで質の高い牧草を生産牧草を短く管理するために、トッピングといって、早目に掃除刈りを行います。前述したRPMを活用したグラフ作成などを参考にして、放牧が間に合わないところは草を刈って管理します。こうすることで、伸びすぎるのを防ぎ、草の品質を高く保つことができます。5-3.放牧地へのサイレージ給与春先などまだ草が少ない状態に、サイレージフィーダーという機械を使用して牧草地にサイレージを散布します。こうすることで、足りない分の草を補うことができます。日本でも取り組んでいらっしゃる農家さんもおり、ゆっくり撒いて落とすことと、できるだけ牛がいる近くに草を撒くことでサイレージを食べきってもらうよう工夫しているとのことです。参考商品 サイレージフィーダー...

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放牧酪農は環境にいいの?

今回のテーマは「放牧酪農と環境」です。 広い青空の下で、牛がのんびりと牧草を食べている。放牧が行われている牧場では、そんなのどかで牧歌的な光景がよく見られます。なんとも微笑ましいものです。では、その放牧を「環境負荷」というテーマから改めて見つめなおすと、一体どのような側面が見えてくるでしょうか。放牧が環境にもたらすメリット舎飼いから放牧へと切り替えることで、大きく分けて以下の三つのメリットが生まれます。1.機械による物の運搬が減り、二酸化炭素の排出が抑えられる放牧では動物が自分の脚で歩き、自分でエサを食べ、自分で草地に糞尿を落としながら移動します。そのため、飼料を運んだり糞尿を集積させたりするためのトラクター移動が不要になり、機械から排出されるCO2の量が削減されます。近年高騰している燃料費も抑えられますので、お財布にも優しいですね。2.穀物の輸入需要を減らし、穀物の生産・輸入にかかる資源の消費を減らせるこれは、1と比べてもう少しスケールの大きいものとなります。日本は、その穀物自給率の低さゆえに、海外から大量の飼料穀物を輸入しています。穀物を育てるには大量の地下水をくみ上げて灌漑を行う必要があり、また、タンカー・トラックなどで国境を越えた長距離輸送を行う際には大量のエネルギーを消費します。ここで、放牧による酪農を行うとどうなるでしょう。飼料は近隣の土地の草が主体ですから、外部から購入する輸入飼料の量はもちろん減ります。その結果、これまで消費され続けていた水やエネルギーなどの資源を守ることができるのです。(参考1:世界の粗粒穀物輸入量ランキング 世界の粗粒穀物生産量ランキング)(参考2:日本は、実は莫大な量の水を輸入している | 健康)3.草地が管理され、大気中の炭素が地中に固定されるようになる3は、放牧を行うことそのものというよりは、もともと存在している草地(あるいは耕作放棄地など)がきちんと活用されるようになることが重要です。適切に管理された土は、まんべんなく生えそろった牧草たちや動物の糞尿の力も借りて、炭素をどんどん蓄えられる天然の貯蔵庫へと変わっていきます。有機物を多く含むようになった豊かな土は、軽度の干ばつ、水害にも耐えうる柔軟な構造を持ちます。目先の1年や2年ではなく、長期的な恵みをもたらしてくれる救世主です。農業に関わるということは、「土」が持つ高いポテンシャルをいかに引き出せるか、という挑戦でもあります。この探求に終わりはありません。デメリット同じ場所で動物を放し続けると、糞尿に含まれる窒素分が過剰に土地に蓄積してしまいます。過剰な窒素は牧草の生育に影響を及ぼすほか、地下水や川に流れ出して水質汚染を引き起こすこともあります。また、動物は食べる草を選り好みします。そのため、草地があまりに広いと、好まれる草とそうでない草の伸び方に大きく差が生まれてまばらになり、土が荒れる原因となってしまいます。これらの環境負荷のリスクを最低限にとどめるには、農地を電気柵で小さく区切り、草の伸び具合を見ながら動物を移動させていく手法が有効です。詳しくはこちら↓新規就農で放牧をお考えの方へ 終わりに放牧と環境の結びつき、イメージしていただけたでしょうか?他にも放牧と土中の微生物の関係、それによって生まれる豊かな生態系など、着目していただきたいポイントはたくさんあります。それについてはまたいずれ、他の記事にてご紹介したいと思います。放牧に興味を持っていただけた方はファームエイジは、日本に集約放牧を普及させるため37年以上にわたって活動してきた「放牧の専門家集団」です。もし放牧の導入にご興味がありましたら、どなたでもお気軽にご相談ください。 ・新しく就農して、放牧酪農を始めたい方 ・舎飼いの酪農をすでに行っているけれど、放牧にも興味を持ち始めている方 ・放牧に取り組んではいるものの、思ったように経営が上向かないので改善したい方 など、あらゆる段階の「やりたい!」を、豊富な放牧知識でサポートします。

放牧酪農は環境にいいの?

今回のテーマは「放牧酪農と環境」です。 広い青空の下で、牛がのんびりと牧草を食べている。放牧が行われている牧場では、そんなのどかで牧歌的な光景がよく見られます。なんとも微笑ましいものです。では、その放牧を「環境負荷」というテーマから改めて見つめなおすと、一体どのような側面が見えてくるでしょうか。放牧が環境にもたらすメリット舎飼いから放牧へと切り替えることで、大きく分けて以下の三つのメリットが生まれます。1.機械による物の運搬が減り、二酸化炭素の排出が抑えられる放牧では動物が自分の脚で歩き、自分でエサを食べ、自分で草地に糞尿を落としながら移動します。そのため、飼料を運んだり糞尿を集積させたりするためのトラクター移動が不要になり、機械から排出されるCO2の量が削減されます。近年高騰している燃料費も抑えられますので、お財布にも優しいですね。2.穀物の輸入需要を減らし、穀物の生産・輸入にかかる資源の消費を減らせるこれは、1と比べてもう少しスケールの大きいものとなります。日本は、その穀物自給率の低さゆえに、海外から大量の飼料穀物を輸入しています。穀物を育てるには大量の地下水をくみ上げて灌漑を行う必要があり、また、タンカー・トラックなどで国境を越えた長距離輸送を行う際には大量のエネルギーを消費します。ここで、放牧による酪農を行うとどうなるでしょう。飼料は近隣の土地の草が主体ですから、外部から購入する輸入飼料の量はもちろん減ります。その結果、これまで消費され続けていた水やエネルギーなどの資源を守ることができるのです。(参考1:世界の粗粒穀物輸入量ランキング 世界の粗粒穀物生産量ランキング)(参考2:日本は、実は莫大な量の水を輸入している | 健康)3.草地が管理され、大気中の炭素が地中に固定されるようになる3は、放牧を行うことそのものというよりは、もともと存在している草地(あるいは耕作放棄地など)がきちんと活用されるようになることが重要です。適切に管理された土は、まんべんなく生えそろった牧草たちや動物の糞尿の力も借りて、炭素をどんどん蓄えられる天然の貯蔵庫へと変わっていきます。有機物を多く含むようになった豊かな土は、軽度の干ばつ、水害にも耐えうる柔軟な構造を持ちます。目先の1年や2年ではなく、長期的な恵みをもたらしてくれる救世主です。農業に関わるということは、「土」が持つ高いポテンシャルをいかに引き出せるか、という挑戦でもあります。この探求に終わりはありません。デメリット同じ場所で動物を放し続けると、糞尿に含まれる窒素分が過剰に土地に蓄積してしまいます。過剰な窒素は牧草の生育に影響を及ぼすほか、地下水や川に流れ出して水質汚染を引き起こすこともあります。また、動物は食べる草を選り好みします。そのため、草地があまりに広いと、好まれる草とそうでない草の伸び方に大きく差が生まれてまばらになり、土が荒れる原因となってしまいます。これらの環境負荷のリスクを最低限にとどめるには、農地を電気柵で小さく区切り、草の伸び具合を見ながら動物を移動させていく手法が有効です。詳しくはこちら↓新規就農で放牧をお考えの方へ 終わりに放牧と環境の結びつき、イメージしていただけたでしょうか?他にも放牧と土中の微生物の関係、それによって生まれる豊かな生態系など、着目していただきたいポイントはたくさんあります。それについてはまたいずれ、他の記事にてご紹介したいと思います。放牧に興味を持っていただけた方はファームエイジは、日本に集約放牧を普及させるため37年以上にわたって活動してきた「放牧の専門家集団」です。もし放牧の導入にご興味がありましたら、どなたでもお気軽にご相談ください。 ・新しく就農して、放牧酪農を始めたい方 ・舎飼いの酪農をすでに行っているけれど、放牧にも興味を持ち始めている方 ・放牧に取り組んではいるものの、思ったように経営が上向かないので改善したい方 など、あらゆる段階の「やりたい!」を、豊富な放牧知識でサポートします。