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持続可能な農業”放牧”から学ぶ ~ニュージーランド北海道酪農協力プロジェクト ディスカッション...
2023年9月、ニュージーランド政府、フォンテラジャパン株式会社、ファームエイジ株式会社が主体となるニュージーランド北海道酪農協力プロジェクトにて、放牧酪農に関するセミナーを北海道興部(おこっぺ)町、さらに東京都でセミナーを開催致しました。当日は農業従事者、関係団体など、多くの方にご参加いただきました。ディスカッショングループでは、実際に放牧を行っている農場で、現地を見ながら草地管理や放牧のノウハウについて、NZコンサルタントと参加者によるディスカッションを行いました。東京セミナーでは、サステナブルデイリーファーミングセミナーと題したセミナーを開催しました。プロジェクトで活躍した酪農家が登壇するだけでなく、その他業界のリーダーや専門家も登壇し、放牧酪農を中心した持続可能な酪農について講演しました。いずれの参加者からも、多くの質問が寄せられ、充実したセミナーとなりました。本記事では、ディスカッショングループの内容をご紹介します。ディスカッショングループ(北海道興部町)2023年9月25日、北海道興部町にある Rich Field 松岡牧場にて、ディスカッショングループを開催いたしました。酪農家様だけでなく、普及員や関係機関など、多くの方にご参加いただくことができました。当日は、舎飼から放牧への転換してどのような変化があったか、放牧酪農の課題点の共有など、活発な意見やディスカッションを行うことができました。1.【ディスカッション1】暑い日に放牧できない時の対処について特に、今年は全国で記録的な猛暑になりました。皆さんの取組やそれに対する意見を聞きました。1-1.松岡牧場の場合・夏の暑さで1ヶ月半外に出せなかった時期があった。そのため、枯草が多くなった。9 月に掃除刈りをして、現状の姿となってしまった。・暑さで放牧できない日をコントロールできなくなり、牛を出しても帰ってきてしまう。・夕方のみの放牧は、昨年より改善されている。草の有効活用によって、配合飼料や TMR の量が減少。1-2. 高原牧場(北海道天塩町)の場合・牛舎の環境がそれほど良くないため、今年のように暑いときは、放牧地の環境の方が良く、放牧を継続していた。・やはり採食量が落ちたり食べ残しがあったが、残った草地に関してはすぐ掃除刈り(トッピング)をした。すぐに草地の状況に合わせてメンテナンスをすることが重要である。アドバイスとしては、松岡さんは、来年の暑い日は、牛舎で快適に過ごさせておき、その間に掃除刈または採草してロールにすることがよいのではないか。(牛舎の環境が良いため)1-3.暑さ対策への意見やアドバイス・NZ では、シェルター設備を導入しているところがある。このような設備投資や木陰を利用して雨や暑さをしのげる管理が必要なのではないか。・夜に食べさせるのが良いと思う。木陰利用も。・外に出てもしのげる場所を作るのが良いと思う。2.【ディスカッション2】放牧地の牧区管理について同じ地域の放牧酪農家でも、管理の仕方は異なります。ディスカッションの中では、主に草の管理と、種をまくなどの更新方法について、意見を聞きました。2-1.草について・枯死して無駄にさせないよう、草は伸びすぎる前にトッピングして牛に先に与えることがひとつの方法である。・ペレニアルライグラスを見ると葉が3枚ある。牛にとって栄養価があるものを少ない量で与えることができる。 草丈に比例して短いと3枚、伸びると4枚となる。・オーチャードは株化していなければ食べるので、管理が大切。株化したものは、根元から刈ってリセットすると株化が和らいで出てきた新芽を食べてくれる。2-2.種をどう撒くか?更新する?・簡易追藩をしており、2 年様子を見て芽が出ているか確認する。季節を考えて行うこと。 放牧地は春、採草地は 8 月(2 番草の収穫後)に行う。・簡易更新で種を撒くポイントは、草が伸びすぎは NG、種を無駄にすることなくいかに太陽光のある環境にするかである。3.【ディスカッション3】 課題のある草地にてグループに分かれて、草地(2ha)の課題点についてディスカッションしました。※草地の課題※・オーチャードが多い。・傾斜地があり、傾斜地からの下部の平地に向けて、汚くなり食べなくなる。・2つの水槽は平地にある。3-1.各チームのアイディア・平地を物理的に小さく牧区分けする。・水槽 2 つを傾斜地に上げて、牛が傾斜地にいる時間を増やす。・水槽を、傾斜地に1つ、平地に1つ置く。3-2.NZコンサルタントのキースベタリッジより牛は平地を好むため、傾斜地に水槽を1つ置く。草地は頭数と草の量によって分けること。NZ では、土壌分析をして必要な栄養分を考える。平地は栄養価が高ければ、傾斜地に施肥して安定的生産を目指す。シェルターに牛が集まるため、木陰などを活かすことで放牧時間の調整ができるだろう。NZ は春と秋に施肥をする。施肥により今足りない養分を補うことが大切。3-3.高原さんより根がどのような生え方をしているか断面をみること。生き物が活発だと土壌が柔らかくなる。根が下に伸びるのがよい。横に伸びると芝のようにマット状になってしまう。この改善点は物理的と化学的と 2 面ある。簡易追藩で溝を作り空気を入れて生き物が動きやすいようにする。雑草が生えやすくなるため ph が酸性に偏らないようにする。根は太くて根粒菌を蓄えたピンク色がよい。4. 全体の感想や印象。 松岡さんへのメッセージ4-1.高原さんより・松岡さんが集約放牧に転換して、1年で劇的に変わっている。・穂が出て乾いている草がなくなった。・「考えて行動をする」 ここが大きな変化である。・失敗は来年に活かして、成功すると楽しくなる!・NZ スタイルで前向きに楽しみを見つけていくことである。・アドバイスとしては、糞尿エリアに牛を入れないで草を刈り取ることを繰り返すこと。 整えてから牛を入れるための草のメンテナンス計画が必要だと思う。4-2.NZコンサルタントのキースより・収益や労働時間の効果はまだこれからだが、この1年の成果は素晴らしい。・働き方や時間を無駄にしないように、情報を共有してディスカッションを続けていって欲しい。・草の成長のマネジメントをすること、余剰分の有効化への取組が必要である。5.【まとめ】ファームエイジ株式会社 高田本プロジェクトでは、このように農家さん同士が共有した情報について、普及させることも目的としています。農業って楽しいよね!となるように。NZ では、隣の農家は競合という考え方ではありません。大切なことは、変化に挑み成功できたことを地域や人に伝えていくことです。プロジェクトやセミナーなどの取組は引き続き行っていきます。ウェブサイトやSNSなどで発信していきますので、ご興味のある方や、次回開催時に事前の連絡がほしい方は、お気軽にお問合せください。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる...
持続可能な農業”放牧”から学ぶ ~ニュージーランド北海道酪農協力プロジェクト ディスカッション...
2023年9月、ニュージーランド政府、フォンテラジャパン株式会社、ファームエイジ株式会社が主体となるニュージーランド北海道酪農協力プロジェクトにて、放牧酪農に関するセミナーを北海道興部(おこっぺ)町、さらに東京都でセミナーを開催致しました。当日は農業従事者、関係団体など、多くの方にご参加いただきました。ディスカッショングループでは、実際に放牧を行っている農場で、現地を見ながら草地管理や放牧のノウハウについて、NZコンサルタントと参加者によるディスカッションを行いました。東京セミナーでは、サステナブルデイリーファーミングセミナーと題したセミナーを開催しました。プロジェクトで活躍した酪農家が登壇するだけでなく、その他業界のリーダーや専門家も登壇し、放牧酪農を中心した持続可能な酪農について講演しました。いずれの参加者からも、多くの質問が寄せられ、充実したセミナーとなりました。本記事では、ディスカッショングループの内容をご紹介します。ディスカッショングループ(北海道興部町)2023年9月25日、北海道興部町にある Rich Field 松岡牧場にて、ディスカッショングループを開催いたしました。酪農家様だけでなく、普及員や関係機関など、多くの方にご参加いただくことができました。当日は、舎飼から放牧への転換してどのような変化があったか、放牧酪農の課題点の共有など、活発な意見やディスカッションを行うことができました。1.【ディスカッション1】暑い日に放牧できない時の対処について特に、今年は全国で記録的な猛暑になりました。皆さんの取組やそれに対する意見を聞きました。1-1.松岡牧場の場合・夏の暑さで1ヶ月半外に出せなかった時期があった。そのため、枯草が多くなった。9 月に掃除刈りをして、現状の姿となってしまった。・暑さで放牧できない日をコントロールできなくなり、牛を出しても帰ってきてしまう。・夕方のみの放牧は、昨年より改善されている。草の有効活用によって、配合飼料や TMR の量が減少。1-2. 高原牧場(北海道天塩町)の場合・牛舎の環境がそれほど良くないため、今年のように暑いときは、放牧地の環境の方が良く、放牧を継続していた。・やはり採食量が落ちたり食べ残しがあったが、残った草地に関してはすぐ掃除刈り(トッピング)をした。すぐに草地の状況に合わせてメンテナンスをすることが重要である。アドバイスとしては、松岡さんは、来年の暑い日は、牛舎で快適に過ごさせておき、その間に掃除刈または採草してロールにすることがよいのではないか。(牛舎の環境が良いため)1-3.暑さ対策への意見やアドバイス・NZ では、シェルター設備を導入しているところがある。このような設備投資や木陰を利用して雨や暑さをしのげる管理が必要なのではないか。・夜に食べさせるのが良いと思う。木陰利用も。・外に出てもしのげる場所を作るのが良いと思う。2.【ディスカッション2】放牧地の牧区管理について同じ地域の放牧酪農家でも、管理の仕方は異なります。ディスカッションの中では、主に草の管理と、種をまくなどの更新方法について、意見を聞きました。2-1.草について・枯死して無駄にさせないよう、草は伸びすぎる前にトッピングして牛に先に与えることがひとつの方法である。・ペレニアルライグラスを見ると葉が3枚ある。牛にとって栄養価があるものを少ない量で与えることができる。 草丈に比例して短いと3枚、伸びると4枚となる。・オーチャードは株化していなければ食べるので、管理が大切。株化したものは、根元から刈ってリセットすると株化が和らいで出てきた新芽を食べてくれる。2-2.種をどう撒くか?更新する?・簡易追藩をしており、2 年様子を見て芽が出ているか確認する。季節を考えて行うこと。 放牧地は春、採草地は 8 月(2 番草の収穫後)に行う。・簡易更新で種を撒くポイントは、草が伸びすぎは NG、種を無駄にすることなくいかに太陽光のある環境にするかである。3.【ディスカッション3】 課題のある草地にてグループに分かれて、草地(2ha)の課題点についてディスカッションしました。※草地の課題※・オーチャードが多い。・傾斜地があり、傾斜地からの下部の平地に向けて、汚くなり食べなくなる。・2つの水槽は平地にある。3-1.各チームのアイディア・平地を物理的に小さく牧区分けする。・水槽 2 つを傾斜地に上げて、牛が傾斜地にいる時間を増やす。・水槽を、傾斜地に1つ、平地に1つ置く。3-2.NZコンサルタントのキースベタリッジより牛は平地を好むため、傾斜地に水槽を1つ置く。草地は頭数と草の量によって分けること。NZ では、土壌分析をして必要な栄養分を考える。平地は栄養価が高ければ、傾斜地に施肥して安定的生産を目指す。シェルターに牛が集まるため、木陰などを活かすことで放牧時間の調整ができるだろう。NZ は春と秋に施肥をする。施肥により今足りない養分を補うことが大切。3-3.高原さんより根がどのような生え方をしているか断面をみること。生き物が活発だと土壌が柔らかくなる。根が下に伸びるのがよい。横に伸びると芝のようにマット状になってしまう。この改善点は物理的と化学的と 2 面ある。簡易追藩で溝を作り空気を入れて生き物が動きやすいようにする。雑草が生えやすくなるため ph が酸性に偏らないようにする。根は太くて根粒菌を蓄えたピンク色がよい。4. 全体の感想や印象。 松岡さんへのメッセージ4-1.高原さんより・松岡さんが集約放牧に転換して、1年で劇的に変わっている。・穂が出て乾いている草がなくなった。・「考えて行動をする」 ここが大きな変化である。・失敗は来年に活かして、成功すると楽しくなる!・NZ スタイルで前向きに楽しみを見つけていくことである。・アドバイスとしては、糞尿エリアに牛を入れないで草を刈り取ることを繰り返すこと。 整えてから牛を入れるための草のメンテナンス計画が必要だと思う。4-2.NZコンサルタントのキースより・収益や労働時間の効果はまだこれからだが、この1年の成果は素晴らしい。・働き方や時間を無駄にしないように、情報を共有してディスカッションを続けていって欲しい。・草の成長のマネジメントをすること、余剰分の有効化への取組が必要である。5.【まとめ】ファームエイジ株式会社 高田本プロジェクトでは、このように農家さん同士が共有した情報について、普及させることも目的としています。農業って楽しいよね!となるように。NZ では、隣の農家は競合という考え方ではありません。大切なことは、変化に挑み成功できたことを地域や人に伝えていくことです。プロジェクトやセミナーなどの取組は引き続き行っていきます。ウェブサイトやSNSなどで発信していきますので、ご興味のある方や、次回開催時に事前の連絡がほしい方は、お気軽にお問合せください。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる...
【環境再生型農業でウシ、ヒト、地球が健康に】放牧畜産農家:グラッドニー牧場/北海道黒松内町 (...
北海道黒松内町にある「グラッドニー牧場」の代表、森塚千絵さんとティム・ジョーンズさんに密着して、肉牛の放牧を始めたきっかけ、グラッドニー牧場が目指している農業について、未来の農業者に向けたメッセージをいただきました。1.黒松内町で肉牛の放牧を始めたきっかけ冷涼でおいしい水が流れる広大な土地で、トラクターに資材を乗せて、電気柵を設置するのはグラッドニー牧場の森塚千絵さんとティム・ジョーンズさん。奥ではアンガス牛と、あか牛が放牧草を食べています。「元々アメリカのオクラホマ州でティムさんは家族経営の牧場をしていました。その牧場の看板を下ろすのをきっかけに、日本で牧場を始めることにしました。」現在は81haの敷地で一年中、集約放牧(ストリップグレージング)を行い、完全グラスフェッドで肉用のアンガス牛とあか牛を38頭を飼養しています。「スコットランド原産のアンガス牛は寒い気候に強くなんでも食べてお肉にしてくれるし、自然分娩で人の手がいらない」とアンガス牛の性格や特性を温かに語る千絵さん。2.苦労したこと「細かく言えば色々とあったけれども、友達や町の方々とかの助けがあってすべて克服できたことを考えれば、すごく困ったということは思いつきません。ベストだと思ってやっていても困難にぶつかってそれがベストではなかったんだっていう気づきがあって、より良い方向にいくきっかけになっているなという感覚はあります。」3.ファームエイジを知ったきっかけ「研修先の牧場でファームエイジの電気柵が使われていたことをきっかけに、日本で始めるならと電気柵を使うことにしました」グラッドニー牧場では恒久柵と移動柵を導入しています。・参考・恒久柵(こうきゅうさく)・簡易恒久柵(かんいこうきゅうさく)4.製品へのこだわり、目指している農業「目指しているところは地産地消。それも高級なレストランではなく、一般の家庭で食べられるようなお肉にしたい。」「豊かな人だけが健康にいい、地球に優しい作り方をしたものを食べられるのではなく、誰でもが食べられる価格でお肉を提供したい。アメリカでは繁殖農家だったので、6~7ヶ月齢で子牛を売っていて、そこまでは無農薬無施肥です。」「アメリカにいた時から再生型農業の意義を強く感じていました。自分たちの世代は地球にあるものをどんどん消費して痛めつけてきてしまった。このままでは次世代には同じような生活はできないし地球環境もどんどん壊れていく。だから、自分たちはなるべくそれをよくしていく必要がある。」目指しているのは、地球環境への配慮と次世代にも繋がる持続可能な農業。5.これから農業を志す人に向けて「この生活は私たちにとって完璧な人生であり、理想的です。わたしたちはやりたいことをやりたいときにやり、毎日自然の中で過ごすことができている。これは永久的なバケーションのようなものです。わたしたちはすべてのことを楽しんでいます。毎晩ベッドに入ると、明日何をしなければならないかではなく、明日何ができるかを考えている。楽しいと思わないかい?翌日にはどんな楽しいことが待っているかわからないし、「仕事」とは違うよね。こういう感じの放牧とか農業をやるっていうことであれば勇気が必要だということを理解する必要がある。とにかくやってみるしかない。気弱にならないで、勇気を持って飛び込んでみてください自分自身を信じ、成功できるという自信を持ち、失敗を恐れないで、常に。常に成功を期待するのです。」They're going to have to just go and do it. can't be timid.And so I encourage anybody just to take the leap, just jump out there and do it.Believe in themselves,...
【環境再生型農業でウシ、ヒト、地球が健康に】放牧畜産農家:グラッドニー牧場/北海道黒松内町 (...
北海道黒松内町にある「グラッドニー牧場」の代表、森塚千絵さんとティム・ジョーンズさんに密着して、肉牛の放牧を始めたきっかけ、グラッドニー牧場が目指している農業について、未来の農業者に向けたメッセージをいただきました。1.黒松内町で肉牛の放牧を始めたきっかけ冷涼でおいしい水が流れる広大な土地で、トラクターに資材を乗せて、電気柵を設置するのはグラッドニー牧場の森塚千絵さんとティム・ジョーンズさん。奥ではアンガス牛と、あか牛が放牧草を食べています。「元々アメリカのオクラホマ州でティムさんは家族経営の牧場をしていました。その牧場の看板を下ろすのをきっかけに、日本で牧場を始めることにしました。」現在は81haの敷地で一年中、集約放牧(ストリップグレージング)を行い、完全グラスフェッドで肉用のアンガス牛とあか牛を38頭を飼養しています。「スコットランド原産のアンガス牛は寒い気候に強くなんでも食べてお肉にしてくれるし、自然分娩で人の手がいらない」とアンガス牛の性格や特性を温かに語る千絵さん。2.苦労したこと「細かく言えば色々とあったけれども、友達や町の方々とかの助けがあってすべて克服できたことを考えれば、すごく困ったということは思いつきません。ベストだと思ってやっていても困難にぶつかってそれがベストではなかったんだっていう気づきがあって、より良い方向にいくきっかけになっているなという感覚はあります。」3.ファームエイジを知ったきっかけ「研修先の牧場でファームエイジの電気柵が使われていたことをきっかけに、日本で始めるならと電気柵を使うことにしました」グラッドニー牧場では恒久柵と移動柵を導入しています。・参考・恒久柵(こうきゅうさく)・簡易恒久柵(かんいこうきゅうさく)4.製品へのこだわり、目指している農業「目指しているところは地産地消。それも高級なレストランではなく、一般の家庭で食べられるようなお肉にしたい。」「豊かな人だけが健康にいい、地球に優しい作り方をしたものを食べられるのではなく、誰でもが食べられる価格でお肉を提供したい。アメリカでは繁殖農家だったので、6~7ヶ月齢で子牛を売っていて、そこまでは無農薬無施肥です。」「アメリカにいた時から再生型農業の意義を強く感じていました。自分たちの世代は地球にあるものをどんどん消費して痛めつけてきてしまった。このままでは次世代には同じような生活はできないし地球環境もどんどん壊れていく。だから、自分たちはなるべくそれをよくしていく必要がある。」目指しているのは、地球環境への配慮と次世代にも繋がる持続可能な農業。5.これから農業を志す人に向けて「この生活は私たちにとって完璧な人生であり、理想的です。わたしたちはやりたいことをやりたいときにやり、毎日自然の中で過ごすことができている。これは永久的なバケーションのようなものです。わたしたちはすべてのことを楽しんでいます。毎晩ベッドに入ると、明日何をしなければならないかではなく、明日何ができるかを考えている。楽しいと思わないかい?翌日にはどんな楽しいことが待っているかわからないし、「仕事」とは違うよね。こういう感じの放牧とか農業をやるっていうことであれば勇気が必要だということを理解する必要がある。とにかくやってみるしかない。気弱にならないで、勇気を持って飛び込んでみてください自分自身を信じ、成功できるという自信を持ち、失敗を恐れないで、常に。常に成功を期待するのです。」They're going to have to just go and do it. can't be timid.And so I encourage anybody just to take the leap, just jump out there and do it.Believe in themselves,...
【馬 放牧】オススメの柵は? 導入事例や注意事項など基礎知識をご紹介
馬(ウマ)において、放牧するメリットや目的は様々です。競走馬ではトレーニングの一環で行われることもあれば、大型のどさんこなどでは、耕作放棄地対策として、導入されることもあります。ここでは、・放牧するメリット・注意点・柵の種類と導入事例についてご紹介します。【ご注意ください】海外では一般的に用いられている電気柵ですが、ウマの気質によってはおすすめできない場合があります。ウマは電気ショックに弱いため馴致は慎重に行ってください。1.放牧するメリットは?1-1.馬のストレス発散 広大な放牧地を駆け抜ける馬を見ると、誰でも「気持ちよさそうだな~」と感じるでしょう。厩舎や馬房の中にいる時間が長くなると、ストレスが蓄積し、健康面でも影響が出る可能性が考えられます。1-2.管理の手間や費用軽減(餌、寝藁など) 放牧している間は、馬は自由に過ごせるので、管理の手間はなくなります。寝藁や除ふん作業など、それに伴う費用負担も少なくなります。2.放牧する上での注意点2-1.放牧地の環境を確認する 放牧地を選ぶ際は、実際の環境をよく確認しましょう。凸凹が多い土地や、ぬかるみやすい土壌では、足を怪我してしまうリスクが増えます。足を怪我してしまうと、その後生活に大きな支障をきたしてしまいます。場合によっては、事前に整地することも検討しましょう。2-2.柵や給水設備のメンテナンス 放牧しているからといって、ずっと放置しておけばよいというわけではありません。馬だけでなく、牛など他の家畜においても、草や飲水などが少なくなってくると、危機感を覚えて、脱柵を試みてしまいます。餌となる草や給水設備など、しっかり準備をしておきましょう。参考商品 ハンギングトロフ10L(ミニフローバルブ付属) ご購入はこちら ハンギングトロフ30L(ミニフローバルブ付属) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら3.馬を放牧するための柵3-1.馬用電気柵海外では一般的に用いられている電気柵ですが、ウマの気質によってはおすすめできない場合があります。ウマは電気ショックに弱いため馴致は慎重に行ってください。事例1:簡易電気柵ひとつ目は、白馬岩岳マウンテンリゾート様での電気柵設置事例です。長野県にある弊社支店のファーム信越が、設計のお手伝いをさせていただきました。白馬岳マウンテンリゾート様では、雪の消えたスキー場を利用した夏季の観光地に馬放牧用の電気柵を約1700m設置しました。馴致されている馬は電気柵に近づこうともしなかったのですが、馴致されていない馬は、手綱を握って触らせ、その後手綱を外してからも2回ほど触った後、しっかりと覚えたようでした。事例2:木柵 × 電気柵ふたつ目は、馬の「さく癖」防止対策の一環として、木柵に電気柵を追加して設置した事例もあります。木柵に一段だけワイヤーを設置し、馬が木柵になるべく近づかないようにしています。さく癖は馬の悪癖の一つで、進行しすぎると歯の摩耗や病気の原因になるといわれています。参考商品 ホワイトワイヤーライトX(400m巻) ご購入はこちら リング碍子(木柱用)25個入 ご購入はこちら その他製品は >>>こちら3-2.馬用フェンス(金網)ウマように開発された目の細かい特殊なネットフェンスです。ひづめが入りにくく、事故が起きづらい仕様になっています。希少在来種である対州馬の放牧フェンスとしても使用されています。3-3.防疫対策も視野に入れる 昨今、豚熱や鳥インフルエンザに代表されるように、農場における「防疫対策」への意識が高まっています。農場内で伝染病が発生すると、経営面に深刻な打撃を与えてしまいます。対策のポイントは、「複数の対象動物を念頭に置くこと」です。豊富な導入事例から、最適なバイオセキュリティフェンスをご提案させていただきます。参考商品 【イノシシ・小動物用】イージーベンダーフェンス 地上高30cm(+折り曲げ部30cm)×50m巻 ご購入はこちら 【イノシシ・小動物用】掘り返し防止・補修フェンス50mセット(地上高30cm+折り曲げ部30cm) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら4.まとめ 今回は主だったポイントをご紹介しましたが、「どれを選べばよいか、迷ってしまう・・」「自分の農場に向いているフェンスがわからないので、現場を見に来てほしい」「時間がないので、概算でも良いので見積が欲しい」といった方は、お気軽にお問合せください。専門スタッフがアドバイスや設計をご提案させていただきます。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【馬 放牧】オススメの柵は? 導入事例や注意事項など基礎知識をご紹介
馬(ウマ)において、放牧するメリットや目的は様々です。競走馬ではトレーニングの一環で行われることもあれば、大型のどさんこなどでは、耕作放棄地対策として、導入されることもあります。ここでは、・放牧するメリット・注意点・柵の種類と導入事例についてご紹介します。【ご注意ください】海外では一般的に用いられている電気柵ですが、ウマの気質によってはおすすめできない場合があります。ウマは電気ショックに弱いため馴致は慎重に行ってください。1.放牧するメリットは?1-1.馬のストレス発散 広大な放牧地を駆け抜ける馬を見ると、誰でも「気持ちよさそうだな~」と感じるでしょう。厩舎や馬房の中にいる時間が長くなると、ストレスが蓄積し、健康面でも影響が出る可能性が考えられます。1-2.管理の手間や費用軽減(餌、寝藁など) 放牧している間は、馬は自由に過ごせるので、管理の手間はなくなります。寝藁や除ふん作業など、それに伴う費用負担も少なくなります。2.放牧する上での注意点2-1.放牧地の環境を確認する 放牧地を選ぶ際は、実際の環境をよく確認しましょう。凸凹が多い土地や、ぬかるみやすい土壌では、足を怪我してしまうリスクが増えます。足を怪我してしまうと、その後生活に大きな支障をきたしてしまいます。場合によっては、事前に整地することも検討しましょう。2-2.柵や給水設備のメンテナンス 放牧しているからといって、ずっと放置しておけばよいというわけではありません。馬だけでなく、牛など他の家畜においても、草や飲水などが少なくなってくると、危機感を覚えて、脱柵を試みてしまいます。餌となる草や給水設備など、しっかり準備をしておきましょう。参考商品 ハンギングトロフ10L(ミニフローバルブ付属) ご購入はこちら ハンギングトロフ30L(ミニフローバルブ付属) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら3.馬を放牧するための柵3-1.馬用電気柵海外では一般的に用いられている電気柵ですが、ウマの気質によってはおすすめできない場合があります。ウマは電気ショックに弱いため馴致は慎重に行ってください。事例1:簡易電気柵ひとつ目は、白馬岩岳マウンテンリゾート様での電気柵設置事例です。長野県にある弊社支店のファーム信越が、設計のお手伝いをさせていただきました。白馬岳マウンテンリゾート様では、雪の消えたスキー場を利用した夏季の観光地に馬放牧用の電気柵を約1700m設置しました。馴致されている馬は電気柵に近づこうともしなかったのですが、馴致されていない馬は、手綱を握って触らせ、その後手綱を外してからも2回ほど触った後、しっかりと覚えたようでした。事例2:木柵 × 電気柵ふたつ目は、馬の「さく癖」防止対策の一環として、木柵に電気柵を追加して設置した事例もあります。木柵に一段だけワイヤーを設置し、馬が木柵になるべく近づかないようにしています。さく癖は馬の悪癖の一つで、進行しすぎると歯の摩耗や病気の原因になるといわれています。参考商品 ホワイトワイヤーライトX(400m巻) ご購入はこちら リング碍子(木柱用)25個入 ご購入はこちら その他製品は >>>こちら3-2.馬用フェンス(金網)ウマように開発された目の細かい特殊なネットフェンスです。ひづめが入りにくく、事故が起きづらい仕様になっています。希少在来種である対州馬の放牧フェンスとしても使用されています。3-3.防疫対策も視野に入れる 昨今、豚熱や鳥インフルエンザに代表されるように、農場における「防疫対策」への意識が高まっています。農場内で伝染病が発生すると、経営面に深刻な打撃を与えてしまいます。対策のポイントは、「複数の対象動物を念頭に置くこと」です。豊富な導入事例から、最適なバイオセキュリティフェンスをご提案させていただきます。参考商品 【イノシシ・小動物用】イージーベンダーフェンス 地上高30cm(+折り曲げ部30cm)×50m巻 ご購入はこちら 【イノシシ・小動物用】掘り返し防止・補修フェンス50mセット(地上高30cm+折り曲げ部30cm) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら4.まとめ 今回は主だったポイントをご紹介しましたが、「どれを選べばよいか、迷ってしまう・・」「自分の農場に向いているフェンスがわからないので、現場を見に来てほしい」「時間がないので、概算でも良いので見積が欲しい」といった方は、お気軽にお問合せください。専門スタッフがアドバイスや設計をご提案させていただきます。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【放牧した羊肉の味は?】デモファームで育ったグラスフェッド羊を食べました
春からデモファームで育成していた子羊の内、1頭をスタッフ一同でいただくことになりました。生まれたときから放牧地で育ち、牧草のみを食べて育った希少なグラスフェッド羊の味とは?そして、そこからスタッフたちが学び、感じたこととは?今回は、そんなお話です。1.グラスフェッドとは畜舎の外で放牧しながら、牧草のみで飼育された家畜及び、その家畜から生産された肉や加工品を差します。具体的には、グラスフェッドバターやグラスフェッドビーフなどが挙げられます。グラスフェッドは、草を食べさせるだけでなく、放牧地を歩かせて適度に運動させることもできるので、ストレスのない環境で生きていくことができます。このような動物にとってストレスの少ない環境を用意することは、「アニマルウェルフェア(動物福祉)」の観点から、近年とても重要視されています。2.日本では貴重!放牧草だけで育った羊 昨年から導入した母羊3頭から、今年4月に合計6頭の子羊が誕生しました。子羊たちは放牧地で生まれ、生まれてすぐに必死になって立ち上がり、母のお乳を一生懸命探す姿を見て、私たちも自然の力強さを学ばせていただきました。しばらくは母羊から、直接乳を飲んで過ごしていました。 その後、春になって牧草が徐々に生えてくると、子羊たちも少しずつ牧草を食べ始めました。親の姿を見て学んだのか、本能なのか、生き物はたくましいですね。食べ始めた当初はまだ親の母乳がメインだったので、増体は安定していましたが、8月の離乳直後は、少し伸び悩みました。場長も少し心配していましたが、徐々に胃も慣れてたのか、4月に生まれた当初は体重が5kg程度でしたが、9月には体重が40㎏を超え、大きいものでは50㎏を超えました。3.命に感謝し、いただきます!子羊のうち、オス1頭をスタッフ一同でいただくことにいたしました!写真はこちら!洋風のシチュー(?)のようになりました!食べたスタッフの感想は・・・うまい!羊独特の臭みもなく、とてもすっきりした味わいでした。放牧していたので少し筋肉質になっているかと思いきや、お肉も柔らかく、ホロホロ。一緒に食べた人生の大先輩(長老社員)からは「子どものころ食べたときと同じ土の香りがするような感じ」という感想も。これぞワインでいうところのテロワールのよう。4.グラスフェッドを味わう濃厚な時間に普段は新商品の開発や、お客様の研修に使われることが多いデモファーム。今回は、デモファームで育てた羊を、スタッフ自身がいただき、放牧やグラスフェッドの価値をしっかりと「かみしめることができた」時間になりました。※これは、あくまで社員教育等を兼ねた取り組みです。※弊社ではグラスフェッド肉の販売、生産、流通等は行っていません。
【放牧した羊肉の味は?】デモファームで育ったグラスフェッド羊を食べました
春からデモファームで育成していた子羊の内、1頭をスタッフ一同でいただくことになりました。生まれたときから放牧地で育ち、牧草のみを食べて育った希少なグラスフェッド羊の味とは?そして、そこからスタッフたちが学び、感じたこととは?今回は、そんなお話です。1.グラスフェッドとは畜舎の外で放牧しながら、牧草のみで飼育された家畜及び、その家畜から生産された肉や加工品を差します。具体的には、グラスフェッドバターやグラスフェッドビーフなどが挙げられます。グラスフェッドは、草を食べさせるだけでなく、放牧地を歩かせて適度に運動させることもできるので、ストレスのない環境で生きていくことができます。このような動物にとってストレスの少ない環境を用意することは、「アニマルウェルフェア(動物福祉)」の観点から、近年とても重要視されています。2.日本では貴重!放牧草だけで育った羊 昨年から導入した母羊3頭から、今年4月に合計6頭の子羊が誕生しました。子羊たちは放牧地で生まれ、生まれてすぐに必死になって立ち上がり、母のお乳を一生懸命探す姿を見て、私たちも自然の力強さを学ばせていただきました。しばらくは母羊から、直接乳を飲んで過ごしていました。 その後、春になって牧草が徐々に生えてくると、子羊たちも少しずつ牧草を食べ始めました。親の姿を見て学んだのか、本能なのか、生き物はたくましいですね。食べ始めた当初はまだ親の母乳がメインだったので、増体は安定していましたが、8月の離乳直後は、少し伸び悩みました。場長も少し心配していましたが、徐々に胃も慣れてたのか、4月に生まれた当初は体重が5kg程度でしたが、9月には体重が40㎏を超え、大きいものでは50㎏を超えました。3.命に感謝し、いただきます!子羊のうち、オス1頭をスタッフ一同でいただくことにいたしました!写真はこちら!洋風のシチュー(?)のようになりました!食べたスタッフの感想は・・・うまい!羊独特の臭みもなく、とてもすっきりした味わいでした。放牧していたので少し筋肉質になっているかと思いきや、お肉も柔らかく、ホロホロ。一緒に食べた人生の大先輩(長老社員)からは「子どものころ食べたときと同じ土の香りがするような感じ」という感想も。これぞワインでいうところのテロワールのよう。4.グラスフェッドを味わう濃厚な時間に普段は新商品の開発や、お客様の研修に使われることが多いデモファーム。今回は、デモファームで育てた羊を、スタッフ自身がいただき、放牧やグラスフェッドの価値をしっかりと「かみしめることができた」時間になりました。※これは、あくまで社員教育等を兼ねた取り組みです。※弊社ではグラスフェッド肉の販売、生産、流通等は行っていません。
【子牛がミルクを飲まないときは?】原因と対応策をご紹介!
哺乳期の子牛は、毎日のようにミルクを与えますが、中にはうまくミルクが飲めない個体がいます。ここでは、弊社が取り扱う哺乳乳首「ピーチティート」での事例を中心に、・子牛がミルクを飲まない現認・ミルクを飲まない場合の対策について、簡単にご紹介いたします。1.そもそも、子牛はどのようにミルクを飲むのか?子牛は母牛の乳首を「噛んで」飲みます。噛むことで唾液と混ざりやすくなり、消化が促進されたり、顎が鍛えられるなどのメリットがあります。ピーチティートは母牛の乳首に倣った構造になっており、「噛んで出る」ため、子牛のペースでゆっくり飲むことができること、ミルクが出る穴が二股に分かれているため誤飲しにくいこと等が特長です。参考商品 ピーチボトル・ハンギングミルク用交換用乳首 ご購入はこちら ピーチボトル用交換用乳首(キャップ付) ご購入はこちら 2.哺乳乳首をチェックする まずは、哺乳乳首そのものをチェックしましょう。2-1.乳首に亀裂が入っていないか 乳首に傷や損傷があり、漏れが生じている場合は、一度に出るミルクの量が多くなり子牛が誤嚥する可能性がありますので、新しい乳首に交換して下さい。2-2.洗浄はしっかりできているか 清潔に使っていただくためにも、定期的なツケおき洗いがオススメです。ピーチティートの内部は、逆流防止弁がある特殊な造りで、子牛がむせにくいのが特徴です。そのため、外部から見えづらい箇所に汚れがたまってしまう場合があります。使用頻度にもよりますが、外部から目に見えない劣化や雑菌繁殖等を避けるため、半年~1年で定期的に交換することをおすすめします。・洗浄の手順手順1:40°Cくらいのお湯で、乳首をすすぐ。 お湯の中で白い濁りが出なくなるまでよく乳首を握り、 内部にミルクが残らないように洗い出します。 酸性洗剤を使用することによって、牛乳に含まれるカルシウムやマグネシウム等のミネラルを分解します。手順2:アルカリ洗剤を使用してバケツなどに浸しながら、よく揉んで洗う。 アルカリ洗剤を使用することで、牛乳の脂肪・蛋白質を分解し、 熱に強い細菌を殺菌します。手順3:水でよくすすぐ。手順4:酸性洗剤を使用してバケツなどに浸しながら、よく揉んで洗う。手順5:再度、水でよくすすいだあと、しっかりと乾かす。<<<POINT>>> 熱湯で洗うと、蛋白質が固まってとれなくなる原因になります。逆に温度が低い水の場合は、乳脂肪が溶けず洗浄がしづらくなります。2-3.子牛が乳首を認識できているか 他のタイプから切り替えたばかりのとき、子牛によっては、位置がわからず、乳首を認識できない場合があります。そうした場合は、人の手でサポートしてあげると、より早く慣れてくれます。この点は、哺乳ボトルから、哺乳バケツへ切り替えるタイミングでも同様です。切り替えの前後は、なるべくしっかり様子を見て、乳首をきちんと認識できているか、確認してあげましょう。3.給与する位置をチェックする3-1.乳首の位置は間違っていないかPeachTeatTOPの文字が上に来ているか、確認しましょう。3-2.高すぎるor低すぎる位置になっていないか 給与の際に子牛の頭の位置が肩より下(イラストの点線の高さ)になっていることを確認してください。頭の位置を肩より高くして給与してしまうと、誤嚥(ごえん)などの原因になる恐れがあります。4.実際に使っている人の感想は?お客様の声をご紹介ピーチティートおよび、ピーチティートが付属した哺乳ボトルや哺乳バケツを使っていらっしゃるユーザー様の声を一部ご紹介します。4-1.ピーチティート(哺乳乳首を使って)「生後2週間目の子牛に使用してみました。1頭は初めて使ってみましたが、しっかり飲みきりました。もう1頭はいつもと使用している哺乳具と違うものだった為か、半分程度で飲むことをやめてしまいましたが、数日で順調に飲むようになりました。ただ持っているだけでも、子牛が無理なく飲みやすい位置に乳首が来た事が良いね。」4-2.ピーチボトル2.5Lを使って(1)「子牛が慣れるまでに4日ほどかかりました。空気穴が取手の部分にあると良いかと思います。飲んでるうちはいいけど、離れたとき空気穴から少し漏れます。使い勝手はいいです」4-3.ピーチボトル2.5Lを使って(2)「使い始めて5か月近く経ちましたが、乳首が他社の赤い乳首が消耗されていく中、こちらは全然ヘタってません!」参考商品 ピーチボトル2.5L(乳首付属) ご購入はこちら ピーチボトル4.0L(乳首付属) ご購入はこちら SNSアンバサダー様の声 この投稿をInstagramで見る INAHO FARM(@inahofarm)がシェアした投稿 4-4.ハンギングミルク1を使って(1)「とてもしっかりとした作りで、乳首も一般によく見るものよりかなり分厚く丈夫そうです。今まで使っていたものより消耗せずに長く使えそうで、若干価格が高いですが長い目で見れば変わらないかなと思います。ただ、やはり構造が凝っているだけに洗いにくいのと、ミルクの出が少し良すぎたかなと感じたので星4つです。」4-5.ハンギングミルク1を使って(2)「哺乳瓶で飲ませていましたがミルクの量が多くなり購入しました。最初は飲んでくれるか、心配しましたがすぐに飲み始めてくれて安心しました。もしまた購入する場合はこちらの商品を購入したいです。」参考商品 ハンギングミルク1(保温シリコンカバーセット) ご購入はこちら ハンギングミルク3 ご購入はこちら SNSアンバサダー様の声 この投稿をInstagramで見る 山之村牧場(@yamanomura_makiba)がシェアした投稿 5.放牧先進国 NZの哺乳事情ピーチティートは、もともとニュージーランドの子牛哺育システムの中で生まれたものです。放牧先進国の哺乳事情を、ほんの少しだけご紹介します。5-1.冷たいまま給与日本とは異なり、NZでは冷たいミルクをそのまま与えます。さらに一頭ずつではなく、哺乳乳首がたくさんついたタンクのような哺乳具で、一気に給与します。5-2.放牧地で給与NZでは、子牛が生まれる時期を集中させる「季節分娩」が主流ですが、その多くが、「放牧地で出産させる」そうです。これには理由があり、分娩房ではなく分娩牧区で管理をするほうが「経済的」という考え方です。NZで牛舎管理は時間や労力がかかり、「経済的でない」という考え方のため、牛舎がない農家もあるそうです。5-3.一度に数十頭規模で給与分娩牧区では、同時期に50頭以上の子牛が生まれることもあり、トレーラーを使って移動を効率的に行うそうです。6.まとめいかがだったでしょうか。子牛がミルクを飲まない原因は様々ですが、一つずつ試しながらどこに原因があるのかを探ってあげましょう。 また、どうしてもうまくいかない場合、ご不明な場合は、お問合せください。全国各地で導入されてた事例や実績をもとに、専門スタッフがアドバイスをさせていただきます。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【子牛がミルクを飲まないときは?】原因と対応策をご紹介!
哺乳期の子牛は、毎日のようにミルクを与えますが、中にはうまくミルクが飲めない個体がいます。ここでは、弊社が取り扱う哺乳乳首「ピーチティート」での事例を中心に、・子牛がミルクを飲まない現認・ミルクを飲まない場合の対策について、簡単にご紹介いたします。1.そもそも、子牛はどのようにミルクを飲むのか?子牛は母牛の乳首を「噛んで」飲みます。噛むことで唾液と混ざりやすくなり、消化が促進されたり、顎が鍛えられるなどのメリットがあります。ピーチティートは母牛の乳首に倣った構造になっており、「噛んで出る」ため、子牛のペースでゆっくり飲むことができること、ミルクが出る穴が二股に分かれているため誤飲しにくいこと等が特長です。参考商品 ピーチボトル・ハンギングミルク用交換用乳首 ご購入はこちら ピーチボトル用交換用乳首(キャップ付) ご購入はこちら 2.哺乳乳首をチェックする まずは、哺乳乳首そのものをチェックしましょう。2-1.乳首に亀裂が入っていないか 乳首に傷や損傷があり、漏れが生じている場合は、一度に出るミルクの量が多くなり子牛が誤嚥する可能性がありますので、新しい乳首に交換して下さい。2-2.洗浄はしっかりできているか 清潔に使っていただくためにも、定期的なツケおき洗いがオススメです。ピーチティートの内部は、逆流防止弁がある特殊な造りで、子牛がむせにくいのが特徴です。そのため、外部から見えづらい箇所に汚れがたまってしまう場合があります。使用頻度にもよりますが、外部から目に見えない劣化や雑菌繁殖等を避けるため、半年~1年で定期的に交換することをおすすめします。・洗浄の手順手順1:40°Cくらいのお湯で、乳首をすすぐ。 お湯の中で白い濁りが出なくなるまでよく乳首を握り、 内部にミルクが残らないように洗い出します。 酸性洗剤を使用することによって、牛乳に含まれるカルシウムやマグネシウム等のミネラルを分解します。手順2:アルカリ洗剤を使用してバケツなどに浸しながら、よく揉んで洗う。 アルカリ洗剤を使用することで、牛乳の脂肪・蛋白質を分解し、 熱に強い細菌を殺菌します。手順3:水でよくすすぐ。手順4:酸性洗剤を使用してバケツなどに浸しながら、よく揉んで洗う。手順5:再度、水でよくすすいだあと、しっかりと乾かす。<<<POINT>>> 熱湯で洗うと、蛋白質が固まってとれなくなる原因になります。逆に温度が低い水の場合は、乳脂肪が溶けず洗浄がしづらくなります。2-3.子牛が乳首を認識できているか 他のタイプから切り替えたばかりのとき、子牛によっては、位置がわからず、乳首を認識できない場合があります。そうした場合は、人の手でサポートしてあげると、より早く慣れてくれます。この点は、哺乳ボトルから、哺乳バケツへ切り替えるタイミングでも同様です。切り替えの前後は、なるべくしっかり様子を見て、乳首をきちんと認識できているか、確認してあげましょう。3.給与する位置をチェックする3-1.乳首の位置は間違っていないかPeachTeatTOPの文字が上に来ているか、確認しましょう。3-2.高すぎるor低すぎる位置になっていないか 給与の際に子牛の頭の位置が肩より下(イラストの点線の高さ)になっていることを確認してください。頭の位置を肩より高くして給与してしまうと、誤嚥(ごえん)などの原因になる恐れがあります。4.実際に使っている人の感想は?お客様の声をご紹介ピーチティートおよび、ピーチティートが付属した哺乳ボトルや哺乳バケツを使っていらっしゃるユーザー様の声を一部ご紹介します。4-1.ピーチティート(哺乳乳首を使って)「生後2週間目の子牛に使用してみました。1頭は初めて使ってみましたが、しっかり飲みきりました。もう1頭はいつもと使用している哺乳具と違うものだった為か、半分程度で飲むことをやめてしまいましたが、数日で順調に飲むようになりました。ただ持っているだけでも、子牛が無理なく飲みやすい位置に乳首が来た事が良いね。」4-2.ピーチボトル2.5Lを使って(1)「子牛が慣れるまでに4日ほどかかりました。空気穴が取手の部分にあると良いかと思います。飲んでるうちはいいけど、離れたとき空気穴から少し漏れます。使い勝手はいいです」4-3.ピーチボトル2.5Lを使って(2)「使い始めて5か月近く経ちましたが、乳首が他社の赤い乳首が消耗されていく中、こちらは全然ヘタってません!」参考商品 ピーチボトル2.5L(乳首付属) ご購入はこちら ピーチボトル4.0L(乳首付属) ご購入はこちら SNSアンバサダー様の声 この投稿をInstagramで見る INAHO FARM(@inahofarm)がシェアした投稿 4-4.ハンギングミルク1を使って(1)「とてもしっかりとした作りで、乳首も一般によく見るものよりかなり分厚く丈夫そうです。今まで使っていたものより消耗せずに長く使えそうで、若干価格が高いですが長い目で見れば変わらないかなと思います。ただ、やはり構造が凝っているだけに洗いにくいのと、ミルクの出が少し良すぎたかなと感じたので星4つです。」4-5.ハンギングミルク1を使って(2)「哺乳瓶で飲ませていましたがミルクの量が多くなり購入しました。最初は飲んでくれるか、心配しましたがすぐに飲み始めてくれて安心しました。もしまた購入する場合はこちらの商品を購入したいです。」参考商品 ハンギングミルク1(保温シリコンカバーセット) ご購入はこちら ハンギングミルク3 ご購入はこちら SNSアンバサダー様の声 この投稿をInstagramで見る 山之村牧場(@yamanomura_makiba)がシェアした投稿 5.放牧先進国 NZの哺乳事情ピーチティートは、もともとニュージーランドの子牛哺育システムの中で生まれたものです。放牧先進国の哺乳事情を、ほんの少しだけご紹介します。5-1.冷たいまま給与日本とは異なり、NZでは冷たいミルクをそのまま与えます。さらに一頭ずつではなく、哺乳乳首がたくさんついたタンクのような哺乳具で、一気に給与します。5-2.放牧地で給与NZでは、子牛が生まれる時期を集中させる「季節分娩」が主流ですが、その多くが、「放牧地で出産させる」そうです。これには理由があり、分娩房ではなく分娩牧区で管理をするほうが「経済的」という考え方です。NZで牛舎管理は時間や労力がかかり、「経済的でない」という考え方のため、牛舎がない農家もあるそうです。5-3.一度に数十頭規模で給与分娩牧区では、同時期に50頭以上の子牛が生まれることもあり、トレーラーを使って移動を効率的に行うそうです。6.まとめいかがだったでしょうか。子牛がミルクを飲まない原因は様々ですが、一つずつ試しながらどこに原因があるのかを探ってあげましょう。 また、どうしてもうまくいかない場合、ご不明な場合は、お問合せください。全国各地で導入されてた事例や実績をもとに、専門スタッフがアドバイスをさせていただきます。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【牧場のぬかるみ対策】牧道の施工方法・費用は?骨材は?基礎知識を知ろう
牧場では当たり前に見かる牧道(ぼくどう)ですが、どのような形が理想的なのか?資材費や骨材はどうすれば良いのか?海外ではどのように設置されているのか?意外とご存知の方は少ないのではないでしょうか? ここでは、・牧道の基礎知識・対策方法・設置事例についてご紹介します。最後まで読んでいただければ、きっと、牧道に対する見方が変わること間違いなし!の内容をお届けします。1.牧道(ぼくどう)とは?牛舎から放牧地を行き来するための「通路」を意味します。牛などの家畜はもちろん、人やトラクターなどの重機も往来します。そのため、ぬかるみが発生(泥濘化)しやすい箇所といえます。特に、酪農家さんにとっては、放牧地と搾乳施設を移動する際に歩く通路になりますので、軽視することはできません。2.なぜ?牧場でぬかるみが発生する原因とデメリット2-1.主な原因水はけが悪い土壌である=泥炭や粘土質な土壌では、水はけが悪いため、ぬかるみやすいです。 特に積雪が多い地域では、春先に一気に雪解け水が流れ、浸水してしまうケースもあります。家畜やトラクターの往来が多い場所=パドックや牛舎の出入り口など、人や動物の行き来が多いとどうしても地面が削られ、ぬかるみやすくなってしまいます。傾斜やでこぼこした土地には、雨や水がたまりやすい=中山間地では傾斜が多く、場所によっては水がたまりやすい箇所ができてしまいます。2-2.デメリット作業性の低下=歩きにくいので人も家畜も移動に時間がかかってしまいます。乳房炎などの疾病の原因=泥が付着したまま放置してしまうと、乳房炎や蹄病に掛かってしまうリスクがあります。 特に搾乳牛が乳房炎になってしまうと、経営に影響を与えてしまいます。上記に伴うコストや時間浪費=作業性が低下すればトラクターなどの燃料代が余計にかかり、牛が疾病にかかれば治療費がかさみます。 そればかりか、そこに費やす時間まで浪費されてしまいます。なぜ牧道の整備が必要なのか、なんとなくイメージがついてきたのではないでしょうか。単なる道ととらえず、牧道を整備・改善することで、結果的に、牧場全体への利益をもたらすことが期待できます。3.どんな牧道が理想?放牧先進国のニュージーランド(以下 NZ) の牧道を参考にしてみましょう。3-1.牧道幅は5~7mは確保するトラクターなどの作業機のサイズによってはさらに幅を広げる必要があります。ご自身の今後の牧場計画と照らし合わせながら設計しましょう。3-2.牛が怪我しにくい、火山灰などが理想砕石のように尖ったものだと、牛の足や蹄を気づ付けてしまう恐れがあります。3-3.排水性が悪い土壌の場合、土間材などを使う排水性の悪い土壌の場合、牧道マット、トロフマットなどの土間材などを使って基礎をしっかりすることで、陥没や泥濘化を防ぐことができます。 牧道マット(ペグセット) ご購入はこちら トロフマット(土間材) ご購入はこちら 3-4.表面はかまぼこ状とし、勾配は3~4%が理想例えば、幅5mの牧道の場合、高低差10cmにします。勾配が急になると、牛が傾斜を避け、牧道の両側に集中してしまう恐れがあります。4.牧道を作る場所にも注目!牧道はどこにでも作れば良いというわけではありません。例えば、水はけが良い場所を選ぶことで、泥濘化対策のコストを抑えることができます。また、搾乳施設までの距離が遠かったり、カーブが多いと誘導に時間がかかるだけでなく、家畜の体力消耗や事故などのリスクにつながります。できるだけ最短距離を選びましょう。5.牧道マットの施工方法牧道マットは、牧道の泥濘化対策を簡単・低コストに自力で設置できる全く新しい概念の土間材です。この動画では主に施工方法をご紹介いたします。※撮影場所 弊社デモンストレーションファーム(北海道当別町 2020年5月) ・設置期間:およそ2日間 ・設置距離:約50m ・施工道具、機械:パワーショベル、転圧ローラー、金づち、軍手、ヘルメット ・使用商品:牧道マット、各種骨材(この動画では火山レキを使用)、ヒモ、レーキ、スコップ 5-1.整地するはじめに、設置する場所をパワーショベルやトラクターで整地します必要に応じて泥濘化し易い地表面を削る場合があります。削る場合は、牧道マットの下層に砂利などを敷き地盤を固めます。5-2.牧道マットをペグで固定し、広げる砂のような細骨材を入れる場合は、先に土木透水シート(別売)を敷きます。マス目は均一になるように設置しましょう。マット同士を連結する場合、ヒモや結束バンドなどを使うと便利です。5-3.骨材を充填する敷き詰めた牧道マットに火山レキなどの骨材を充填します。5-4.転圧ローラーを使って骨材を転圧するレーキでならした後、転圧ローラーで骨材に転圧をかけていきます。しっかりと転圧されたら完成です。5-5.完成(before→after)6.よくある質問Q1.どのような骨材がありますか?「火山レキ」がオススメです理由としては、排水性も高く、とがっていないので、牛の足を傷つける心配がほとんどありません。また、転圧をかけたときに締まりやすい点もポイントです。他にも、海砂や石炭灰なども使われます。北海道の海岸部では、カキ殻などが使われるケースもあるそうです。悩んでいる方は、アドバイスできますので、お気軽にお問合せください。Q2.新規で牧道を設置する場合、どのような場所がオススメですか?排水性が良い場所を選ぶのはもちろんですが、例えば乳牛の場合、搾乳施設から近い場所が望ましいです。距離が遠かったり、カーブが多いと誘導に時間がかかるだけでなく、家畜の体力消耗や事故などのリスクにもつながります。できるだけ最短距離を選びましょう。7.施工事例 北海道放牧酪農家様およそ6年前に牧道マットを導入いただいたお客様の事例をご紹介します。かつては、雨が降ると水溜まりだらけになっていた牧道でしたが、その後どのようになったのか、スタッフが現地を訪れました。年々泥濘減っていき、6年も経つと雨の日でもほとんどぬかるまなったとのこと!8.まとめいかがだったでしょうか。牧場によっても牧道の形や設計方法は異なってきますので、気になる方はまずご連絡ください。 豊富な知識と幅広い設置事例をもとに、最適なプランをご提案いたします。(お見積は無料です)ご要望に応じて、オンライン上でのお打合せや、現地を訪れてのご相談も可能ですので、まずはお問合せください。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【牧場のぬかるみ対策】牧道の施工方法・費用は?骨材は?基礎知識を知ろう
牧場では当たり前に見かる牧道(ぼくどう)ですが、どのような形が理想的なのか?資材費や骨材はどうすれば良いのか?海外ではどのように設置されているのか?意外とご存知の方は少ないのではないでしょうか? ここでは、・牧道の基礎知識・対策方法・設置事例についてご紹介します。最後まで読んでいただければ、きっと、牧道に対する見方が変わること間違いなし!の内容をお届けします。1.牧道(ぼくどう)とは?牛舎から放牧地を行き来するための「通路」を意味します。牛などの家畜はもちろん、人やトラクターなどの重機も往来します。そのため、ぬかるみが発生(泥濘化)しやすい箇所といえます。特に、酪農家さんにとっては、放牧地と搾乳施設を移動する際に歩く通路になりますので、軽視することはできません。2.なぜ?牧場でぬかるみが発生する原因とデメリット2-1.主な原因水はけが悪い土壌である=泥炭や粘土質な土壌では、水はけが悪いため、ぬかるみやすいです。 特に積雪が多い地域では、春先に一気に雪解け水が流れ、浸水してしまうケースもあります。家畜やトラクターの往来が多い場所=パドックや牛舎の出入り口など、人や動物の行き来が多いとどうしても地面が削られ、ぬかるみやすくなってしまいます。傾斜やでこぼこした土地には、雨や水がたまりやすい=中山間地では傾斜が多く、場所によっては水がたまりやすい箇所ができてしまいます。2-2.デメリット作業性の低下=歩きにくいので人も家畜も移動に時間がかかってしまいます。乳房炎などの疾病の原因=泥が付着したまま放置してしまうと、乳房炎や蹄病に掛かってしまうリスクがあります。 特に搾乳牛が乳房炎になってしまうと、経営に影響を与えてしまいます。上記に伴うコストや時間浪費=作業性が低下すればトラクターなどの燃料代が余計にかかり、牛が疾病にかかれば治療費がかさみます。 そればかりか、そこに費やす時間まで浪費されてしまいます。なぜ牧道の整備が必要なのか、なんとなくイメージがついてきたのではないでしょうか。単なる道ととらえず、牧道を整備・改善することで、結果的に、牧場全体への利益をもたらすことが期待できます。3.どんな牧道が理想?放牧先進国のニュージーランド(以下 NZ) の牧道を参考にしてみましょう。3-1.牧道幅は5~7mは確保するトラクターなどの作業機のサイズによってはさらに幅を広げる必要があります。ご自身の今後の牧場計画と照らし合わせながら設計しましょう。3-2.牛が怪我しにくい、火山灰などが理想砕石のように尖ったものだと、牛の足や蹄を気づ付けてしまう恐れがあります。3-3.排水性が悪い土壌の場合、土間材などを使う排水性の悪い土壌の場合、牧道マット、トロフマットなどの土間材などを使って基礎をしっかりすることで、陥没や泥濘化を防ぐことができます。 牧道マット(ペグセット) ご購入はこちら トロフマット(土間材) ご購入はこちら 3-4.表面はかまぼこ状とし、勾配は3~4%が理想例えば、幅5mの牧道の場合、高低差10cmにします。勾配が急になると、牛が傾斜を避け、牧道の両側に集中してしまう恐れがあります。4.牧道を作る場所にも注目!牧道はどこにでも作れば良いというわけではありません。例えば、水はけが良い場所を選ぶことで、泥濘化対策のコストを抑えることができます。また、搾乳施設までの距離が遠かったり、カーブが多いと誘導に時間がかかるだけでなく、家畜の体力消耗や事故などのリスクにつながります。できるだけ最短距離を選びましょう。5.牧道マットの施工方法牧道マットは、牧道の泥濘化対策を簡単・低コストに自力で設置できる全く新しい概念の土間材です。この動画では主に施工方法をご紹介いたします。※撮影場所 弊社デモンストレーションファーム(北海道当別町 2020年5月) ・設置期間:およそ2日間 ・設置距離:約50m ・施工道具、機械:パワーショベル、転圧ローラー、金づち、軍手、ヘルメット ・使用商品:牧道マット、各種骨材(この動画では火山レキを使用)、ヒモ、レーキ、スコップ 5-1.整地するはじめに、設置する場所をパワーショベルやトラクターで整地します必要に応じて泥濘化し易い地表面を削る場合があります。削る場合は、牧道マットの下層に砂利などを敷き地盤を固めます。5-2.牧道マットをペグで固定し、広げる砂のような細骨材を入れる場合は、先に土木透水シート(別売)を敷きます。マス目は均一になるように設置しましょう。マット同士を連結する場合、ヒモや結束バンドなどを使うと便利です。5-3.骨材を充填する敷き詰めた牧道マットに火山レキなどの骨材を充填します。5-4.転圧ローラーを使って骨材を転圧するレーキでならした後、転圧ローラーで骨材に転圧をかけていきます。しっかりと転圧されたら完成です。5-5.完成(before→after)6.よくある質問Q1.どのような骨材がありますか?「火山レキ」がオススメです理由としては、排水性も高く、とがっていないので、牛の足を傷つける心配がほとんどありません。また、転圧をかけたときに締まりやすい点もポイントです。他にも、海砂や石炭灰なども使われます。北海道の海岸部では、カキ殻などが使われるケースもあるそうです。悩んでいる方は、アドバイスできますので、お気軽にお問合せください。Q2.新規で牧道を設置する場合、どのような場所がオススメですか?排水性が良い場所を選ぶのはもちろんですが、例えば乳牛の場合、搾乳施設から近い場所が望ましいです。距離が遠かったり、カーブが多いと誘導に時間がかかるだけでなく、家畜の体力消耗や事故などのリスクにもつながります。できるだけ最短距離を選びましょう。7.施工事例 北海道放牧酪農家様およそ6年前に牧道マットを導入いただいたお客様の事例をご紹介します。かつては、雨が降ると水溜まりだらけになっていた牧道でしたが、その後どのようになったのか、スタッフが現地を訪れました。年々泥濘減っていき、6年も経つと雨の日でもほとんどぬかるまなったとのこと!8.まとめいかがだったでしょうか。牧場によっても牧道の形や設計方法は異なってきますので、気になる方はまずご連絡ください。 豊富な知識と幅広い設置事例をもとに、最適なプランをご提案いたします。(お見積は無料です)ご要望に応じて、オンライン上でのお打合せや、現地を訪れてのご相談も可能ですので、まずはお問合せください。 全国送料無料でお届け!まずは資料請求からはじめてみる
【高品質な牧草ロールを作る】価格や現状、取り組み事例についてもご紹介
昨今の天候不順や異常気象、燃料代の高騰、円安など、酪農畜産を取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。この記事では、・牧草ロールの現状・高品質な牧草ロールを作るための手段 5選・無料配布 参考資料についてについて、ご紹介いたします。1.牧草ロールについて牧草を刈り取って、ロール状にラップしたものを「牧草ロール」と呼びます。さらにこれを乳酸発酵させた飼料を「牧草サイレージ」と呼びます。牧草は一般的に「青草」とも呼ばれ、牧草地に育っている草全体を意味します。どちらも家畜に与える餌ですが、その成り立ちに違いがあります。さらに、サイレージにはいくつか種類があります。とうもろこしなどの穀物をロール状にラップしたものは、コーンサイレージと呼ばれます。2.牧草ロールは作る?それとも輸入?両方のケースがあります。国内では、農家さん自身が収穫する場合もあれば、コントラクターに委託している場合もあります。牧草ロールは国産の比率が高いものの、とうもろこしなどの濃厚飼料の自給率が低いことがしばしば話題に上がります。日本の飼料自給率は25%(令和元年度)となっており、農水省によると、「牧草などの粗飼料は国産が77%を占める一方で、とうもろこしなどの濃厚飼料では国産が12%にとどまります。」とあります。こうした課題解決の手段として、輸入穀物に頼らず家畜を飼養できる「放牧」が注目されています。(参考・引用:お肉の自給率 農林水産省 https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/ohanasi01/01-04.html)3.牧草ロールの現状3-1.値上がり傾向?今、牧草地に何が起こっている?牧草ロールの価格(値段)自体は、購入先や時期などによっても異なるので、「一概に市場でこの値段」というものではないようです。参考値ではありますが、北海道内ではおおよそ1個1万円程度にて取引されるケースが多いようです。(2022年現在 酪農家数名への聞き取り結果)輸入牧草の値段は高騰傾向にあります。原因は、干ばつなどの異常気象による収穫量の減少や、円安傾向などが影響しています。購入先によっては4割近く値上がりしており、酪農家の負担増加だけでなく、牛乳などの乳製品への価格にも影響が懸念されています。3-2.日本のサイレージは栄養価が低い?NZプロジェクトから見えてきたこと弊社が2014年から協力している「ニュージーランド北海道酪農協力プロジェクト」において、事前調査として対象農家のサイレージ分析が行われました。結果、ニュージーランドと比較して、日本のサイレージは全体的に栄養価が低いものが多いことがわかりました。原因は刈り取りのタイミングが遅れていたり、草の品質管理など、農家によって課題は様々でしたが、日本の酪農全体に大きな衝撃を与えた出来事でした。NZプロジェクトの詳細については>>>こちら4.高品質な牧草ロールを作る、給餌するためには?4-1.RPMでの数値管理 パスチャーウェッジの把握 ライジングプレートメーター(以下RPM)を使って放牧地を歩きながら、牧草の乾物収量の推定値を算出します。NZでは週に一回、すべての放牧地をこのツールを使って収量調査を行い、放牧と草地管理を行います。数値に基づいて、放牧を実施するか、サイレージにするかなど、意思決定を行います。参考商品 ライジングプレートメーター[乾物収量測定器(草量計)] ご購入はこちら ファイバースタート 20kg(ご紹介のみ) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら4-2.トッピングで短い牧草をキープNZではトッピングといわれている掃除刈りを早めに行うことで、栄養価が高く、短い牧草で管理することができます。前述したRPMを活用したグラフ作成などを参考にして、放牧が間に合わないところは草を刈って管理します。こうすることで、伸びすぎる草を防ぎ、草の品質を高く保つことができます。少し古い情報ですが、2016年にトッピングで短い牧草管理を行った高原さん(北海道天塩町:放牧酪農家)から、ご自身の経営がどのように変わったか?聞き取り調査を行った際の情報を以下に記載します。是非参考になさってください。4-3.屋根付き草架台の利用パドックなどの運動場で放牧している場合、草や面積が限られているため、牧草ロールなどを追加で給餌されているケースが多く見受けられます。ところが、牧草ロールを地面にそのまま置いてしまうと、牛が踏みつけて泥や糞で汚れたり、雨風にもさらされて、すぐに劣化してしまいます。劣化しすぎてしまうと嗜好性も失われ、せっかく用意したロールが次第に牛たちが食べなくなってしまいます。大切な飼料がロスなくウシに利用されるように、アイテムを使うことも飼料の効率的な利用や経費削減につながります。草架台は亜鉛メッキ仕様で、錆に強いだけでなく牛の糞尿にも耐久性があります。床付きなので、ロールが直接地面につかないだけでなく、屋根もついているので、雨風から保護できます。別売のドローバーを使って、トラクターに固定して運搬することができます。参考商品 草架台(屋根付き)※ご紹介のみ ご購入はこちら その他製品は >>>こちら草架台を使って お客様の声「牛が引き出しやすい設計なので、草が散らばってしまうこともあるが、草架台は簡単に移動できるので一か所の地面が傷まないよう移動して利用しています。」4-4.SLFの活用春先などまだ草が少ない状態に、サイレージフィーダーという機械を使用して牧草地にサイレージを散布します。こうすることで、足りない分の草を補うことができます。日本でも取り組んでいらっしゃる農家さんもおり、ゆっくり撒いて落とすことと、できるだけ牛がいる近くに草を撒くことでサイレージを食べきってもらうよう工夫しているとのことです。参考商品 サイレージフィーダー ご購入はこちら その他製品は >>>こちら4-5.電気柵を使った集約放牧 牧草ロールを与えるという点からは異なりますが、昨今のさまざまな経費の値上がりから、牧場経営を見直す一環として、ご相談いただくケースが増えています。放牧のメリットは、牧草地の活用だけでなく、牛の健康増進(蹄病や乳房炎予防など)や、牧場全体の作業時間(牛舎の掃除や給餌作業など)も大幅に減らすことができます。放牧が主体のニュージーランドでは、「牧草地を如何に活用できるか」を重視しています。牧草地の利用率をストッキングレート(1ヘクタールあたりに飼養できる牛の数)と呼んでいます。電気柵で牧区を細かく区切って、家畜が利用できる範囲を制限することで、牧草地の利用率を高めることができます。初めて取り組まれる方は、パドックや運動場のような形でスタートすることもできます。頭数や面積に応じて、最適な設計をご提案しますので、お気軽にご相談ください。5.参考資料高原牧場物語 実家の酪農経営を立て直すために、本州からUターン就農した天塩町の高原弘雄さん。放牧酪農への転向を図り、自力で勉強。さらに「ニュージーランド・北海道酪農協力プロジェクト」の調査・事象対象として選定され、稀にみる経営カイゼンが始まりました。その取り組み内容と成果をご紹介します。詳しくは>>>こちらファームデザインカタログ ファームエイジは放牧を成功させるためのトータルサポートを行っています。それは、単なる電気柵やネットフェンスなどのハード面だけではありません。放牧のノウハウを勉強するセミナー、専門家による経営・事業診断、先進地ニュージーランドの視察など側面的なサポートも行っています。>詳しくは>>>こちら6.まとめいかがだったでしょうか?ご不安な点がありましたら、専門スタッフが対応いたしますので、遠慮なくご相談ください。ご要望に応じて、オンライン上でのお打合せや、現地を訪れてのご相談も可能ですので、まずはお問合せください。(TEL:0120-82-4390)(お問い合わせフォームはこちら)
【高品質な牧草ロールを作る】価格や現状、取り組み事例についてもご紹介
昨今の天候不順や異常気象、燃料代の高騰、円安など、酪農畜産を取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。この記事では、・牧草ロールの現状・高品質な牧草ロールを作るための手段 5選・無料配布 参考資料についてについて、ご紹介いたします。1.牧草ロールについて牧草を刈り取って、ロール状にラップしたものを「牧草ロール」と呼びます。さらにこれを乳酸発酵させた飼料を「牧草サイレージ」と呼びます。牧草は一般的に「青草」とも呼ばれ、牧草地に育っている草全体を意味します。どちらも家畜に与える餌ですが、その成り立ちに違いがあります。さらに、サイレージにはいくつか種類があります。とうもろこしなどの穀物をロール状にラップしたものは、コーンサイレージと呼ばれます。2.牧草ロールは作る?それとも輸入?両方のケースがあります。国内では、農家さん自身が収穫する場合もあれば、コントラクターに委託している場合もあります。牧草ロールは国産の比率が高いものの、とうもろこしなどの濃厚飼料の自給率が低いことがしばしば話題に上がります。日本の飼料自給率は25%(令和元年度)となっており、農水省によると、「牧草などの粗飼料は国産が77%を占める一方で、とうもろこしなどの濃厚飼料では国産が12%にとどまります。」とあります。こうした課題解決の手段として、輸入穀物に頼らず家畜を飼養できる「放牧」が注目されています。(参考・引用:お肉の自給率 農林水産省 https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/ohanasi01/01-04.html)3.牧草ロールの現状3-1.値上がり傾向?今、牧草地に何が起こっている?牧草ロールの価格(値段)自体は、購入先や時期などによっても異なるので、「一概に市場でこの値段」というものではないようです。参考値ではありますが、北海道内ではおおよそ1個1万円程度にて取引されるケースが多いようです。(2022年現在 酪農家数名への聞き取り結果)輸入牧草の値段は高騰傾向にあります。原因は、干ばつなどの異常気象による収穫量の減少や、円安傾向などが影響しています。購入先によっては4割近く値上がりしており、酪農家の負担増加だけでなく、牛乳などの乳製品への価格にも影響が懸念されています。3-2.日本のサイレージは栄養価が低い?NZプロジェクトから見えてきたこと弊社が2014年から協力している「ニュージーランド北海道酪農協力プロジェクト」において、事前調査として対象農家のサイレージ分析が行われました。結果、ニュージーランドと比較して、日本のサイレージは全体的に栄養価が低いものが多いことがわかりました。原因は刈り取りのタイミングが遅れていたり、草の品質管理など、農家によって課題は様々でしたが、日本の酪農全体に大きな衝撃を与えた出来事でした。NZプロジェクトの詳細については>>>こちら4.高品質な牧草ロールを作る、給餌するためには?4-1.RPMでの数値管理 パスチャーウェッジの把握 ライジングプレートメーター(以下RPM)を使って放牧地を歩きながら、牧草の乾物収量の推定値を算出します。NZでは週に一回、すべての放牧地をこのツールを使って収量調査を行い、放牧と草地管理を行います。数値に基づいて、放牧を実施するか、サイレージにするかなど、意思決定を行います。参考商品 ライジングプレートメーター[乾物収量測定器(草量計)] ご購入はこちら ファイバースタート 20kg(ご紹介のみ) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら4-2.トッピングで短い牧草をキープNZではトッピングといわれている掃除刈りを早めに行うことで、栄養価が高く、短い牧草で管理することができます。前述したRPMを活用したグラフ作成などを参考にして、放牧が間に合わないところは草を刈って管理します。こうすることで、伸びすぎる草を防ぎ、草の品質を高く保つことができます。少し古い情報ですが、2016年にトッピングで短い牧草管理を行った高原さん(北海道天塩町:放牧酪農家)から、ご自身の経営がどのように変わったか?聞き取り調査を行った際の情報を以下に記載します。是非参考になさってください。4-3.屋根付き草架台の利用パドックなどの運動場で放牧している場合、草や面積が限られているため、牧草ロールなどを追加で給餌されているケースが多く見受けられます。ところが、牧草ロールを地面にそのまま置いてしまうと、牛が踏みつけて泥や糞で汚れたり、雨風にもさらされて、すぐに劣化してしまいます。劣化しすぎてしまうと嗜好性も失われ、せっかく用意したロールが次第に牛たちが食べなくなってしまいます。大切な飼料がロスなくウシに利用されるように、アイテムを使うことも飼料の効率的な利用や経費削減につながります。草架台は亜鉛メッキ仕様で、錆に強いだけでなく牛の糞尿にも耐久性があります。床付きなので、ロールが直接地面につかないだけでなく、屋根もついているので、雨風から保護できます。別売のドローバーを使って、トラクターに固定して運搬することができます。参考商品 草架台(屋根付き)※ご紹介のみ ご購入はこちら その他製品は >>>こちら草架台を使って お客様の声「牛が引き出しやすい設計なので、草が散らばってしまうこともあるが、草架台は簡単に移動できるので一か所の地面が傷まないよう移動して利用しています。」4-4.SLFの活用春先などまだ草が少ない状態に、サイレージフィーダーという機械を使用して牧草地にサイレージを散布します。こうすることで、足りない分の草を補うことができます。日本でも取り組んでいらっしゃる農家さんもおり、ゆっくり撒いて落とすことと、できるだけ牛がいる近くに草を撒くことでサイレージを食べきってもらうよう工夫しているとのことです。参考商品 サイレージフィーダー ご購入はこちら その他製品は >>>こちら4-5.電気柵を使った集約放牧 牧草ロールを与えるという点からは異なりますが、昨今のさまざまな経費の値上がりから、牧場経営を見直す一環として、ご相談いただくケースが増えています。放牧のメリットは、牧草地の活用だけでなく、牛の健康増進(蹄病や乳房炎予防など)や、牧場全体の作業時間(牛舎の掃除や給餌作業など)も大幅に減らすことができます。放牧が主体のニュージーランドでは、「牧草地を如何に活用できるか」を重視しています。牧草地の利用率をストッキングレート(1ヘクタールあたりに飼養できる牛の数)と呼んでいます。電気柵で牧区を細かく区切って、家畜が利用できる範囲を制限することで、牧草地の利用率を高めることができます。初めて取り組まれる方は、パドックや運動場のような形でスタートすることもできます。頭数や面積に応じて、最適な設計をご提案しますので、お気軽にご相談ください。5.参考資料高原牧場物語 実家の酪農経営を立て直すために、本州からUターン就農した天塩町の高原弘雄さん。放牧酪農への転向を図り、自力で勉強。さらに「ニュージーランド・北海道酪農協力プロジェクト」の調査・事象対象として選定され、稀にみる経営カイゼンが始まりました。その取り組み内容と成果をご紹介します。詳しくは>>>こちらファームデザインカタログ ファームエイジは放牧を成功させるためのトータルサポートを行っています。それは、単なる電気柵やネットフェンスなどのハード面だけではありません。放牧のノウハウを勉強するセミナー、専門家による経営・事業診断、先進地ニュージーランドの視察など側面的なサポートも行っています。>詳しくは>>>こちら6.まとめいかがだったでしょうか?ご不安な点がありましたら、専門スタッフが対応いたしますので、遠慮なくご相談ください。ご要望に応じて、オンライン上でのお打合せや、現地を訪れてのご相談も可能ですので、まずはお問合せください。(TEL:0120-82-4390)(お問い合わせフォームはこちら)
【ヤギの飼い方】どんな柵がオススメ?費用や事例もご紹介(電気柵、フィールドフェンス)
ヤギと言えば家畜のイメージですが、最近はペットとして飼われるケースも増えているそうです。最近、弊社スタッフの中にも「趣味でヤギを飼い始めた!」という人まで現れました!一方で、レンタルサービスなどの事例もたくさんあり、どのような管理方法が良いか迷っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。この記事は、・ヤギを飼うメリットや留意点・柵を立てるなら金網フェンス?電気柵?どちらが良い?について記載しています。1.ヤギ(山羊)について ウシ科の動物。日本では家畜として、食肉やミルク、チーズなどの加工品として人々に親しまれてきました。最近は、ペットとしても飼われるケースも増えているそうです。世界中に様々な種類が生息していますが、日本でよくみられるのは「ザーネン種」というヤギです。2.ヤギを飼うメリット・留意点 飼う場合は大きく分けて飼育するか、レンタルするかの2つの方法がありますが両方に共通する事項をあげます。特に飼育する場合は、家畜保健衛生所へ届け出する必要があるほか、万一、病気にかかった際のことも考え、対応を考えておきましょう。2-1.メリット・雑草などを食べてくれる(除草効果) 牧草だけでなく雑草もよく食べるので、河川の法面や耕作放棄地などで「除草」してくれます。草刈機を使わない分、二酸化炭素やエネルギーを使いません。業者に依頼した場合は草刈り機で刈り取った草はゴミとして捨てる必要があり、費用もかさんでしまいます。最近では太陽光発電所(ソーラーパネル)が普及したことで、設備周辺に生える雑草対策として活用されるなど、活躍の幅を広げています。・ペットのような癒しを与えてくれる 夢中で草を食べる様子は愛くるしく、ぼーっと眺めるだけでも、癒されますよね・・・。ただ、鋭い角や蹄を持っており、近づきすぎると攻撃される恐れがあるので、注意が必要です。・獣害対策との緩衝地帯が作られる 場所によっては、山林との間にヤギを放牧させてから獣害がなくなった という地域もあるそうです。野生動物は人に見つからないよう、山林を通ってきますが、最近は手入れがなされず、雑草が繁茂している場所が増えています。こうした場所にヤギを放牧して、除草させることで、野生動物の隠れ家がなくなり、人間の過ごす空間との間に緩衝地帯が作られます。2-3.留意点・十分な餌や飲水を用意する 餌となる草が不十分だと、フェンスを設置していても強引に脱柵しようとしてます。また飲み水がすぐに飲める水槽(給水設備)も整えておきましょう。特に夏季は暑く、消耗しやすくなったり、水槽の中の水が汚れやすいため、定期的な見回りが推奨されます。・日陰などの休息場所を用意する いくら動物でも暑い夏に日光が当たり続けると、体調を崩してしまう恐れがあります。大きな木や林が近くにあって日陰にアクセスしやすい環境であれば良いのですが、ない場合は、簡易的な小屋やタープのようなテントを張るなど、暑さ対策をしましょう。参考商品 ファームシェード (家畜の暑熱対策)※支柱別売 ご購入はこちら 角型トロフ80リットル (ファーストフローバルブ付属) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら・獣害対策をするヤギが脱柵しないことも重要ですが、万一、野生動物に遭遇しても侵入されない仕様を考えましょう。クマなど大型動物に遭遇してしまえば、ヤギにとっても命の危険になりますし、レンタルしている方は必須対策でしょう。3.飼うための「柵」は?電気柵?金網?首輪とリードを使って飼育する方法もありますが、リード同士が絡まって首を絞めつけてしまったり、給水設備まで自由にアクセスできなかったりと、リスクや管理技術が伴うため、ここではヤギが自由に動ける柵(電気柵、金網など)についてご紹介いたします。3-1.フィールドフェンス(金網) 野生動物の侵入防止や家畜の放牧に特化した金網(かなあみ)です。フィールドフェンスの詳細については>>> こちら・特徴一般的なメッシュ柵等と異なる点として、(1)緊張することで柵強度が上がること、(2)亜鉛メッキの2倍長持ちする「高耐食特殊メッキ」を施していることが挙げられます。・選ぶ際のポイント一度設置すれば、長期間にわたって効果を発揮できるのが最大のメリットです。・費用(コスト)設置するには工事を伴うことが多いため、初期投資は高額になりがちです。参考商品 【ヤギ用】フィールドフェンス 高さ120cm×30m巻 ご購入はこちら 【ウシ用】フィールドフェンス 高さ155cm×30m巻 ご購入はこちら その他製品は >>>こちら3-2.電気柵野生動物対策として幅広く利用され、中山間地の田畑や牧場の周囲でよく見かけることができます。簡易柵の詳細については>>> こちら・特徴動物が電気柵ワイヤーに触れることで、電気が動物の体を通って地面に流れ、アースから本器へ流れる電気柵の回路が成立します。これにより強いショックに驚いた動物は、その後心理的に柵に近寄りにくくなります。・選ぶ際のポイントメリットとしては、設置が簡単なので、自力で施工できます。延長する際や、設置場所を移動する際も回収が楽なので、初めて野生動物対策に取り組まれる方にもオススメです。但し、電圧測定や下草管理など、定期的なメンテナンスが必要になります。参考商品 ソーラーガード50 ご購入はこちら ホワイトワイヤーライトX(400m巻) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら・費用(コスト)距離や設置環境にもよりますが、金網フェンスよりもが安価にすむことが多いです。3-3.簡易パドック(ファームゲート) 牛舎の仕切りなどに使う鉄製のゲートを組み合わせて、簡易的なパドックにすることができます。ヤギが乗ったりぶつかったりしても、ゲート同士が固定されているので、倒れることはありません。写真仕様資材:FE302×2枚、FE162×2枚、簡易ストッパーピン×4本、アジャスタブルクランプ(大)×8セットパドックそのものを移動できるので、別の場所へ移設や糞の掃除にも便利です。頭数や規模に応じて、自由に組み立てれるので、後から追加することもできますし、取り外して小さくするなど、自由自在です。但し、地面がフラットでないとぐらついてしまうこと、小さい個体は格子からすり抜けてしまう恐れがあるので、月齢によっては不向きの可能性があります。参考商品 ファームゲートFE162(幅1610mm×高さ995mm) ご購入はこちら ファームゲートFE182(幅1810mm×高さ995mm) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら5.【お客様の事例】ドメーヌレゾン 様(北海道中富良野町)「ドメーヌレゾン」様(@domaine_raison_)ではブドウ畑にヤギ放牧用の電気柵を使用されています。ドメーヌレゾン様ではヤギが、ワイン作りの一翼を担っています。ブドウ畑に放牧されたヤギは、下草を食べて下草を管理するだけでなく、ヤギの排泄物は、ブドウ畑の土の堆肥として利用されて、育ったブドウは、ワインの原料となっています。さらにヤギたちのヤギミルクはお店で味わうことができるそうです。まさに「サスティナブル(持続可能な)」農業ですね!・ドメーヌレゾン様のオンラインショップは>>> こちら6.まとめいかがでしたでしょうか。...
【ヤギの飼い方】どんな柵がオススメ?費用や事例もご紹介(電気柵、フィールドフェンス)
ヤギと言えば家畜のイメージですが、最近はペットとして飼われるケースも増えているそうです。最近、弊社スタッフの中にも「趣味でヤギを飼い始めた!」という人まで現れました!一方で、レンタルサービスなどの事例もたくさんあり、どのような管理方法が良いか迷っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。この記事は、・ヤギを飼うメリットや留意点・柵を立てるなら金網フェンス?電気柵?どちらが良い?について記載しています。1.ヤギ(山羊)について ウシ科の動物。日本では家畜として、食肉やミルク、チーズなどの加工品として人々に親しまれてきました。最近は、ペットとしても飼われるケースも増えているそうです。世界中に様々な種類が生息していますが、日本でよくみられるのは「ザーネン種」というヤギです。2.ヤギを飼うメリット・留意点 飼う場合は大きく分けて飼育するか、レンタルするかの2つの方法がありますが両方に共通する事項をあげます。特に飼育する場合は、家畜保健衛生所へ届け出する必要があるほか、万一、病気にかかった際のことも考え、対応を考えておきましょう。2-1.メリット・雑草などを食べてくれる(除草効果) 牧草だけでなく雑草もよく食べるので、河川の法面や耕作放棄地などで「除草」してくれます。草刈機を使わない分、二酸化炭素やエネルギーを使いません。業者に依頼した場合は草刈り機で刈り取った草はゴミとして捨てる必要があり、費用もかさんでしまいます。最近では太陽光発電所(ソーラーパネル)が普及したことで、設備周辺に生える雑草対策として活用されるなど、活躍の幅を広げています。・ペットのような癒しを与えてくれる 夢中で草を食べる様子は愛くるしく、ぼーっと眺めるだけでも、癒されますよね・・・。ただ、鋭い角や蹄を持っており、近づきすぎると攻撃される恐れがあるので、注意が必要です。・獣害対策との緩衝地帯が作られる 場所によっては、山林との間にヤギを放牧させてから獣害がなくなった という地域もあるそうです。野生動物は人に見つからないよう、山林を通ってきますが、最近は手入れがなされず、雑草が繁茂している場所が増えています。こうした場所にヤギを放牧して、除草させることで、野生動物の隠れ家がなくなり、人間の過ごす空間との間に緩衝地帯が作られます。2-3.留意点・十分な餌や飲水を用意する 餌となる草が不十分だと、フェンスを設置していても強引に脱柵しようとしてます。また飲み水がすぐに飲める水槽(給水設備)も整えておきましょう。特に夏季は暑く、消耗しやすくなったり、水槽の中の水が汚れやすいため、定期的な見回りが推奨されます。・日陰などの休息場所を用意する いくら動物でも暑い夏に日光が当たり続けると、体調を崩してしまう恐れがあります。大きな木や林が近くにあって日陰にアクセスしやすい環境であれば良いのですが、ない場合は、簡易的な小屋やタープのようなテントを張るなど、暑さ対策をしましょう。参考商品 ファームシェード (家畜の暑熱対策)※支柱別売 ご購入はこちら 角型トロフ80リットル (ファーストフローバルブ付属) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら・獣害対策をするヤギが脱柵しないことも重要ですが、万一、野生動物に遭遇しても侵入されない仕様を考えましょう。クマなど大型動物に遭遇してしまえば、ヤギにとっても命の危険になりますし、レンタルしている方は必須対策でしょう。3.飼うための「柵」は?電気柵?金網?首輪とリードを使って飼育する方法もありますが、リード同士が絡まって首を絞めつけてしまったり、給水設備まで自由にアクセスできなかったりと、リスクや管理技術が伴うため、ここではヤギが自由に動ける柵(電気柵、金網など)についてご紹介いたします。3-1.フィールドフェンス(金網) 野生動物の侵入防止や家畜の放牧に特化した金網(かなあみ)です。フィールドフェンスの詳細については>>> こちら・特徴一般的なメッシュ柵等と異なる点として、(1)緊張することで柵強度が上がること、(2)亜鉛メッキの2倍長持ちする「高耐食特殊メッキ」を施していることが挙げられます。・選ぶ際のポイント一度設置すれば、長期間にわたって効果を発揮できるのが最大のメリットです。・費用(コスト)設置するには工事を伴うことが多いため、初期投資は高額になりがちです。参考商品 【ヤギ用】フィールドフェンス 高さ120cm×30m巻 ご購入はこちら 【ウシ用】フィールドフェンス 高さ155cm×30m巻 ご購入はこちら その他製品は >>>こちら3-2.電気柵野生動物対策として幅広く利用され、中山間地の田畑や牧場の周囲でよく見かけることができます。簡易柵の詳細については>>> こちら・特徴動物が電気柵ワイヤーに触れることで、電気が動物の体を通って地面に流れ、アースから本器へ流れる電気柵の回路が成立します。これにより強いショックに驚いた動物は、その後心理的に柵に近寄りにくくなります。・選ぶ際のポイントメリットとしては、設置が簡単なので、自力で施工できます。延長する際や、設置場所を移動する際も回収が楽なので、初めて野生動物対策に取り組まれる方にもオススメです。但し、電圧測定や下草管理など、定期的なメンテナンスが必要になります。参考商品 ソーラーガード50 ご購入はこちら ホワイトワイヤーライトX(400m巻) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら・費用(コスト)距離や設置環境にもよりますが、金網フェンスよりもが安価にすむことが多いです。3-3.簡易パドック(ファームゲート) 牛舎の仕切りなどに使う鉄製のゲートを組み合わせて、簡易的なパドックにすることができます。ヤギが乗ったりぶつかったりしても、ゲート同士が固定されているので、倒れることはありません。写真仕様資材:FE302×2枚、FE162×2枚、簡易ストッパーピン×4本、アジャスタブルクランプ(大)×8セットパドックそのものを移動できるので、別の場所へ移設や糞の掃除にも便利です。頭数や規模に応じて、自由に組み立てれるので、後から追加することもできますし、取り外して小さくするなど、自由自在です。但し、地面がフラットでないとぐらついてしまうこと、小さい個体は格子からすり抜けてしまう恐れがあるので、月齢によっては不向きの可能性があります。参考商品 ファームゲートFE162(幅1610mm×高さ995mm) ご購入はこちら ファームゲートFE182(幅1810mm×高さ995mm) ご購入はこちら その他製品は >>>こちら5.【お客様の事例】ドメーヌレゾン 様(北海道中富良野町)「ドメーヌレゾン」様(@domaine_raison_)ではブドウ畑にヤギ放牧用の電気柵を使用されています。ドメーヌレゾン様ではヤギが、ワイン作りの一翼を担っています。ブドウ畑に放牧されたヤギは、下草を食べて下草を管理するだけでなく、ヤギの排泄物は、ブドウ畑の土の堆肥として利用されて、育ったブドウは、ワインの原料となっています。さらにヤギたちのヤギミルクはお店で味わうことができるそうです。まさに「サスティナブル(持続可能な)」農業ですね!・ドメーヌレゾン様のオンラインショップは>>> こちら6.まとめいかがでしたでしょうか。...
キャンプ場の熊(クマ)対策は必要?海外では電気柵を張るケースも
このところキャンプ場が大ブームですね。スタッフの中でもキャンプデビューしたり、今度はあそこのキャンプ場に行くんだ~といった声も聞きます(うらやましい)ですが、自然を侮るなかれ。時に思いもせぬ「出会い」があるかもしれません。事前の下調べや、持ち物や準備はしっかり行いましょう。この記事では基礎的な情報と、テント周りに電気柵を設置するなど、海外での事例についても触れていきます。1.クマの生態について日本には大きく分けて2種類の熊が生息します。本州以南に生息するツキノワグマと、北海道に生息するヒグマです。ヒグマのほうがより大型といわれ、大きい個体では体長が2m近くになる場合があります。体が大きいため、動きが遅いと思われがちですが実際は俊敏で、最大で時速50km以上で走るため、人間の足で逃げ切ることは不可能といわれています。・増えるクマと人との軋轢古来からクマは恐れられる存在ではありましたが、近年、人間との軋轢の増加が指摘されています。もともとクマには人間や家畜などを襲う習性はないといわれていますが、最近では従来のセオリーが通じない個体がしばしば見受けられます。・農作物被害畑など作物を荒らすのが「農作物被害」です。飼料用トウモロコシからスイカ、メロンなど被害を受ける作物の幅は広いです。被害金額はヒグマだけでも2億円を超えており、ホルスタインなど家畜を襲うケースもあるため、強く問題視されています。さらに、執着心が強いため、一度出没した場所に繰り返し被害を与えてしまいます。・人身被害 車や電車などとの衝突事故が発生すると、物流に大きな乱れが生じます。都市部でも発見されるケースも増えてきています。2.クマにであわないために。キャンプ場に行く前に!事前に確認すべきポイント・熊鈴や撃退スプレーなどの対策品は持っているか 万一の備えをもっていきましょう。 熊鈴はかばんや身に着けることで音が鳴ります。音を出すことで「人間がここにいる」ことを動物側にアピールすることができます。熊撃退スプレーは吹き付けることで、身を守る効果があります。ただ風向きを配慮すること、物理的な効果はないことなど、いくつか使用するうえでの注意点があります。・クマの生息域に近い環境ではないか山間地にあるキャンプ場は特に配慮が必要です。周囲での目撃情報も参考になるでしょう。・ゴミや食料はそのままにしていないかキャンプをしている最中の注意点になりますが、食料をそのままにしてしまうと餌でおびき寄せるようなものですので、絶対にやめましょう。周囲の方への迷惑にもなってしまいますので、キャンプ場のゴミ出しのルールに従って処理しましょう。3.【対策事例】キャンプ場の周囲やテント周りに対策をする場合もキャンプブームも相まって、キャンプ場の野生動物対策のご相談を受けるケースが増えてきました。「利用者さんに安全に宿泊してもらいたい」「キャンプ場の周りに、野生動物が侵入防止フェンスを設置できないか」など、さまざまなお声を聴いています。ここでは、キャンプ場のみならず、クマの侵入防止策の事例をご紹介します。・電気柵 対象:ツキノワグマデントコーン畑に設置された電気柵です。基本的にヒグマ対策の電気柵は、ワイヤーを3段設置しますが、ここはさらにもう一段、動物側に低く設置しています。これをトリップ柵と言います。こうすることで、より下からの侵入を防止することができます。よく「上からジャンプするのではないか」といわれることがありますが、野生動物はまず下からなんとか侵入できないかを探ります。特に、ヒグマは地面を掘るのも得意ですので、トリップ柵は効果的です。(参考:クマ用電気柵セット 周囲200m/出入り口一か所※こちらのセットはトリップ仕様ではありません)・電気柵×フェンス(金網)対象:ヒグマ×シカ北海道内のガーデンに設置されたフェンスです。多くの来園者さんが来られるので、安心して利用してもらえるよう、厳重な仕様にしつつ、景観を損なわないよう木柱を使用するなど、デザイン面も配慮しています。フェンスの高さは2mあり、下30cmはL字に折れ曲がっています。そうすることで、地面を掘り返して侵入する隙間をなくしています。さらに、フェンスの上部には電気柵を設置し、フェンスをよじ登れないようにしています。・海外ではテント周りに電気柵を設置するケースもソロキャンプなどもブームになっていますが、海外では自分の張ったテントの周りに電気柵を設置するケースもあるそうです。短い距離なので設置回収も簡単ですし、安心ですね。4.まとめいかがだったでしょうか。クマを恐れすぎる必要はありませんが、大切なのは「適切な距離を保てているか」が重要です。自然は自分たち人間のものだけでなく、多くの生き物が暮らす環境と考え、そこに入るときには準備や配慮が必要になります。是非参考にしていただければと思います。私たちファームエイジとしても、引き続き「野生動物との共存」が図れるフェンスの提案を続けていきます。設計やお見積りのご相談にも乗れますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。(TEL:0120-82-4390)(お問い合わせフォームはこちら)
キャンプ場の熊(クマ)対策は必要?海外では電気柵を張るケースも
このところキャンプ場が大ブームですね。スタッフの中でもキャンプデビューしたり、今度はあそこのキャンプ場に行くんだ~といった声も聞きます(うらやましい)ですが、自然を侮るなかれ。時に思いもせぬ「出会い」があるかもしれません。事前の下調べや、持ち物や準備はしっかり行いましょう。この記事では基礎的な情報と、テント周りに電気柵を設置するなど、海外での事例についても触れていきます。1.クマの生態について日本には大きく分けて2種類の熊が生息します。本州以南に生息するツキノワグマと、北海道に生息するヒグマです。ヒグマのほうがより大型といわれ、大きい個体では体長が2m近くになる場合があります。体が大きいため、動きが遅いと思われがちですが実際は俊敏で、最大で時速50km以上で走るため、人間の足で逃げ切ることは不可能といわれています。・増えるクマと人との軋轢古来からクマは恐れられる存在ではありましたが、近年、人間との軋轢の増加が指摘されています。もともとクマには人間や家畜などを襲う習性はないといわれていますが、最近では従来のセオリーが通じない個体がしばしば見受けられます。・農作物被害畑など作物を荒らすのが「農作物被害」です。飼料用トウモロコシからスイカ、メロンなど被害を受ける作物の幅は広いです。被害金額はヒグマだけでも2億円を超えており、ホルスタインなど家畜を襲うケースもあるため、強く問題視されています。さらに、執着心が強いため、一度出没した場所に繰り返し被害を与えてしまいます。・人身被害 車や電車などとの衝突事故が発生すると、物流に大きな乱れが生じます。都市部でも発見されるケースも増えてきています。2.クマにであわないために。キャンプ場に行く前に!事前に確認すべきポイント・熊鈴や撃退スプレーなどの対策品は持っているか 万一の備えをもっていきましょう。 熊鈴はかばんや身に着けることで音が鳴ります。音を出すことで「人間がここにいる」ことを動物側にアピールすることができます。熊撃退スプレーは吹き付けることで、身を守る効果があります。ただ風向きを配慮すること、物理的な効果はないことなど、いくつか使用するうえでの注意点があります。・クマの生息域に近い環境ではないか山間地にあるキャンプ場は特に配慮が必要です。周囲での目撃情報も参考になるでしょう。・ゴミや食料はそのままにしていないかキャンプをしている最中の注意点になりますが、食料をそのままにしてしまうと餌でおびき寄せるようなものですので、絶対にやめましょう。周囲の方への迷惑にもなってしまいますので、キャンプ場のゴミ出しのルールに従って処理しましょう。3.【対策事例】キャンプ場の周囲やテント周りに対策をする場合もキャンプブームも相まって、キャンプ場の野生動物対策のご相談を受けるケースが増えてきました。「利用者さんに安全に宿泊してもらいたい」「キャンプ場の周りに、野生動物が侵入防止フェンスを設置できないか」など、さまざまなお声を聴いています。ここでは、キャンプ場のみならず、クマの侵入防止策の事例をご紹介します。・電気柵 対象:ツキノワグマデントコーン畑に設置された電気柵です。基本的にヒグマ対策の電気柵は、ワイヤーを3段設置しますが、ここはさらにもう一段、動物側に低く設置しています。これをトリップ柵と言います。こうすることで、より下からの侵入を防止することができます。よく「上からジャンプするのではないか」といわれることがありますが、野生動物はまず下からなんとか侵入できないかを探ります。特に、ヒグマは地面を掘るのも得意ですので、トリップ柵は効果的です。(参考:クマ用電気柵セット 周囲200m/出入り口一か所※こちらのセットはトリップ仕様ではありません)・電気柵×フェンス(金網)対象:ヒグマ×シカ北海道内のガーデンに設置されたフェンスです。多くの来園者さんが来られるので、安心して利用してもらえるよう、厳重な仕様にしつつ、景観を損なわないよう木柱を使用するなど、デザイン面も配慮しています。フェンスの高さは2mあり、下30cmはL字に折れ曲がっています。そうすることで、地面を掘り返して侵入する隙間をなくしています。さらに、フェンスの上部には電気柵を設置し、フェンスをよじ登れないようにしています。・海外ではテント周りに電気柵を設置するケースもソロキャンプなどもブームになっていますが、海外では自分の張ったテントの周りに電気柵を設置するケースもあるそうです。短い距離なので設置回収も簡単ですし、安心ですね。4.まとめいかがだったでしょうか。クマを恐れすぎる必要はありませんが、大切なのは「適切な距離を保てているか」が重要です。自然は自分たち人間のものだけでなく、多くの生き物が暮らす環境と考え、そこに入るときには準備や配慮が必要になります。是非参考にしていただければと思います。私たちファームエイジとしても、引き続き「野生動物との共存」が図れるフェンスの提案を続けていきます。設計やお見積りのご相談にも乗れますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。(TEL:0120-82-4390)(お問い合わせフォームはこちら)