畜産についての記事一覧
子牛が濃厚飼料を食べない原因と対策|健康な胃づくりが成長のポイント
子牛が濃厚飼料をスムーズに食べてくれないと、離乳が遅れるだけでなく、その後の成長や健康状態にも大きな影響を及ぼします。本記事では、子牛が濃厚飼料を食べない主な原因や基礎的な事項、現場ですぐに実践できる改善ポイントを解説します。また、効率と健康を両立させる「ニュージーランド流」の先進的な哺育技術も併せてご紹介します。この記事を読んで、子牛の成長を改善するためのヒントを見つけてください。1. 子牛が濃厚飼料を食べない主な原因とは?個体差や環境はありつつも、子牛が餌を食べないのには必ず理由があります。まずは以下の3つの視点からチェックしてみましょう。1-1. 味や嗜好性の問題子牛は非常にデリケートです。飼料の味、粒の形状、匂いが好みでない場合、それだけで食いつきが悪くなります。特に鮮度が落ちた飼料は敬遠される傾向にあります。1-2.ルーメン(第一胃)が未発達生まれたばかりの子牛のルーメンはまだ未発達です。消化の仕組みが整っていない段階で無理に濃厚飼料を与えても、本能的に受け入れないことがあります。「食べる準備」を整えてあげることが先決です。1-3.体調不良やストレス下痢、呼吸器疾患、ストレスは、真っ先に食欲減退として現れます。摂食不振は「体調不良のサイン」と捉え、日々の観察を徹底することが重要です。2. 食べてもらうための基本対策まずは「食べるきっかけ」を作り、習慣化させるためのアプローチをご紹介します。2-1.早期からスターター飼料に慣れさせる生後3日目頃から、ごく少量を毎日新鮮な状態で与え始めるのがポイントです。最初は口に含ませる程度でも構いません。「これは食べ物だ」と認識させるまで根気よく続けることで、空腹時に自発的に口にするようになります。2-2.飼料の嗜好性を高める工夫糖蜜を添加して甘みと香りをつけたり、子牛が食べやすい「ペレット形状」や「圧ぺん穀物」を選択したりするのも有効です。また、常に新しいたっぷりの水が飲める環境を整えることで、摂取量の向上が期待できます。2-3.「真似る力」を利用する子牛には仲間を真似る習性があります。すでに餌をよく食べている個体と一緒に給餌する(ペア飼育やグループ飼育)ことで、周囲に触発されて食いつきが良くなる効果が期待できます。3. 人手をかけずに効率重視。ニュージーランドの哺育技術世界的な放牧先進国であるニュージーランドの技術は、日本の酪農現場でも非常に参考になります。3-1.なぜニュージーランドの技術が注目されるのか?限られた人手で大量の子牛を健康に育てるため、彼らは「人手をかけない効率的な哺育管理」を確立しています。3-2.自然な飲ませ方「ピーチティート」ニュージーランドで広く普及している「ピーチティート」は、特殊な構造の乳首です。誤嚥防止: 内部に逆止弁があり、ミルクが出る穴が工夫されているため、一気飲みによる誤嚥を防ぎます。唾液の分泌: 牛が「噛む」ことでミルクが出る仕組みのため、咀嚼が促されて唾液が大量に分泌されます。唾液とよく混ざりあうことで、消化不良による下痢のリスクを低減します。参考商品 ピーチボトル・ハンギングミルク用交換用乳首 ご購入はこちら ピーチボトル用交換用乳首(キャップ付) ご購入はこちら 3-3. 胃を鍛える「ファイバースタート・ファイバーゲイン」「牛づくりは胃袋づくり」と言われるように、早い段階でルーメンを発達させることが鍵となります。ファイバースタート: アルファルファを主体とした高栄養な発酵繊維です。これを早期に与えることでルーメンの絨毛(じゅうもう)発達を促します。メリット: 濃厚飼料だけに頼らず、繊維質を上手に取り入れることで、離乳後の放牧や粗飼料への移行がスムーズになり、将来的に「草をたくさん食べられる健康な牛」へと成長します。参考商品 ファイバースタート 20kg ご購入はこちら ファイバーゲイン 20kg ご購入はこちら その他製品は >>>こちらまとめ子牛が濃厚飼料を食べない原因は、嗜好性、身体の発達段階、健康状態など様々です。「食べさせる」ことに固執するだけでなく、ピーチティートでの哺乳やファイバー系飼料によるルーメン育成といった「体づくり」の面から改善できることもあるでしょう。子牛の生理に合った管理で手間を減らしつつ、より健康で力強い成長実現を、ファームエイジがお手伝いできればと思います。 ご興味のある方は以下からお問合せください。全国無料でカタログも配布しております。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
子牛が濃厚飼料を食べない原因と対策|健康な胃づくりが成長のポイント
子牛が濃厚飼料をスムーズに食べてくれないと、離乳が遅れるだけでなく、その後の成長や健康状態にも大きな影響を及ぼします。本記事では、子牛が濃厚飼料を食べない主な原因や基礎的な事項、現場ですぐに実践できる改善ポイントを解説します。また、効率と健康を両立させる「ニュージーランド流」の先進的な哺育技術も併せてご紹介します。この記事を読んで、子牛の成長を改善するためのヒントを見つけてください。1. 子牛が濃厚飼料を食べない主な原因とは?個体差や環境はありつつも、子牛が餌を食べないのには必ず理由があります。まずは以下の3つの視点からチェックしてみましょう。1-1. 味や嗜好性の問題子牛は非常にデリケートです。飼料の味、粒の形状、匂いが好みでない場合、それだけで食いつきが悪くなります。特に鮮度が落ちた飼料は敬遠される傾向にあります。1-2.ルーメン(第一胃)が未発達生まれたばかりの子牛のルーメンはまだ未発達です。消化の仕組みが整っていない段階で無理に濃厚飼料を与えても、本能的に受け入れないことがあります。「食べる準備」を整えてあげることが先決です。1-3.体調不良やストレス下痢、呼吸器疾患、ストレスは、真っ先に食欲減退として現れます。摂食不振は「体調不良のサイン」と捉え、日々の観察を徹底することが重要です。2. 食べてもらうための基本対策まずは「食べるきっかけ」を作り、習慣化させるためのアプローチをご紹介します。2-1.早期からスターター飼料に慣れさせる生後3日目頃から、ごく少量を毎日新鮮な状態で与え始めるのがポイントです。最初は口に含ませる程度でも構いません。「これは食べ物だ」と認識させるまで根気よく続けることで、空腹時に自発的に口にするようになります。2-2.飼料の嗜好性を高める工夫糖蜜を添加して甘みと香りをつけたり、子牛が食べやすい「ペレット形状」や「圧ぺん穀物」を選択したりするのも有効です。また、常に新しいたっぷりの水が飲める環境を整えることで、摂取量の向上が期待できます。2-3.「真似る力」を利用する子牛には仲間を真似る習性があります。すでに餌をよく食べている個体と一緒に給餌する(ペア飼育やグループ飼育)ことで、周囲に触発されて食いつきが良くなる効果が期待できます。3. 人手をかけずに効率重視。ニュージーランドの哺育技術世界的な放牧先進国であるニュージーランドの技術は、日本の酪農現場でも非常に参考になります。3-1.なぜニュージーランドの技術が注目されるのか?限られた人手で大量の子牛を健康に育てるため、彼らは「人手をかけない効率的な哺育管理」を確立しています。3-2.自然な飲ませ方「ピーチティート」ニュージーランドで広く普及している「ピーチティート」は、特殊な構造の乳首です。誤嚥防止: 内部に逆止弁があり、ミルクが出る穴が工夫されているため、一気飲みによる誤嚥を防ぎます。唾液の分泌: 牛が「噛む」ことでミルクが出る仕組みのため、咀嚼が促されて唾液が大量に分泌されます。唾液とよく混ざりあうことで、消化不良による下痢のリスクを低減します。参考商品 ピーチボトル・ハンギングミルク用交換用乳首 ご購入はこちら ピーチボトル用交換用乳首(キャップ付) ご購入はこちら 3-3. 胃を鍛える「ファイバースタート・ファイバーゲイン」「牛づくりは胃袋づくり」と言われるように、早い段階でルーメンを発達させることが鍵となります。ファイバースタート: アルファルファを主体とした高栄養な発酵繊維です。これを早期に与えることでルーメンの絨毛(じゅうもう)発達を促します。メリット: 濃厚飼料だけに頼らず、繊維質を上手に取り入れることで、離乳後の放牧や粗飼料への移行がスムーズになり、将来的に「草をたくさん食べられる健康な牛」へと成長します。参考商品 ファイバースタート 20kg ご購入はこちら ファイバーゲイン 20kg ご購入はこちら その他製品は >>>こちらまとめ子牛が濃厚飼料を食べない原因は、嗜好性、身体の発達段階、健康状態など様々です。「食べさせる」ことに固執するだけでなく、ピーチティートでの哺乳やファイバー系飼料によるルーメン育成といった「体づくり」の面から改善できることもあるでしょう。子牛の生理に合った管理で手間を減らしつつ、より健康で力強い成長実現を、ファームエイジがお手伝いできればと思います。 ご興味のある方は以下からお問合せください。全国無料でカタログも配布しております。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
米の価格高騰が畜産農家にもたらす影響とは?——いま、放牧がカギになる理由
最近「米」の話題が連日メディアをにぎわせていますね。 2025年4月現在、全国平均で米の価格は1俵(60kg)あたり4000円台に突入し、上昇の勢いが止まりません。お米は私たちの食卓に欠かせない主食ですが、実はこの価格高騰が、畜産農家の経営にも大きな打撃を与えていることをご存じでしょうか?本記事の中では、畜産農家がうけている影響や、放牧の可能性、実践事例などをご紹介します。1.飼料米と食用米——その違いと今起きていることお米には大きく分けて2種類あります。食用米:私たちが日常的に食べている白米や玄米飼料米:牛や豚、鶏など家畜のえさとして使われる専用の米本来、飼料米は余剰米の有効活用策として普及してきましたが、近年は国の補助金制度も後押しし、積極的に作付けする農家が増えていました。しかし、昨今の米価上昇に伴い、「飼料米よりも食用米に切り替えた方が利益が出る」と判断する農家が続出。これにより、飼料米の供給量が全国的に減少傾向にあります。2.餌不足に陥る畜産農家——牧草の価格も高止まり飼料米の供給が減少すれば、当然ながらそれを仕入れていた畜産農家は影響を受けます。しかも現在は、飼料米に限らず、牧草ロール、配合飼料、輸入トウモロコシといった他の飼料も軒並み値上がりしており、畜産農家の経営はますます厳しくなってきています。3.対策の一手は「放牧」? 自然を活かす飼養法の見直しこのような状況の中、再び注目されているのが「放牧」による飼養です。3-1.放牧のメリットとは?ここでは主なポイントをご説明します。自給飼料の確保:放牧地の草を活用し、外部からの飼料購入量を減らせる家畜の健康増進:自由に運動できることでストレスが軽減され、病気のリスクも減る農家の省力化:牛舎の清掃や給餌の手間が軽減される放牧には多くのメリットがありますが、専門知識や家畜のコントロール、なにより継続的な草地管理が必要になってきます。特に、これから取り組まれる方は、知識を持った放牧の専門家と連携してからスタートした方が良いでしょう。3-2.放牧をはじめるために必要なものは?電気柵やフェンス:放牧地の草を活用し、外部からの飼料購入量を減らせる給水設備:自由に運動できることでストレスが軽減され、病気のリスクも減る日除けなどの設備:牛舎の清掃や給餌の手間が軽減される上記以外に、放牧をするための面積が必要になります。ただ、単に広ければいい、狭い環境ではできないというわけではありません、大切なのは、頭数と面積(牛が食べる草の量や品質)のバランスがとれていることです。3-3.放牧を導入した実践事例をご紹介飼料米の影響を理由に導入された方ではありませんが、ここでは2件の和牛農家さんの事例をご紹介します。耕作放棄地放牧/長崎県/和牛繁殖農家44頭の繁殖牛を飼養されているこちらの農家さん。もともとは、運動不足を防ぐ目的で、狭いスペースにパドックを設けて放牧を行っていました。しかし、地域の過疎化が進む中で目にとまったのが、増え続ける耕作放棄地。これを有効活用しようと、思い切って放牧地を広げる取り組みをスタートされました。耕作放棄地の放牧で得られた主なメリットとしては、粗飼料の自給率がアップし、放牧によって、飼料の大部分をまかなえるようになりました。また、牛たちが自然に運動することで、「削蹄の手間とコストが軽減」され、牛舎掃除頻度も減ったということでした。さらに、周囲の農家さんからも「景観が良くなったね」と好評を得ているそうです。パドック放牧/宮崎県/和牛繁殖農家これまで牛舎内での飼育が中心だったという、宮崎県の和牛繁殖農家さん。以前から「牛たちにももっと自然な環境でのびのびと過ごしてほしい」という思いがあり、アニマルウェルフェアを意識した飼育への関心を強く持たれていました。その第一歩として始められたのが、繁殖メス牛のためのパドック放牧です。牛たちが自由に動き回れる環境をつくるため、まずは電気柵の設置を決意されました。参考商品 パドック放牧200セット(オンライン限定セット・周囲200m・約25a分) ご購入はこちら パドック放牧200ソーラーセット(オンライン限定セット・周囲200m・約25a分) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら電気柵の設置は今回が初めてでしたが、二人で作業を行い、約1時間弱で無事に設置が完了しました。(周囲100mほど)現在の放牧エリアに加え、将来的には隣接する耕作放棄地も整備して、より広い放牧地にしていきたいという構想もあるとのこと。牛たちの健康と快適さをさらに追求する取り組みが進んでいきそうです。4.その他——放牧の実践事例や関連情報以下以外にも、放牧セミナーやオンライン相談なども承っております。お気軽にご相談ください。4-1.高原牧場物語NZ北海道酪農協力プロジェクトを経て、見事に経営を改善し、農林水産大臣賞を受賞するにまで至った放牧酪農サクセスストーリー。高原様の実体験や声を取材し、どのような改善や取り組みを行い、どのように経営改善されたかを数値に至るまでまとめた一冊です。詳細はこちら>>>高原牧場物語4-2.放牧デザインカタログ放牧のメリットを最大限に引き出すために、最も基本となる部分を要約した一冊です。放牧地の柵だけでなく、草地改良から牛群改良、牧道やゲートの配置に至るまで、基礎的な情報を集約しています。これから放牧に取り組む方はもちろん、既に取り組んでいただいてる方にも、ご自身の牧場を見直す気づきのきっかけになるかと思います。詳細はこちら>>>放牧デザインカタログ4-3.NZ北海道酪農協力プロジェクト ウェブセミナー(録画・記事)ニュージーランド政府、フォンテラ社、ファームエイジ株式会社による取り組みで、北海道とホクレンが協力しています。放牧における牧草地の利用効率と酪農経営の採算性向上を目的として、平成26 年8月から2年間のプロジェクトとして開始した後、道内4地域の調査対象農家の追跡調査を行うため、プロジェクトを平成30年3月まで延長しました。その後2戸の調査対象農家を対象としたフォローアップ調査・実証、オンラインセミナーの開催など放牧普及を実践する取組です。詳細はこちら>>>NZ北海道酪農協力プロジェクト5.まとめ——米の問題は、消費者だけの話ではない「米価高騰」と聞くと、私たち消費者の負担ばかりに目がいきがちですが、その影響は農業の構造全体に波及しています。もちろん、放牧がすべてを解決できるわけではありませんが、私たち一人ひとりも、こうした現状に目を向けながら、日々の食生活を見直していくことが求められているのかもしれません。
米の価格高騰が畜産農家にもたらす影響とは?——いま、放牧がカギになる理由
最近「米」の話題が連日メディアをにぎわせていますね。 2025年4月現在、全国平均で米の価格は1俵(60kg)あたり4000円台に突入し、上昇の勢いが止まりません。お米は私たちの食卓に欠かせない主食ですが、実はこの価格高騰が、畜産農家の経営にも大きな打撃を与えていることをご存じでしょうか?本記事の中では、畜産農家がうけている影響や、放牧の可能性、実践事例などをご紹介します。1.飼料米と食用米——その違いと今起きていることお米には大きく分けて2種類あります。食用米:私たちが日常的に食べている白米や玄米飼料米:牛や豚、鶏など家畜のえさとして使われる専用の米本来、飼料米は余剰米の有効活用策として普及してきましたが、近年は国の補助金制度も後押しし、積極的に作付けする農家が増えていました。しかし、昨今の米価上昇に伴い、「飼料米よりも食用米に切り替えた方が利益が出る」と判断する農家が続出。これにより、飼料米の供給量が全国的に減少傾向にあります。2.餌不足に陥る畜産農家——牧草の価格も高止まり飼料米の供給が減少すれば、当然ながらそれを仕入れていた畜産農家は影響を受けます。しかも現在は、飼料米に限らず、牧草ロール、配合飼料、輸入トウモロコシといった他の飼料も軒並み値上がりしており、畜産農家の経営はますます厳しくなってきています。3.対策の一手は「放牧」? 自然を活かす飼養法の見直しこのような状況の中、再び注目されているのが「放牧」による飼養です。3-1.放牧のメリットとは?ここでは主なポイントをご説明します。自給飼料の確保:放牧地の草を活用し、外部からの飼料購入量を減らせる家畜の健康増進:自由に運動できることでストレスが軽減され、病気のリスクも減る農家の省力化:牛舎の清掃や給餌の手間が軽減される放牧には多くのメリットがありますが、専門知識や家畜のコントロール、なにより継続的な草地管理が必要になってきます。特に、これから取り組まれる方は、知識を持った放牧の専門家と連携してからスタートした方が良いでしょう。3-2.放牧をはじめるために必要なものは?電気柵やフェンス:放牧地の草を活用し、外部からの飼料購入量を減らせる給水設備:自由に運動できることでストレスが軽減され、病気のリスクも減る日除けなどの設備:牛舎の清掃や給餌の手間が軽減される上記以外に、放牧をするための面積が必要になります。ただ、単に広ければいい、狭い環境ではできないというわけではありません、大切なのは、頭数と面積(牛が食べる草の量や品質)のバランスがとれていることです。3-3.放牧を導入した実践事例をご紹介飼料米の影響を理由に導入された方ではありませんが、ここでは2件の和牛農家さんの事例をご紹介します。耕作放棄地放牧/長崎県/和牛繁殖農家44頭の繁殖牛を飼養されているこちらの農家さん。もともとは、運動不足を防ぐ目的で、狭いスペースにパドックを設けて放牧を行っていました。しかし、地域の過疎化が進む中で目にとまったのが、増え続ける耕作放棄地。これを有効活用しようと、思い切って放牧地を広げる取り組みをスタートされました。耕作放棄地の放牧で得られた主なメリットとしては、粗飼料の自給率がアップし、放牧によって、飼料の大部分をまかなえるようになりました。また、牛たちが自然に運動することで、「削蹄の手間とコストが軽減」され、牛舎掃除頻度も減ったということでした。さらに、周囲の農家さんからも「景観が良くなったね」と好評を得ているそうです。パドック放牧/宮崎県/和牛繁殖農家これまで牛舎内での飼育が中心だったという、宮崎県の和牛繁殖農家さん。以前から「牛たちにももっと自然な環境でのびのびと過ごしてほしい」という思いがあり、アニマルウェルフェアを意識した飼育への関心を強く持たれていました。その第一歩として始められたのが、繁殖メス牛のためのパドック放牧です。牛たちが自由に動き回れる環境をつくるため、まずは電気柵の設置を決意されました。参考商品 パドック放牧200セット(オンライン限定セット・周囲200m・約25a分) ご購入はこちら パドック放牧200ソーラーセット(オンライン限定セット・周囲200m・約25a分) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら電気柵の設置は今回が初めてでしたが、二人で作業を行い、約1時間弱で無事に設置が完了しました。(周囲100mほど)現在の放牧エリアに加え、将来的には隣接する耕作放棄地も整備して、より広い放牧地にしていきたいという構想もあるとのこと。牛たちの健康と快適さをさらに追求する取り組みが進んでいきそうです。4.その他——放牧の実践事例や関連情報以下以外にも、放牧セミナーやオンライン相談なども承っております。お気軽にご相談ください。4-1.高原牧場物語NZ北海道酪農協力プロジェクトを経て、見事に経営を改善し、農林水産大臣賞を受賞するにまで至った放牧酪農サクセスストーリー。高原様の実体験や声を取材し、どのような改善や取り組みを行い、どのように経営改善されたかを数値に至るまでまとめた一冊です。詳細はこちら>>>高原牧場物語4-2.放牧デザインカタログ放牧のメリットを最大限に引き出すために、最も基本となる部分を要約した一冊です。放牧地の柵だけでなく、草地改良から牛群改良、牧道やゲートの配置に至るまで、基礎的な情報を集約しています。これから放牧に取り組む方はもちろん、既に取り組んでいただいてる方にも、ご自身の牧場を見直す気づきのきっかけになるかと思います。詳細はこちら>>>放牧デザインカタログ4-3.NZ北海道酪農協力プロジェクト ウェブセミナー(録画・記事)ニュージーランド政府、フォンテラ社、ファームエイジ株式会社による取り組みで、北海道とホクレンが協力しています。放牧における牧草地の利用効率と酪農経営の採算性向上を目的として、平成26 年8月から2年間のプロジェクトとして開始した後、道内4地域の調査対象農家の追跡調査を行うため、プロジェクトを平成30年3月まで延長しました。その後2戸の調査対象農家を対象としたフォローアップ調査・実証、オンラインセミナーの開催など放牧普及を実践する取組です。詳細はこちら>>>NZ北海道酪農協力プロジェクト5.まとめ——米の問題は、消費者だけの話ではない「米価高騰」と聞くと、私たち消費者の負担ばかりに目がいきがちですが、その影響は農業の構造全体に波及しています。もちろん、放牧がすべてを解決できるわけではありませんが、私たち一人ひとりも、こうした現状に目を向けながら、日々の食生活を見直していくことが求められているのかもしれません。
【初心者でも安心】ヤギの飼い方完全ガイド|柵や設備の選び方まで徹底解説
「ペットとしてヤギを飼ってみたい」「庭の雑草対策として取り組んでみたい」——そんな理由から、ヤギの飼育に興味を持つ方が増えているようです。しかしながら、「実際にどのように飼えば良いのか」、「どんなものを準備すればいいの?」、「飼う前に注意すべき点は?」など、抑えておくべきポイントがあります。この記事では、ヤギの飼い方について、基礎的な知識から必要な準備・方法・設備まで詳しく解説します。1.ヤギを飼う前に|事前に知っておくべきことペットとしても人気が高まっているヤギですが、いくつか事前に検討しておくべきことがあります。1-1.ヤギの種類を考える牧場でよくみられるのは「ザーネン種」というヤギです。白い毛が生えており、体高が約100cmにもなる比較的大型のヤギです。ペット用としては、シバヤギやトカラヤギなどの小型のヤギが人気です。飼育する目的や環境に合わせて、どの種類を選ぶか検討しましょう。1-2.必要な許可や手続きがある自治体への家畜を飼育するための届け出が必要です。レンタルで飼育する場合であっても、万一病気にかかった際のことなどを事前に確認しておきましょう。1-3.ヤギの入手方法を考える主なルートとしてはヤギを飼育している牧場や、ブリーダーから直接購入することが多いようです。金額については種類や月齢などによって異なるため、定まったものはないようです。オスの場合は事前に去勢してもらう方が、後々飼育しやすくなります。1-4.与えてはいけない草や餌がある雑草管理を目的とする場合は特に注意が必要です。代表的な植物として、スイセン、ワラビ、トリカブトなどがあります。家庭でできた野菜くずを与えたいという方も多いようですが、玉ねぎ、ネギ、ジャガイモなど、意外と与えてはいけないものが多くあります。また、稀に牛用の穀物飼料についてお問合せをいただくことがありますが、これについては、なるべく与えない方が良いでしょう。太りすぎや尿石症の原因になったり、主食である草を食べなくなる恐れがあります。2.快適な飼育ライフのために ヤギの生活環境を整えるポイントをご紹介小屋と草だけがあればOK!・・・というわけではありません。定期的な爪切り(削蹄)など、日常的な管理も必要になります。見落とされがちなポイントについて、ご紹介いたします。2-1.柵・フェンスの設置ポイントヤギはジャンプ力が高く、脱走の名人といわれています。しっかりとした柵を用意しましょう。ここでは、ヤギの飼育をする際に一般的に用いられている「電気柵」と「フィールドフェンス(金網)」についてご説明します。・電気柵電気が流れる線(ワイヤー)に触れると、静電気のようなショックを受けます。慣れることのない痛みを学習させる(馴致させる)ことで、警戒心が生まれ、柵に近寄りにくくさせます。ワイヤーは5段、地上高は90cm程度が標準的です。・参考記事:電気柵について(仕組み、種類、よくある質問)参考商品 ヤギ放牧200ソーラーセット(オンライン限定セット・周囲200m・約25a分) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら・フィールドフェンス 牛の放牧や、シカやイノシシなどの野生動物対策としても広く普及しているフェンスです。近年はドッグランフェンスとしても利用される頻度も増えてきました。高さは最低でも120cm以上が標準的ですが、場合によっては、それ以上の高さが必要になる場合があります。また、網目が広いものになると、首を突っ込んでしまったり、角が引っかかるケースがあるので、なるべく目の細かいタイプがオススメです。脱柵のリスクが心配な場合は、フェンスと電気柵を組み合わせてを設置することで、脱柵だけでなく、キツネなどの獣害対策も兼ねることができます。・参考記事:フィールドフェンスとは参考商品 【小型~中型ヤギ用】フィールドフェンス 高さ1.2m 60m巻分セット ご購入はこちら その他製品は >>>こちら2-2.飼育スペース(広さ)の目安 基本的には頭数や、月齢などの条件によって異なります。ここでは、趣味でヤギを飼育している弊社スタッフの事例をご紹介します。アルパイン種1頭を4月~10月までの間、約500平方メートルの敷地で、ほぼ草だけで飼育できているそうです。また、小屋を併設しており、11月からは小屋の中で牧草ロールを与えながら過ごしているそうです。2-3.水飲み施設や日除けを用意する(暑さ対策・寒さ対策) 飲み水がすぐに飲める水槽(給水設備)も整えておきましょう。特に夏季は暑く、大きな木や林が近くにあって日陰にアクセスしやすい環境であれば良いのですが、ない場合は、簡易的な小屋やタープのようなテントを張るなど、暑さ対策をしましょう。鉱塩を準備しておくのも有効です。また、冬季間は小屋の中で生活することが多くなりますが、寒冷地では敷料だけでは不十分なことも多く、子牛用のカーフジャケットなどを着せてあげると良いでしょう。参考商品 家畜用水槽トロフ80リットル ご購入はこちら 保温カーフジャケット サーモー ご購入はこちら その他製品は >>>こちら2-4.ダニ対策を行う 犬用のダニ除け用品が用いられるケースが多いようです。自分だけでなく家族にもダニがついてしまうと、病院にいかなければいけない可能性があるため、雑草管理を目的とする場合や、ご自分の庭で飼育される方は、事前に対策を行いましょう。2-5.野生動物対策を行う 中山間地ではクマや野犬が頻繁に出没する地域もあります。特に、ヤギを首輪とチェーンでつないで飼育している場合、緊急時に遠くに逃げることができません。レンタルしている方も、大切な家族であるヤギの命を守るための対策として、ヤギの周囲に電気柵を設置しておくと安心でしょう。参考商品 クマ100セット(オンライン限定セット・周囲100m・約6a分) ご購入はこちら クマ400ソーラーセット(オンライン限定セット・周囲400m・約1ha分) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら3.導入事例 3-1.電気柵設置事例|北海道 こちらでは、ヤギがワイン作りの一翼を担っています。ブドウ畑に放牧されたヤギは、下草を食べて下草を管理するだけでなく、ヤギの排泄物は、ブドウ畑の土の堆肥として利用されて、育ったブドウは、ワインの原料となっています。さらにヤギたちのヤギミルクはお店で味わうことができるそうです。3-2.電気柵×フィールドフェンス|北海道...
【初心者でも安心】ヤギの飼い方完全ガイド|柵や設備の選び方まで徹底解説
「ペットとしてヤギを飼ってみたい」「庭の雑草対策として取り組んでみたい」——そんな理由から、ヤギの飼育に興味を持つ方が増えているようです。しかしながら、「実際にどのように飼えば良いのか」、「どんなものを準備すればいいの?」、「飼う前に注意すべき点は?」など、抑えておくべきポイントがあります。この記事では、ヤギの飼い方について、基礎的な知識から必要な準備・方法・設備まで詳しく解説します。1.ヤギを飼う前に|事前に知っておくべきことペットとしても人気が高まっているヤギですが、いくつか事前に検討しておくべきことがあります。1-1.ヤギの種類を考える牧場でよくみられるのは「ザーネン種」というヤギです。白い毛が生えており、体高が約100cmにもなる比較的大型のヤギです。ペット用としては、シバヤギやトカラヤギなどの小型のヤギが人気です。飼育する目的や環境に合わせて、どの種類を選ぶか検討しましょう。1-2.必要な許可や手続きがある自治体への家畜を飼育するための届け出が必要です。レンタルで飼育する場合であっても、万一病気にかかった際のことなどを事前に確認しておきましょう。1-3.ヤギの入手方法を考える主なルートとしてはヤギを飼育している牧場や、ブリーダーから直接購入することが多いようです。金額については種類や月齢などによって異なるため、定まったものはないようです。オスの場合は事前に去勢してもらう方が、後々飼育しやすくなります。1-4.与えてはいけない草や餌がある雑草管理を目的とする場合は特に注意が必要です。代表的な植物として、スイセン、ワラビ、トリカブトなどがあります。家庭でできた野菜くずを与えたいという方も多いようですが、玉ねぎ、ネギ、ジャガイモなど、意外と与えてはいけないものが多くあります。また、稀に牛用の穀物飼料についてお問合せをいただくことがありますが、これについては、なるべく与えない方が良いでしょう。太りすぎや尿石症の原因になったり、主食である草を食べなくなる恐れがあります。2.快適な飼育ライフのために ヤギの生活環境を整えるポイントをご紹介小屋と草だけがあればOK!・・・というわけではありません。定期的な爪切り(削蹄)など、日常的な管理も必要になります。見落とされがちなポイントについて、ご紹介いたします。2-1.柵・フェンスの設置ポイントヤギはジャンプ力が高く、脱走の名人といわれています。しっかりとした柵を用意しましょう。ここでは、ヤギの飼育をする際に一般的に用いられている「電気柵」と「フィールドフェンス(金網)」についてご説明します。・電気柵電気が流れる線(ワイヤー)に触れると、静電気のようなショックを受けます。慣れることのない痛みを学習させる(馴致させる)ことで、警戒心が生まれ、柵に近寄りにくくさせます。ワイヤーは5段、地上高は90cm程度が標準的です。・参考記事:電気柵について(仕組み、種類、よくある質問)参考商品 ヤギ放牧200ソーラーセット(オンライン限定セット・周囲200m・約25a分) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら・フィールドフェンス 牛の放牧や、シカやイノシシなどの野生動物対策としても広く普及しているフェンスです。近年はドッグランフェンスとしても利用される頻度も増えてきました。高さは最低でも120cm以上が標準的ですが、場合によっては、それ以上の高さが必要になる場合があります。また、網目が広いものになると、首を突っ込んでしまったり、角が引っかかるケースがあるので、なるべく目の細かいタイプがオススメです。脱柵のリスクが心配な場合は、フェンスと電気柵を組み合わせてを設置することで、脱柵だけでなく、キツネなどの獣害対策も兼ねることができます。・参考記事:フィールドフェンスとは参考商品 【小型~中型ヤギ用】フィールドフェンス 高さ1.2m 60m巻分セット ご購入はこちら その他製品は >>>こちら2-2.飼育スペース(広さ)の目安 基本的には頭数や、月齢などの条件によって異なります。ここでは、趣味でヤギを飼育している弊社スタッフの事例をご紹介します。アルパイン種1頭を4月~10月までの間、約500平方メートルの敷地で、ほぼ草だけで飼育できているそうです。また、小屋を併設しており、11月からは小屋の中で牧草ロールを与えながら過ごしているそうです。2-3.水飲み施設や日除けを用意する(暑さ対策・寒さ対策) 飲み水がすぐに飲める水槽(給水設備)も整えておきましょう。特に夏季は暑く、大きな木や林が近くにあって日陰にアクセスしやすい環境であれば良いのですが、ない場合は、簡易的な小屋やタープのようなテントを張るなど、暑さ対策をしましょう。鉱塩を準備しておくのも有効です。また、冬季間は小屋の中で生活することが多くなりますが、寒冷地では敷料だけでは不十分なことも多く、子牛用のカーフジャケットなどを着せてあげると良いでしょう。参考商品 家畜用水槽トロフ80リットル ご購入はこちら 保温カーフジャケット サーモー ご購入はこちら その他製品は >>>こちら2-4.ダニ対策を行う 犬用のダニ除け用品が用いられるケースが多いようです。自分だけでなく家族にもダニがついてしまうと、病院にいかなければいけない可能性があるため、雑草管理を目的とする場合や、ご自分の庭で飼育される方は、事前に対策を行いましょう。2-5.野生動物対策を行う 中山間地ではクマや野犬が頻繁に出没する地域もあります。特に、ヤギを首輪とチェーンでつないで飼育している場合、緊急時に遠くに逃げることができません。レンタルしている方も、大切な家族であるヤギの命を守るための対策として、ヤギの周囲に電気柵を設置しておくと安心でしょう。参考商品 クマ100セット(オンライン限定セット・周囲100m・約6a分) ご購入はこちら クマ400ソーラーセット(オンライン限定セット・周囲400m・約1ha分) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら3.導入事例 3-1.電気柵設置事例|北海道 こちらでは、ヤギがワイン作りの一翼を担っています。ブドウ畑に放牧されたヤギは、下草を食べて下草を管理するだけでなく、ヤギの排泄物は、ブドウ畑の土の堆肥として利用されて、育ったブドウは、ワインの原料となっています。さらにヤギたちのヤギミルクはお店で味わうことができるそうです。3-2.電気柵×フィールドフェンス|北海道...
人手不足・コスト増…厳しい酪農経営を打破する?! ニュージーランド哺育技術とは
本記事では、 日本の哺育現場が抱える課題と、ニュージーランドの哺育技術から学べるポイントを比較 しながら、 より効率的な哺育方法や経営改善のヒント をご紹介します。1.日本における哺育の課題と現状 ここでは主なものをご紹介します。・人手不足 酪農・畜産業界においても人手が不足しています。ここ数年は離農(りのう)する農家さんの数は増え続けており、それに対し新規就農する若手はごくわずかです。令和6年(2024年)の北海道の統計によると、”1年間に新規参入が25戸あったものの、249戸が離脱したため、224戸の減少となった。”とあり、以前より厳しさを増していることが伺えます。(引用:北海道における酪農経営の離脱状況について(令和5年2月1日~令和6年1月31日|)・飼料や代用乳などのコスト上昇 世界情勢や円安などの影響で、さまざまなコストが上昇しています。特に代用乳に使う粉ミルク代は餌の中でも高く、コロナ前と比較すると、金額は倍近くになっているそうです。(※弊社スタッフ聞き取り)これを毎月のように、1頭あたりに消費しますので、子牛がたくさんいる農場においては、深刻な課題といえます。・市場価格の低迷 前述した通り、コスト上昇の影響や国内需要の低迷により、繁殖農家の経営をひっ迫しています。さらに、こうした要因によって離農がすすみ、地域の市場がさらに縮小される悪循環が起きることが懸念されています。(出典:畜産王国を襲う子牛市場の異変 日本一目指す内田畜産の「危機感」 - Think都城)・専門知識や技術の継承 マニュアル化されている情報も多くありますが、やはりどうしても人の手を掛けて行う作業が多いため、熟練のスタッフと新人スタッフの技術差は生じやすいでしょう。2.ニュージーランドの哺育技術ニュージーランド(以下NZ)の哺育技術が優れている点は多くあり、日本とは大きく異なっているため、驚かれる方も少なくありません。ここでは主なポイントをご紹介します。2-1.季節分娩(季節繁殖) 日本では年間を通じて子牛が生まれますが、NZでは春先に子牛が生まれます。これにより、少人数でも多くの子牛を集中的に管理することができます。また、ニュージーランドでは、放牧が主体です。分娩時期を春先に調整することで、放牧草の成長と子牛の成長のピークをあわせることができ、牧草を最大限に活用した放牧ができます。2-2.放牧地で子牛を産み、育てる これには理由があり、分娩房ではなく分娩牧区で管理をするほうが「経済的」という考え方です。 NZで牛舎管理は時間や労力がかかり、「経済的でない」という考え方のため、牛舎がない農家もあるそうです。2-3.冷たいミルクをそのまま与える ミルクも放牧地で給与されます。ピーチティートがたくさんついたタンクのようなタイプで、一気にミルクを与えます。日本とは異なり、NZでは冷たいミルクをそのまま与えるそうです。参考商品 ピーチボトル・ハンギングミルク用交換用乳首 ご購入はこちら ピーチボトル用交換用乳首(キャップ付) ご購入はこちら 2-4.放牧に適した胃づくりに力を入れている 放牧が主体のNZでは、牧草をしっかりと食べて、栄養を吸収できる牛であることが大切です。そのため子牛の頃から胃づくりには力を入れています。ファイバースタートというアルファルファを主体とした高栄養発酵繊維飼料です。国内でも既に多くのユーザーがおり、厚くて硬いルーメンマットができることで、強い反芻がおき、下痢が起きにくい胃が作られます。参考商品 ファイバースタート 20kg ご購入はこちら ファイバーゲイン 20kg ご購入はこちら その他製品は >>>こちら2-5.体重測定による数値に基づいた管理を行っている これは子牛のみに限らず、成長をモニタリングする過程で取り入れられています。目視や経験によって判断することもできますが、どうしても人によってバラツキが出たり、感覚に頼らなければいけない部分が増えます。こうした部分を、数値ではっきりと管理し、成長に課題がある個体には追加の対策や管理方法の変更などが取られます。参考商品 イージーウェイ7i (※測定器のみ) ご購入はこちら ロードバーMP600 (幅600mmタイプ/2本セット) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら3.NZの具体例 ダンカンさん(ニュージーランド・北海道酪農協力プロジェクト オンラインセミナーより) 弊社が協力しているプロジェクトにて、NZの酪農家から子牛育成のノウハウを共有するオンラインセミナーを開催いたしました。当日お話しいただいたNZ酪農家のダンカンさんは、500頭規模の牧場で、130頭の子牛がおりますが、従業員数はたったの3名です。さらに、死亡する個体はほとんどおりません。なぜ、このような最低限の人数でも最大限の収益を上げる経営を実現できているのかについて、お話しいただきました。詳しくは...
人手不足・コスト増…厳しい酪農経営を打破する?! ニュージーランド哺育技術とは
本記事では、 日本の哺育現場が抱える課題と、ニュージーランドの哺育技術から学べるポイントを比較 しながら、 より効率的な哺育方法や経営改善のヒント をご紹介します。1.日本における哺育の課題と現状 ここでは主なものをご紹介します。・人手不足 酪農・畜産業界においても人手が不足しています。ここ数年は離農(りのう)する農家さんの数は増え続けており、それに対し新規就農する若手はごくわずかです。令和6年(2024年)の北海道の統計によると、”1年間に新規参入が25戸あったものの、249戸が離脱したため、224戸の減少となった。”とあり、以前より厳しさを増していることが伺えます。(引用:北海道における酪農経営の離脱状況について(令和5年2月1日~令和6年1月31日|)・飼料や代用乳などのコスト上昇 世界情勢や円安などの影響で、さまざまなコストが上昇しています。特に代用乳に使う粉ミルク代は餌の中でも高く、コロナ前と比較すると、金額は倍近くになっているそうです。(※弊社スタッフ聞き取り)これを毎月のように、1頭あたりに消費しますので、子牛がたくさんいる農場においては、深刻な課題といえます。・市場価格の低迷 前述した通り、コスト上昇の影響や国内需要の低迷により、繁殖農家の経営をひっ迫しています。さらに、こうした要因によって離農がすすみ、地域の市場がさらに縮小される悪循環が起きることが懸念されています。(出典:畜産王国を襲う子牛市場の異変 日本一目指す内田畜産の「危機感」 - Think都城)・専門知識や技術の継承 マニュアル化されている情報も多くありますが、やはりどうしても人の手を掛けて行う作業が多いため、熟練のスタッフと新人スタッフの技術差は生じやすいでしょう。2.ニュージーランドの哺育技術ニュージーランド(以下NZ)の哺育技術が優れている点は多くあり、日本とは大きく異なっているため、驚かれる方も少なくありません。ここでは主なポイントをご紹介します。2-1.季節分娩(季節繁殖) 日本では年間を通じて子牛が生まれますが、NZでは春先に子牛が生まれます。これにより、少人数でも多くの子牛を集中的に管理することができます。また、ニュージーランドでは、放牧が主体です。分娩時期を春先に調整することで、放牧草の成長と子牛の成長のピークをあわせることができ、牧草を最大限に活用した放牧ができます。2-2.放牧地で子牛を産み、育てる これには理由があり、分娩房ではなく分娩牧区で管理をするほうが「経済的」という考え方です。 NZで牛舎管理は時間や労力がかかり、「経済的でない」という考え方のため、牛舎がない農家もあるそうです。2-3.冷たいミルクをそのまま与える ミルクも放牧地で給与されます。ピーチティートがたくさんついたタンクのようなタイプで、一気にミルクを与えます。日本とは異なり、NZでは冷たいミルクをそのまま与えるそうです。参考商品 ピーチボトル・ハンギングミルク用交換用乳首 ご購入はこちら ピーチボトル用交換用乳首(キャップ付) ご購入はこちら 2-4.放牧に適した胃づくりに力を入れている 放牧が主体のNZでは、牧草をしっかりと食べて、栄養を吸収できる牛であることが大切です。そのため子牛の頃から胃づくりには力を入れています。ファイバースタートというアルファルファを主体とした高栄養発酵繊維飼料です。国内でも既に多くのユーザーがおり、厚くて硬いルーメンマットができることで、強い反芻がおき、下痢が起きにくい胃が作られます。参考商品 ファイバースタート 20kg ご購入はこちら ファイバーゲイン 20kg ご購入はこちら その他製品は >>>こちら2-5.体重測定による数値に基づいた管理を行っている これは子牛のみに限らず、成長をモニタリングする過程で取り入れられています。目視や経験によって判断することもできますが、どうしても人によってバラツキが出たり、感覚に頼らなければいけない部分が増えます。こうした部分を、数値ではっきりと管理し、成長に課題がある個体には追加の対策や管理方法の変更などが取られます。参考商品 イージーウェイ7i (※測定器のみ) ご購入はこちら ロードバーMP600 (幅600mmタイプ/2本セット) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら3.NZの具体例 ダンカンさん(ニュージーランド・北海道酪農協力プロジェクト オンラインセミナーより) 弊社が協力しているプロジェクトにて、NZの酪農家から子牛育成のノウハウを共有するオンラインセミナーを開催いたしました。当日お話しいただいたNZ酪農家のダンカンさんは、500頭規模の牧場で、130頭の子牛がおりますが、従業員数はたったの3名です。さらに、死亡する個体はほとんどおりません。なぜ、このような最低限の人数でも最大限の収益を上げる経営を実現できているのかについて、お話しいただきました。詳しくは...
子牛の哺育を成功に導くには? ニュージーランドから学ぶ哺育技術をご紹介(哺育セミナー開催)
「哺育」は、子牛にとってその後の健康や成長を左右する非常に重要な期間です。ところが、近年、酪農業界全体の様々な問題により、哺育の質を保つことが難しくなってきています。一方で、多数の子牛を、人手をかけずに効率よく子牛の哺育を行っている国があります。日本との差はいったい何なのでしょうか?本記事では、日本の酪農が直面する課題、さらには技術向上のためのセミナー内容から、具体的な改善事例までを詳しくご紹介します。ぜひ最後までお読みください。1.そもそもなぜ牛にとって哺育が重要? 一般的には牛の育成ステージにおいて、生まれてから離乳するまでの哺育期の牛を「子牛(こうし)」や「哺育牛(ほいくぎゅう)」などと呼びます。哺育期は主に代用乳やスターターなどを与えて、徐々に親牛と同じような餌を食べれるように体を作っていく重要な期間です。そのため哺育期の管理は、のちの発育や疾病予防、受胎率など、多くの要素に影響を与えます。 2.子牛哺育の課題と現状 ここでは主なものをご紹介します。・人手不足 酪農・畜産業界においても人手が不足しています。ここ数年は離農(りのう)する農家さんの数は増え続けており、それに対し新規就農する若手はごくわずかです。令和6年(2024年)の北海道の統計によると、”1年間に新規参入が25戸あったものの、249戸が離脱したため、224戸の減少となった。”とあり、以前より厳しさを増していることが伺えます。(引用:北海道における酪農経営の離脱状況について(令和5年2月1日~令和6年1月31日|)・飼料や代用乳などのコスト上昇 世界情勢や円安などの影響で、さまざまなコストが上昇しています。特に代用乳に使う粉ミルク代は餌の中でも高く、1袋(20㎏)あたり10,000円程度とされています。(※弊社スタッフの聞き取りによる 地域差、商品差あり)これを毎月のように、1頭あたりに消費しますので、子牛がたくさんいる農場においては、深刻な課題といえます。・専門知識や技術の継承 マニュアル化されている情報も多くありますが、やはりどうしても人の手を掛けて行う作業が多いため、熟練のスタッフと新人スタッフの技術差は生じやすいでしょう。4.酪農家様向けの哺育セミナーを開催しました! 高い技術の習得には時間がかかり、再現が難しい場合があります。酪農・哺育現場においても同様で、哺育技術の質が農場経営に大きく影響します。ファームエイジは、放牧にルーツを持つ独自の哺育技術を商品化し、短時間で安定的に再現可能な技術として提供してきました。今回、こうした技術をより深く体感していただくために「出前哺育セミナー」を開催いたしました。場所は北海道東部エリア。酪農女性部会の方々にお集まりいただき、2時間程度の座学で行いました。ここでは、セミナーの内容を一部ご紹介します。・なぜ? ニュージーランド(以下NZ)の子牛育成技術が優れているポイントは? NZでは、子牛が生まれる時期を集中させる「季節分娩」が主流です。そのため、春先に一気に子牛が生まれます。同時期に50頭以上の子牛が生まれることもあり、少人数でも子牛を管理する手段として、哺乳具などの”アイテム”で補っています。ここからは、前述したアイテムの国内ユーザー様の声を一部紹介します。(1)ピーチティート 子牛用の哺乳ボトルや哺乳バケツにつける「乳首」のことです。NZではピーチティートと呼ばれ、広く普及しています。特徴的なのは、ミルクが出る穴が二股に分かれていることで誤嚥防止になること、噛んでミルクがでることで唾液の分泌が促進され、消化不良性の下痢を起こしにくくなります。参考商品 ピーチボトル・ハンギングミルク用交換用乳首 ご購入はこちら ピーチボトル用交換用乳首(キャップ付) ご購入はこちら ・ユーザーの声(北海道|道東エリア|酪農家)・ハンディ哺乳(最初3日)→バケツ哺乳に移行。下痢・誤嚥なく安心して省力化。・哺育期の誤嚥・下痢がなく、育成になって手がかからない。・離乳時期に下痢がなく、スムーズに育成移行。・気持ち良いくらい草をたくさん食べてくれる。・骨格がしっかりした牛になり、初産牛の乳量が今までより多いと感じる。(参考記事:【子牛がミルクを飲まないときは?】原因と対応策をご紹介!)(2)ファイバースタート アルファルファを主体とした高栄養発酵繊維です。牛づくりは、放牧のメリットを最大限に引き出す重要な要素の一つです。ファイバースタート、ファイバーゲインは、哺育期からの「牛づくりにおけるルーメン機能」の最大化をサポートします。参考商品 ファイバースタート 20kg ご購入はこちら ファイバーゲイン 20kg ご購入はこちら その他製品は >>>こちら・ユーザーの声(北海道|道東エリア|酪農家)・品質の悪い草でもたくさん食べて、増体してくれる。・ファイバー使い始めの頃、給与群と未給与群で食い込みが全然違って驚いた。・草の良い部分だけを寄り食いすることがなくなった。草のロスが減った。今回のセミナーでは、酪農家様向けの事例をメインに紹介いたしましたが、肉牛農家様向けの事例や本州のユーザー様の事例も多く取り揃えています。(参考記事:【子牛 粗飼料 事例】北海道から九州まで ファイバーゲインの感想をいただきました!)4.参加者の声、セミナーの感想 参加者が7名と少な目だったこともあり、終始ラフに質問をいただけるようなアットホームな雰囲気で終えることができました。「敷料は何が良い?」「生まれて1週間くらいの子牛たちがよく下痢する。どうしたらいい?」など、具体的な質問もいただきましたが、中でもNZの哺育事情について、興味を持たれた方が多かったのが印象的でした。5.まとめ いかがでしたでしょうか?今回は北海道内での開催でしたが、セミナーはオンライン対応も可能です。ぜひ、お気軽にご相談ください。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
子牛の哺育を成功に導くには? ニュージーランドから学ぶ哺育技術をご紹介(哺育セミナー開催)
「哺育」は、子牛にとってその後の健康や成長を左右する非常に重要な期間です。ところが、近年、酪農業界全体の様々な問題により、哺育の質を保つことが難しくなってきています。一方で、多数の子牛を、人手をかけずに効率よく子牛の哺育を行っている国があります。日本との差はいったい何なのでしょうか?本記事では、日本の酪農が直面する課題、さらには技術向上のためのセミナー内容から、具体的な改善事例までを詳しくご紹介します。ぜひ最後までお読みください。1.そもそもなぜ牛にとって哺育が重要? 一般的には牛の育成ステージにおいて、生まれてから離乳するまでの哺育期の牛を「子牛(こうし)」や「哺育牛(ほいくぎゅう)」などと呼びます。哺育期は主に代用乳やスターターなどを与えて、徐々に親牛と同じような餌を食べれるように体を作っていく重要な期間です。そのため哺育期の管理は、のちの発育や疾病予防、受胎率など、多くの要素に影響を与えます。 2.子牛哺育の課題と現状 ここでは主なものをご紹介します。・人手不足 酪農・畜産業界においても人手が不足しています。ここ数年は離農(りのう)する農家さんの数は増え続けており、それに対し新規就農する若手はごくわずかです。令和6年(2024年)の北海道の統計によると、”1年間に新規参入が25戸あったものの、249戸が離脱したため、224戸の減少となった。”とあり、以前より厳しさを増していることが伺えます。(引用:北海道における酪農経営の離脱状況について(令和5年2月1日~令和6年1月31日|)・飼料や代用乳などのコスト上昇 世界情勢や円安などの影響で、さまざまなコストが上昇しています。特に代用乳に使う粉ミルク代は餌の中でも高く、1袋(20㎏)あたり10,000円程度とされています。(※弊社スタッフの聞き取りによる 地域差、商品差あり)これを毎月のように、1頭あたりに消費しますので、子牛がたくさんいる農場においては、深刻な課題といえます。・専門知識や技術の継承 マニュアル化されている情報も多くありますが、やはりどうしても人の手を掛けて行う作業が多いため、熟練のスタッフと新人スタッフの技術差は生じやすいでしょう。4.酪農家様向けの哺育セミナーを開催しました! 高い技術の習得には時間がかかり、再現が難しい場合があります。酪農・哺育現場においても同様で、哺育技術の質が農場経営に大きく影響します。ファームエイジは、放牧にルーツを持つ独自の哺育技術を商品化し、短時間で安定的に再現可能な技術として提供してきました。今回、こうした技術をより深く体感していただくために「出前哺育セミナー」を開催いたしました。場所は北海道東部エリア。酪農女性部会の方々にお集まりいただき、2時間程度の座学で行いました。ここでは、セミナーの内容を一部ご紹介します。・なぜ? ニュージーランド(以下NZ)の子牛育成技術が優れているポイントは? NZでは、子牛が生まれる時期を集中させる「季節分娩」が主流です。そのため、春先に一気に子牛が生まれます。同時期に50頭以上の子牛が生まれることもあり、少人数でも子牛を管理する手段として、哺乳具などの”アイテム”で補っています。ここからは、前述したアイテムの国内ユーザー様の声を一部紹介します。(1)ピーチティート 子牛用の哺乳ボトルや哺乳バケツにつける「乳首」のことです。NZではピーチティートと呼ばれ、広く普及しています。特徴的なのは、ミルクが出る穴が二股に分かれていることで誤嚥防止になること、噛んでミルクがでることで唾液の分泌が促進され、消化不良性の下痢を起こしにくくなります。参考商品 ピーチボトル・ハンギングミルク用交換用乳首 ご購入はこちら ピーチボトル用交換用乳首(キャップ付) ご購入はこちら ・ユーザーの声(北海道|道東エリア|酪農家)・ハンディ哺乳(最初3日)→バケツ哺乳に移行。下痢・誤嚥なく安心して省力化。・哺育期の誤嚥・下痢がなく、育成になって手がかからない。・離乳時期に下痢がなく、スムーズに育成移行。・気持ち良いくらい草をたくさん食べてくれる。・骨格がしっかりした牛になり、初産牛の乳量が今までより多いと感じる。(参考記事:【子牛がミルクを飲まないときは?】原因と対応策をご紹介!)(2)ファイバースタート アルファルファを主体とした高栄養発酵繊維です。牛づくりは、放牧のメリットを最大限に引き出す重要な要素の一つです。ファイバースタート、ファイバーゲインは、哺育期からの「牛づくりにおけるルーメン機能」の最大化をサポートします。参考商品 ファイバースタート 20kg ご購入はこちら ファイバーゲイン 20kg ご購入はこちら その他製品は >>>こちら・ユーザーの声(北海道|道東エリア|酪農家)・品質の悪い草でもたくさん食べて、増体してくれる。・ファイバー使い始めの頃、給与群と未給与群で食い込みが全然違って驚いた。・草の良い部分だけを寄り食いすることがなくなった。草のロスが減った。今回のセミナーでは、酪農家様向けの事例をメインに紹介いたしましたが、肉牛農家様向けの事例や本州のユーザー様の事例も多く取り揃えています。(参考記事:【子牛 粗飼料 事例】北海道から九州まで ファイバーゲインの感想をいただきました!)4.参加者の声、セミナーの感想 参加者が7名と少な目だったこともあり、終始ラフに質問をいただけるようなアットホームな雰囲気で終えることができました。「敷料は何が良い?」「生まれて1週間くらいの子牛たちがよく下痢する。どうしたらいい?」など、具体的な質問もいただきましたが、中でもNZの哺育事情について、興味を持たれた方が多かったのが印象的でした。5.まとめ いかがでしたでしょうか?今回は北海道内での開催でしたが、セミナーはオンライン対応も可能です。ぜひ、お気軽にご相談ください。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【子牛 寒さ 対策】冬の寒さから子牛の健康を守ろう!基礎知識や対策方法について
冬の寒さは、人間だけでなく家畜にとっても大きなストレスです。特に子牛は体脂肪が少なく、体温調節が未熟なため、寒さに弱いと言われています。そのため、適切な対策を講じることが、子牛の健康を守り、経営を安定させるために欠かせません。 本記事では、子牛が寒さに弱い理由から、具体的な対策方法やそのメリット、さらに最新の哺育技術やセミナー情報について幅広く解説します。 寒さから子牛を守るためのヒントを、ぜひご覧ください!1.なぜ子牛は寒さに弱い?寒さが子牛に与える影響子牛は体脂肪が少ないこと、ルーメンが未熟で熱発生量が少ないことで体温調節がうまくできず、寒さに弱いと言われています。子牛(哺育牛)の限界温度の下限は13度といわれていることから、北海道のような寒冷地では子牛の寒さ対策は必須ともいえるでしょう。体調を崩すと、ひどい場合は下痢や肺炎などの疾病につながることもあります。2.世界の平均気温推移世界的には地球温暖化などによる影響で、毎年気温が上昇しているといわれています。一方、地域や年によっては記録的な寒さや降雪に見舞われることがあります。日本においてもこのような事態はしばしばみられ、記録的な寒波の影響で、日本列島の広い範囲で気温が下がり、九州で降雪することもあります。こうしたことから、普段は温暖な地域でも、急な寒波や寒さへの対策を行うことが望ましいでしょう。3.寒さ対策を実施するメリット大きく分けて子牛自身へのメリットと、生産者へのメリットに分けられます。3-1.子牛へのメリット・体力の温存 寒さから体を維持するために、余計なエネルギーをできるだけ消耗せずに済みます。特に肉牛の場合は増体にも影響するので、対策は重要です。・疾病予防 前述した通り、下痢や肺炎などのリスク軽減につながります。3-2.生産者へのメリット・経費削減 子牛が病気にかかりにくくなれば、その分獣医を呼んで診療する必要もありません。余計な経費を抑えることもできます。さらに、管理の手間が省けることで、従業員への負担軽減も期待できるでしょう。・付加価値の付与 アニマルウェルフェアに代表されるように、世界的には家畜の飼養環境を改善し、心身ともに健康的な状態で飼育する機運が高まっています。日本ではまだ認知が低いですが、配慮することで先進的な取り組みとして、加工品や生産物に付加価値をつけることもできるでしょう。4.基礎的な対策方法さまざまな対策がありますが、ここでは基礎的なポイントをご紹介します。・温度管理 子牛の体温保持のために、カーフジャケットを着せるなどの対策をとりましょう。また、<牛舎やカーフハッチからすきま風を防ぐのも有効です。参考商品 サーモーS ご購入はこちら サーモーM ご購入はこちら その他製品は >>>こちら・換気対策 特に寒い冬は、なるべく窓を開けたくないのは人間も同じでしょう。ただ、閉め切ってしまうと空気がこもりやすいので、定期的な換気を行うよう心がけましょう。・敷料の充実 十分な敷料を与えましょう。少なくなりすぎると床から底冷えしてしまい、子牛の体温が低下しやすい原因になってしまいます。・栄養管理 代用乳などを用いて、子牛が体力を維持できるよう栄養管理に気を配りましょう。状況によっては、高エネルギーの飼料を与えるなど、追加の対策も検討しましょう。また、この時期になると水が冷たいので、飲みたがらない子牛もいますが、栄養の吸収が悪化してしまう原因になるので、きちんと清潔な水を与えるようにしましょう。参考商品 ピーチボトル2.5L(乳首付属) ご購入はこちら ピーチボトル4.0L(乳首付属) ご購入はこちら 5.【まとめ】子牛の哺育のために ファームエイジができること 高い技術を習得するには、時間がかかり、なかなか再現できないことがあります。畜産の哺育現場においても、技術を必要とされるケースが多く、哺育技術の良し悪しが農場経営に影響を与えます。弊社は放牧を日本に広めるために立ち上げた会社ですが、その放牧にルーツを持つユニークな哺育技術を商品という形で提供しております。商品を使うことで、短時間で安定して再現でき、結果的に経営に良い影響を与えられる技術獲得をぜひ多くのお客様に体感していただきたいです。このユニークな哺育技術、国内事例の情報を盛り込んだ「出前哺育セミナー」も実施しています。写真は北海道内で実施されたセミナーですが、オンラインでの実施も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【子牛 寒さ 対策】冬の寒さから子牛の健康を守ろう!基礎知識や対策方法について
冬の寒さは、人間だけでなく家畜にとっても大きなストレスです。特に子牛は体脂肪が少なく、体温調節が未熟なため、寒さに弱いと言われています。そのため、適切な対策を講じることが、子牛の健康を守り、経営を安定させるために欠かせません。 本記事では、子牛が寒さに弱い理由から、具体的な対策方法やそのメリット、さらに最新の哺育技術やセミナー情報について幅広く解説します。 寒さから子牛を守るためのヒントを、ぜひご覧ください!1.なぜ子牛は寒さに弱い?寒さが子牛に与える影響子牛は体脂肪が少ないこと、ルーメンが未熟で熱発生量が少ないことで体温調節がうまくできず、寒さに弱いと言われています。子牛(哺育牛)の限界温度の下限は13度といわれていることから、北海道のような寒冷地では子牛の寒さ対策は必須ともいえるでしょう。体調を崩すと、ひどい場合は下痢や肺炎などの疾病につながることもあります。2.世界の平均気温推移世界的には地球温暖化などによる影響で、毎年気温が上昇しているといわれています。一方、地域や年によっては記録的な寒さや降雪に見舞われることがあります。日本においてもこのような事態はしばしばみられ、記録的な寒波の影響で、日本列島の広い範囲で気温が下がり、九州で降雪することもあります。こうしたことから、普段は温暖な地域でも、急な寒波や寒さへの対策を行うことが望ましいでしょう。3.寒さ対策を実施するメリット大きく分けて子牛自身へのメリットと、生産者へのメリットに分けられます。3-1.子牛へのメリット・体力の温存 寒さから体を維持するために、余計なエネルギーをできるだけ消耗せずに済みます。特に肉牛の場合は増体にも影響するので、対策は重要です。・疾病予防 前述した通り、下痢や肺炎などのリスク軽減につながります。3-2.生産者へのメリット・経費削減 子牛が病気にかかりにくくなれば、その分獣医を呼んで診療する必要もありません。余計な経費を抑えることもできます。さらに、管理の手間が省けることで、従業員への負担軽減も期待できるでしょう。・付加価値の付与 アニマルウェルフェアに代表されるように、世界的には家畜の飼養環境を改善し、心身ともに健康的な状態で飼育する機運が高まっています。日本ではまだ認知が低いですが、配慮することで先進的な取り組みとして、加工品や生産物に付加価値をつけることもできるでしょう。4.基礎的な対策方法さまざまな対策がありますが、ここでは基礎的なポイントをご紹介します。・温度管理 子牛の体温保持のために、カーフジャケットを着せるなどの対策をとりましょう。また、<牛舎やカーフハッチからすきま風を防ぐのも有効です。参考商品 サーモーS ご購入はこちら サーモーM ご購入はこちら その他製品は >>>こちら・換気対策 特に寒い冬は、なるべく窓を開けたくないのは人間も同じでしょう。ただ、閉め切ってしまうと空気がこもりやすいので、定期的な換気を行うよう心がけましょう。・敷料の充実 十分な敷料を与えましょう。少なくなりすぎると床から底冷えしてしまい、子牛の体温が低下しやすい原因になってしまいます。・栄養管理 代用乳などを用いて、子牛が体力を維持できるよう栄養管理に気を配りましょう。状況によっては、高エネルギーの飼料を与えるなど、追加の対策も検討しましょう。また、この時期になると水が冷たいので、飲みたがらない子牛もいますが、栄養の吸収が悪化してしまう原因になるので、きちんと清潔な水を与えるようにしましょう。参考商品 ピーチボトル2.5L(乳首付属) ご購入はこちら ピーチボトル4.0L(乳首付属) ご購入はこちら 5.【まとめ】子牛の哺育のために ファームエイジができること 高い技術を習得するには、時間がかかり、なかなか再現できないことがあります。畜産の哺育現場においても、技術を必要とされるケースが多く、哺育技術の良し悪しが農場経営に影響を与えます。弊社は放牧を日本に広めるために立ち上げた会社ですが、その放牧にルーツを持つユニークな哺育技術を商品という形で提供しております。商品を使うことで、短時間で安定して再現でき、結果的に経営に良い影響を与えられる技術獲得をぜひ多くのお客様に体感していただきたいです。このユニークな哺育技術、国内事例の情報を盛り込んだ「出前哺育セミナー」も実施しています。写真は北海道内で実施されたセミナーですが、オンラインでの実施も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【ぬかるみ 対策】施工方法は?必要な道具は?「牧道マット」で水はけの悪い土地の泥濘化対策をしよう
農地においてぬかるんだ土地は、作物の生育だけでなく、さまざまな影響が出ます。ここでは・そもそもぬかるみが発生する原因は?・ぬかるみを改善する方法は?・牧道マットのよくあるご質問について、ご紹介いたします。1.なぜ”ぬかるみ”が発生する?そもそも、なぜ「ぬかるみが発生する(泥濘化する)」のでしょうか?主な原因は以下の通りです。1-1.排水性が悪い土質例えば、粘土質な土は、排水性が悪く、水がたまりやすい性質があります。このような土質の場合、どうしてもぬかるみが発生しやすくなってしまいます。一方で、保水性・保肥性に優れています。1-2.水がたまりやすい箇所がある土地がデコボコしていたり、車が通った轍は多く残っていないでしょうか?そのような箇所が多いと、水が溜まり、ぬかるみやすくなってしまいます。1-3.土地の高さが低い水は高いところから低いところに流れるため、低い土地は水がたまり、ぬかるみやすくなります。裏を返せば、うまく勾配(傾き)をつけてあげることで、ある程度改善される可能性もあります。2.対策方法対策を行わなければ、重機がスタックして作業効率が低下したり、作業員の安全性を脅かします。家畜を飼養している場合は、蹄や体が汚れて病気の原因に繋がってしまいます。対策方法としては、暗渠(あんきょ)や明渠(めいきょ)を作るなど、排水性をよくする土地改良ができるのがベストですが、高額になるケースが多いです。ここでは、できるだけ低コスト・自力施工ができる手段として、牧道マットの事例をご紹介します。3.牧道マットについて・自力施工ができる高密度ポリエチレンのマス目に火山レキなどの骨材を充填・転圧することで、骨材の流出や沈下を抑制し、地表を安定させます。・低コスト暗渠や排水工事などと比較して、低コストで設置可能です。・高耐久骨材の中にしっかりと埋めてしまえば、10tトラックが走っても問題ありません。一方で、時間がたつと、充填した骨材が削られ、地面からマットが露出してくることがあります。その場合は、マットの破損を防ぐために骨材を再充填するなど、部分的な補修が必要になります。4.導入実績:弊社デモファーム約50mの牧道をおよそ2日間かけて施工しました。骨材は火山レキを使用しています。動画は当時の施工風景のものです。(参考記事:【牧場のぬかるみ対策】牧道の施工方法・費用は?骨材は?基礎知識を知ろう)2020年に設置して今年で4年目を迎えますが、ぬかるみは大幅に改善されました。雪解け直後や大雨が降った後は多少水溜まりが発生するものの、以前は機械が入るだけで簡単にぬかるみが発生しましたが、現在はほとんど発生しません。ピンポイントのぬかるみ対策はトロフマット(別商品)がオススメです。マットをつなぎ合わせて、ピンポイントのぬかるみ対策に利用します。 牧道マット(ペグセット) ご購入はこちら トロフマット(土間材) ご購入はこちら 5.商品に関するよくある質問Q1:どんな環境にオススメですか?A1:土地の「使い方から泥濘化しやすい場所」には、とても有効です。例えば、土地の土質として水はけは良いが、放牧地の水槽周辺に牛が集まるので泥濘化しやすい といったケースです。泥濘化が酷い場合や、土質の影響で泥濘化している場合は、牧道マットだけでは解決が難しいこともあります。そのような場合は、牧道マット以外にも暗渠を入れるなど、排水対策が必要です。Q2:ペグはずっと埋めておいた方が良いですか?A2:ペグはあくまでマス目を広げるために仮で固定するため、骨材を充填して転圧した後は抜いても問題ありません。牧道マットを複数枚使用される方は、ペグを抜いて保管しておけば、設置する際に何度も使いまわすことができます。Q3:透水シートは必要ですか?A3:海砂や火山灰などの細かい粒子の骨材を使用する場合は、使用をオススメしますが、それ以外の骨材を使用する場合でも、長期的なメンテナンスを軽減する効果があります。透水シート自体は、使い捨てマスクなどと同じ「不織布」でできています。牧道マットの下に透水シートを敷くことで、水分は地中に流れていき、土が流れづらくなります。6.施工に関するよくある質問Q1:できればコストを抑えるために、その土地で取れた土を使いたいけどOK?A1:水はけの良い骨材を使いましょう。もし、その土地の土が泥炭や粘土のように水はけが悪ければ、それは骨材として不向きなものです。Q2:骨材選びのポイントは?A2:「誰が通るのか」がポイントです。例えば、家畜などの動物がその場所を歩くのであれば、蹄を傷つけないよう角がなく、丸みを帯びている土や砂がおすすめです(例:例:海砂、川砂、火山灰、火山レキなど)トラックや人が通る場合は、上記のような配慮は不要ですので、水はけが良ければ、基本的に何でもOKです(例:砕石など)Q3:整地は必要ですか?A3:必要です。平らに整地してから牧道マットを敷かないと、骨材を充填した際に牧道マットの破損につながる可能性もあります。また、すでに泥濘化している場所に設置する場合、ぬかるんでいる土は全て取り除いた上で設置してください。Q4:転圧はトラクターでやっても良いですか?A4:できれば、専用の転圧気を使うことがオススメです。トラクターでも転圧はある程度できますが、圧が弱く、何回も根気よく転圧かけないといけません。特に、牛が歩くことを想定する場合は転圧は重要です。体重500㎏以上の体を小さな蹄4つで支えている牛のほうが面積あたりの圧力が強いからです。6.まとめいかがでしたでしょうか? 豊富な知識と幅広い設置事例をもとに、最適なプランをご提案いたします。(お見積は無料です)ご要望に応じて、オンライン上でのお打合せや、現地を訪れてのご相談も可能ですので、まずはお問合せください。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【ぬかるみ 対策】施工方法は?必要な道具は?「牧道マット」で水はけの悪い土地の泥濘化対策をしよう
農地においてぬかるんだ土地は、作物の生育だけでなく、さまざまな影響が出ます。ここでは・そもそもぬかるみが発生する原因は?・ぬかるみを改善する方法は?・牧道マットのよくあるご質問について、ご紹介いたします。1.なぜ”ぬかるみ”が発生する?そもそも、なぜ「ぬかるみが発生する(泥濘化する)」のでしょうか?主な原因は以下の通りです。1-1.排水性が悪い土質例えば、粘土質な土は、排水性が悪く、水がたまりやすい性質があります。このような土質の場合、どうしてもぬかるみが発生しやすくなってしまいます。一方で、保水性・保肥性に優れています。1-2.水がたまりやすい箇所がある土地がデコボコしていたり、車が通った轍は多く残っていないでしょうか?そのような箇所が多いと、水が溜まり、ぬかるみやすくなってしまいます。1-3.土地の高さが低い水は高いところから低いところに流れるため、低い土地は水がたまり、ぬかるみやすくなります。裏を返せば、うまく勾配(傾き)をつけてあげることで、ある程度改善される可能性もあります。2.対策方法対策を行わなければ、重機がスタックして作業効率が低下したり、作業員の安全性を脅かします。家畜を飼養している場合は、蹄や体が汚れて病気の原因に繋がってしまいます。対策方法としては、暗渠(あんきょ)や明渠(めいきょ)を作るなど、排水性をよくする土地改良ができるのがベストですが、高額になるケースが多いです。ここでは、できるだけ低コスト・自力施工ができる手段として、牧道マットの事例をご紹介します。3.牧道マットについて・自力施工ができる高密度ポリエチレンのマス目に火山レキなどの骨材を充填・転圧することで、骨材の流出や沈下を抑制し、地表を安定させます。・低コスト暗渠や排水工事などと比較して、低コストで設置可能です。・高耐久骨材の中にしっかりと埋めてしまえば、10tトラックが走っても問題ありません。一方で、時間がたつと、充填した骨材が削られ、地面からマットが露出してくることがあります。その場合は、マットの破損を防ぐために骨材を再充填するなど、部分的な補修が必要になります。4.導入実績:弊社デモファーム約50mの牧道をおよそ2日間かけて施工しました。骨材は火山レキを使用しています。動画は当時の施工風景のものです。(参考記事:【牧場のぬかるみ対策】牧道の施工方法・費用は?骨材は?基礎知識を知ろう)2020年に設置して今年で4年目を迎えますが、ぬかるみは大幅に改善されました。雪解け直後や大雨が降った後は多少水溜まりが発生するものの、以前は機械が入るだけで簡単にぬかるみが発生しましたが、現在はほとんど発生しません。ピンポイントのぬかるみ対策はトロフマット(別商品)がオススメです。マットをつなぎ合わせて、ピンポイントのぬかるみ対策に利用します。 牧道マット(ペグセット) ご購入はこちら トロフマット(土間材) ご購入はこちら 5.商品に関するよくある質問Q1:どんな環境にオススメですか?A1:土地の「使い方から泥濘化しやすい場所」には、とても有効です。例えば、土地の土質として水はけは良いが、放牧地の水槽周辺に牛が集まるので泥濘化しやすい といったケースです。泥濘化が酷い場合や、土質の影響で泥濘化している場合は、牧道マットだけでは解決が難しいこともあります。そのような場合は、牧道マット以外にも暗渠を入れるなど、排水対策が必要です。Q2:ペグはずっと埋めておいた方が良いですか?A2:ペグはあくまでマス目を広げるために仮で固定するため、骨材を充填して転圧した後は抜いても問題ありません。牧道マットを複数枚使用される方は、ペグを抜いて保管しておけば、設置する際に何度も使いまわすことができます。Q3:透水シートは必要ですか?A3:海砂や火山灰などの細かい粒子の骨材を使用する場合は、使用をオススメしますが、それ以外の骨材を使用する場合でも、長期的なメンテナンスを軽減する効果があります。透水シート自体は、使い捨てマスクなどと同じ「不織布」でできています。牧道マットの下に透水シートを敷くことで、水分は地中に流れていき、土が流れづらくなります。6.施工に関するよくある質問Q1:できればコストを抑えるために、その土地で取れた土を使いたいけどOK?A1:水はけの良い骨材を使いましょう。もし、その土地の土が泥炭や粘土のように水はけが悪ければ、それは骨材として不向きなものです。Q2:骨材選びのポイントは?A2:「誰が通るのか」がポイントです。例えば、家畜などの動物がその場所を歩くのであれば、蹄を傷つけないよう角がなく、丸みを帯びている土や砂がおすすめです(例:例:海砂、川砂、火山灰、火山レキなど)トラックや人が通る場合は、上記のような配慮は不要ですので、水はけが良ければ、基本的に何でもOKです(例:砕石など)Q3:整地は必要ですか?A3:必要です。平らに整地してから牧道マットを敷かないと、骨材を充填した際に牧道マットの破損につながる可能性もあります。また、すでに泥濘化している場所に設置する場合、ぬかるんでいる土は全て取り除いた上で設置してください。Q4:転圧はトラクターでやっても良いですか?A4:できれば、専用の転圧気を使うことがオススメです。トラクターでも転圧はある程度できますが、圧が弱く、何回も根気よく転圧かけないといけません。特に、牛が歩くことを想定する場合は転圧は重要です。体重500㎏以上の体を小さな蹄4つで支えている牛のほうが面積あたりの圧力が強いからです。6.まとめいかがでしたでしょうか? 豊富な知識と幅広い設置事例をもとに、最適なプランをご提案いたします。(お見積は無料です)ご要望に応じて、オンライン上でのお打合せや、現地を訪れてのご相談も可能ですので、まずはお問合せください。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【牛 体重測定】畜産農家必見!増体や健康管理に欠かせない”体重測定活用術”(事例あり)
放牧先進国のニュージーランドでは、「牛の体重測定」を行うのが一般的です。日本では、ほとんど管理されておらず、体格を目視して判断するなど、経験と勘に頼る部分も多いとされています。今回の記事では・なぜ家畜の体重管理が必要なのか?・生産者にメリットはあるのか?・具体的な事例は?について、ご紹介します。1.なぜ体重が重要?体重は牛の生育状況を示す大切なバロメーターです。継続的に管理することで、発育状況管理、飼料設計、販売時期の決断に利用できます。また、体重には目標値が必須です。例えば、「親牛になったときの生産性把握の指標」を設けたとします。達成できなかった個体は難産、搾乳量の減少、さらにその後の繁殖不良につながる可能性がある個体として、識別したり、対策を講じることができます。2.体重を管理するメリットは?頭数が多ければ多いほど、一頭あたりに対応できる作業時間は限られてしまいます。ですが、同じ環境で飼育しても個体によってそのパフォーマンスが異なってしまいます。また、そのパフォーマンスは常に変化していることも忘れてはいけません。だからこそ、長い期間にわたって個体を把握し、それに合わせた飼育をする必要があります。3.農場へのメリットは?体重管理は家畜だけでなく、牧場経営者や従業員にとってもメリットがあります。しっかりとした個体管理は、成長課題の早期発見だけでなく、疾病管理、出荷後のトレーサビリティなど、多岐にわたって牧場全体にメリットをもたらしてくれます。4.デモファームでの事例(2022年)ファームエイジには、本社と隣接して、10haの実験農場(デモファーム)があります。デモファームは、毎年社員たちが実際に販売している商品の利用を通じて、牛を管理しています。ここでは、2022年にデモファームで放牧したジャージー牛8頭と体重測定結果をご紹介します。キャトルヤードを組み合わせて、体重測定しています。スティックリーダーも併用してタグを読み取り、事前に接続した体重計に個体情報を送信しています。参考商品 イージーウェイ7i (※測定器のみ) ご購入はこちら ロードバーMP600 (幅600mmタイプ/2本セット) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら日にもよりますが、体重計がある牧区まで移動+戻す手間も含めると、およそ40分(一頭あたり約6分程度)。人数は4人で行いましたが、牛がだいぶ馴れてくれていたので、ほとんど誘導する手間もかからず、すんなり体重計にも乗ってくれました。秋には退牧していきましたが、結果的に順調に牛たちの体重は順調に伸びていきました。5.体重測定に必要なもの・流れ体重測定のためには以下のアイテムが必要になります。・体重計(測定値を表示・集計する機械)・ロードバー(重量センサーが内蔵されたバー。体重計に接続)・プラットフォーム(家畜が乗っても壊れない頑丈な土台。ロードバーの上に設置)・キャトルヤード(家畜の行動を管理するための囲い)・システム全体の動画上記と併せて、RFID管理システム(スティックリーダー、RFIDタグ)を使った個体管理や、クラウド上で集計・共有できるシステムと併用することで、より効率的に利用できます(詳しくはお問合せください)参考商品 スティックリーダーXRS2(電子個体識別タグ専用読み取り機) ご購入はこちら ロードバーMP600 (幅600mmタイプ/2本セット) ご購入はこちら その他製品は >>>こちらまた、体重計及びRFID管理システムは、牛だけでなく羊にも使用することができます。詳しくはお問合せください(2022年デモファームの様子)6.まとめ 体重ターゲットを達成するメリットとして、「成長課題の早期発見」もとても大切です!群飼いしている場合、どうしても強い個体と弱い個体に差が生じてしまいますが、定期的に体重を測ることで、その課題を早期発見でき、対策を実施することが出来ます。自分自身の体重測定と同様、牛の体重も計測してみてはいかがでしょうか?。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【牛 体重測定】畜産農家必見!増体や健康管理に欠かせない”体重測定活用術”(事例あり)
放牧先進国のニュージーランドでは、「牛の体重測定」を行うのが一般的です。日本では、ほとんど管理されておらず、体格を目視して判断するなど、経験と勘に頼る部分も多いとされています。今回の記事では・なぜ家畜の体重管理が必要なのか?・生産者にメリットはあるのか?・具体的な事例は?について、ご紹介します。1.なぜ体重が重要?体重は牛の生育状況を示す大切なバロメーターです。継続的に管理することで、発育状況管理、飼料設計、販売時期の決断に利用できます。また、体重には目標値が必須です。例えば、「親牛になったときの生産性把握の指標」を設けたとします。達成できなかった個体は難産、搾乳量の減少、さらにその後の繁殖不良につながる可能性がある個体として、識別したり、対策を講じることができます。2.体重を管理するメリットは?頭数が多ければ多いほど、一頭あたりに対応できる作業時間は限られてしまいます。ですが、同じ環境で飼育しても個体によってそのパフォーマンスが異なってしまいます。また、そのパフォーマンスは常に変化していることも忘れてはいけません。だからこそ、長い期間にわたって個体を把握し、それに合わせた飼育をする必要があります。3.農場へのメリットは?体重管理は家畜だけでなく、牧場経営者や従業員にとってもメリットがあります。しっかりとした個体管理は、成長課題の早期発見だけでなく、疾病管理、出荷後のトレーサビリティなど、多岐にわたって牧場全体にメリットをもたらしてくれます。4.デモファームでの事例(2022年)ファームエイジには、本社と隣接して、10haの実験農場(デモファーム)があります。デモファームは、毎年社員たちが実際に販売している商品の利用を通じて、牛を管理しています。ここでは、2022年にデモファームで放牧したジャージー牛8頭と体重測定結果をご紹介します。キャトルヤードを組み合わせて、体重測定しています。スティックリーダーも併用してタグを読み取り、事前に接続した体重計に個体情報を送信しています。参考商品 イージーウェイ7i (※測定器のみ) ご購入はこちら ロードバーMP600 (幅600mmタイプ/2本セット) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら日にもよりますが、体重計がある牧区まで移動+戻す手間も含めると、およそ40分(一頭あたり約6分程度)。人数は4人で行いましたが、牛がだいぶ馴れてくれていたので、ほとんど誘導する手間もかからず、すんなり体重計にも乗ってくれました。秋には退牧していきましたが、結果的に順調に牛たちの体重は順調に伸びていきました。5.体重測定に必要なもの・流れ体重測定のためには以下のアイテムが必要になります。・体重計(測定値を表示・集計する機械)・ロードバー(重量センサーが内蔵されたバー。体重計に接続)・プラットフォーム(家畜が乗っても壊れない頑丈な土台。ロードバーの上に設置)・キャトルヤード(家畜の行動を管理するための囲い)・システム全体の動画上記と併せて、RFID管理システム(スティックリーダー、RFIDタグ)を使った個体管理や、クラウド上で集計・共有できるシステムと併用することで、より効率的に利用できます(詳しくはお問合せください)参考商品 スティックリーダーXRS2(電子個体識別タグ専用読み取り機) ご購入はこちら ロードバーMP600 (幅600mmタイプ/2本セット) ご購入はこちら その他製品は >>>こちらまた、体重計及びRFID管理システムは、牛だけでなく羊にも使用することができます。詳しくはお問合せください(2022年デモファームの様子)6.まとめ 体重ターゲットを達成するメリットとして、「成長課題の早期発見」もとても大切です!群飼いしている場合、どうしても強い個体と弱い個体に差が生じてしまいますが、定期的に体重を測ることで、その課題を早期発見でき、対策を実施することが出来ます。自分自身の体重測定と同様、牛の体重も計測してみてはいかがでしょうか?。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【子牛 粗飼料 事例】北海道から九州まで ファイバーゲインの感想をいただきました!
以前、ファイバーゲインに関する記事をご紹介しましたが、今回は実際に使った生産者様からの声をいくつかご紹介いたします。(過去記事はこちら)※お客様の声はあくまで、参考値や個人的な感想です。製品の効果を保証するお㎡のではありませんので、予めご了承ください。1.ファイバーゲインとは?ファイバーゲイン(以下FG)は、アルファルファと皮付粗びき大麦(穀物)をバランスよく配合した、子牛用の発酵繊維飼料です。哺育期からの「牛づくり」における健康的なルーメン発達をサポートします。参考商品 ファイバースタート 20kg ご購入はこちら ファイバーゲイン 20kg ご購入はこちら その他製品は >>>こちら2.なぜおすすめ?価格は?保存期間は? よくある質問 哺育期からルーメン発達を促すことが、牛のパフォーマンスを最大限に引き出すためにとても重要な仕事となってきます。ファイバーゲインは、生まれて間もない哺乳期からでも消化吸収できる、高品質の発酵繊維です。よくある質問をまとめましたので、こちらをご覧ください。・参考記事話題の⾼栄養粗飼料「ファイバーゲイン」ってなに︖ユーザーからの反響は?3.お客様の声3-1.北海道 和牛肥育農家 様以前は九州エリアのお客様の声をご紹介しましたが、今回は北海道エリアの和牛肥育農家様から、コメントをいただきました。【 感 想 】・4ヵ月齢から素牛(もとうし)出荷まで、ファイバーゲインを給与・目に見えてわかる違いは、臀部(まくら)がつきにくくなったこと、軟便になりにくいこと、嗜好性があがったこと、お腹の深みが増したことなどがあげられる・Instagram:https://www.instagram.com/p/CznZkDAhaHA/?igshid=ejFuNWhrazFocGJq この投稿をInstagramで見る (同)倉田ファーム/北海道新十津川町/牛と米(@kuratafarm888)がシェアした投稿 ファイバーゲインを配合飼料と少し置き換えることで、良い牛づくりにつながると感じていただいています。3-2.宮崎県 和牛繁殖農家 様昨年の秋からご使用いただいています。哺乳期の誤嚥リスクを減らして、哺育期にしっかりと反芻できるルーメンづくりに取り組んでおり、そのことが、育成期での飼いやすさ、市場での評価につながっているように感じていらっしゃいます。【 感 想 】・感覚的には、草の採食量が1.3倍くらいに増えてる・以前は朝に与えた草が昼まで残っていたが、今の育成牛たちは朝に与えた餌を昼前には食べきってくれるようになった。・昼前に追加で草を与えるようにしている素牛市場が厳しい中でも、良い価格で牛を買い取ってもらうこともできたり、地域の削蹄師さんや農家さんから、最近出荷する牛がすごく良いね と声をかけてもらえることが増えたのも、モチベーションに繋がっているとのこと。また、弊社のピーチボトルもご使用いただいています。「使い始めて1年ぐらいたつけど、それ以来ずっと誤嚥する子牛がいない」とこちらも嬉しいコメントをいただくことができました。参考商品 ピーチボトル2.5L(乳首付属) ご購入はこちら ピーチボトル4.0L(乳首付属) ご購入はこちら 3-3.宮崎県 和牛繁殖農家こちらの方は、最近使い始めていただいたユーザー様です。2ヵ月ほど経過してから、感想を伺いました。【 感 想 】・給与マニュアルに沿って、給与・与え始めてから2~3日で口に運ぶようになり、慣れてくるとファイバーゲイン単体でも食べてくれるようになった・飽食にしている粗飼料も、だんだんと食べる量が増加・それに伴い、毛味、肋張りもよくなったと感じるさらに、配合飼料をたべる量にも変化がおきているそうです。「粗飼料で満腹になっているのか、今まで3kg給与していた配合飼料を200g食らい残すようになりました」とのこと。さらに育成にあがっていく子牛たちは、さらに粗飼料の食べる量が増えて、食い込める牛になること、配合飼料のコストカットができることを期待されているそうです。4.まとめ いかがでしたでしょうか?おかげさまで、全国各地で、多くのユーザー様のお声を聴かせていただけるまでになりました。今後も子牛の育成に、少しでも課題解決にお役立ていただけるよう、今後も多くの情報を集めていきたいと思います! 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【子牛 粗飼料 事例】北海道から九州まで ファイバーゲインの感想をいただきました!
以前、ファイバーゲインに関する記事をご紹介しましたが、今回は実際に使った生産者様からの声をいくつかご紹介いたします。(過去記事はこちら)※お客様の声はあくまで、参考値や個人的な感想です。製品の効果を保証するお㎡のではありませんので、予めご了承ください。1.ファイバーゲインとは?ファイバーゲイン(以下FG)は、アルファルファと皮付粗びき大麦(穀物)をバランスよく配合した、子牛用の発酵繊維飼料です。哺育期からの「牛づくり」における健康的なルーメン発達をサポートします。参考商品 ファイバースタート 20kg ご購入はこちら ファイバーゲイン 20kg ご購入はこちら その他製品は >>>こちら2.なぜおすすめ?価格は?保存期間は? よくある質問 哺育期からルーメン発達を促すことが、牛のパフォーマンスを最大限に引き出すためにとても重要な仕事となってきます。ファイバーゲインは、生まれて間もない哺乳期からでも消化吸収できる、高品質の発酵繊維です。よくある質問をまとめましたので、こちらをご覧ください。・参考記事話題の⾼栄養粗飼料「ファイバーゲイン」ってなに︖ユーザーからの反響は?3.お客様の声3-1.北海道 和牛肥育農家 様以前は九州エリアのお客様の声をご紹介しましたが、今回は北海道エリアの和牛肥育農家様から、コメントをいただきました。【 感 想 】・4ヵ月齢から素牛(もとうし)出荷まで、ファイバーゲインを給与・目に見えてわかる違いは、臀部(まくら)がつきにくくなったこと、軟便になりにくいこと、嗜好性があがったこと、お腹の深みが増したことなどがあげられる・Instagram:https://www.instagram.com/p/CznZkDAhaHA/?igshid=ejFuNWhrazFocGJq この投稿をInstagramで見る (同)倉田ファーム/北海道新十津川町/牛と米(@kuratafarm888)がシェアした投稿 ファイバーゲインを配合飼料と少し置き換えることで、良い牛づくりにつながると感じていただいています。3-2.宮崎県 和牛繁殖農家 様昨年の秋からご使用いただいています。哺乳期の誤嚥リスクを減らして、哺育期にしっかりと反芻できるルーメンづくりに取り組んでおり、そのことが、育成期での飼いやすさ、市場での評価につながっているように感じていらっしゃいます。【 感 想 】・感覚的には、草の採食量が1.3倍くらいに増えてる・以前は朝に与えた草が昼まで残っていたが、今の育成牛たちは朝に与えた餌を昼前には食べきってくれるようになった。・昼前に追加で草を与えるようにしている素牛市場が厳しい中でも、良い価格で牛を買い取ってもらうこともできたり、地域の削蹄師さんや農家さんから、最近出荷する牛がすごく良いね と声をかけてもらえることが増えたのも、モチベーションに繋がっているとのこと。また、弊社のピーチボトルもご使用いただいています。「使い始めて1年ぐらいたつけど、それ以来ずっと誤嚥する子牛がいない」とこちらも嬉しいコメントをいただくことができました。参考商品 ピーチボトル2.5L(乳首付属) ご購入はこちら ピーチボトル4.0L(乳首付属) ご購入はこちら 3-3.宮崎県 和牛繁殖農家こちらの方は、最近使い始めていただいたユーザー様です。2ヵ月ほど経過してから、感想を伺いました。【 感 想 】・給与マニュアルに沿って、給与・与え始めてから2~3日で口に運ぶようになり、慣れてくるとファイバーゲイン単体でも食べてくれるようになった・飽食にしている粗飼料も、だんだんと食べる量が増加・それに伴い、毛味、肋張りもよくなったと感じるさらに、配合飼料をたべる量にも変化がおきているそうです。「粗飼料で満腹になっているのか、今まで3kg給与していた配合飼料を200g食らい残すようになりました」とのこと。さらに育成にあがっていく子牛たちは、さらに粗飼料の食べる量が増えて、食い込める牛になること、配合飼料のコストカットができることを期待されているそうです。4.まとめ いかがでしたでしょうか?おかげさまで、全国各地で、多くのユーザー様のお声を聴かせていただけるまでになりました。今後も子牛の育成に、少しでも課題解決にお役立ていただけるよう、今後も多くの情報を集めていきたいと思います! 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる